アンデスの創造神ビラコチャは、チチカカ湖から生まれ、湖畔のティワナコに住み着いたとされています。
ティワナコの文化は、紀元前2世紀から紀元後1000年くらいまで繁栄していました。
かつては巨大な宗教センターと考えられていたのですが、最近になって、強大なティワナコ帝国が存在したものと見られるようになりました。高度に発達した農業システムを持ち、現在のペルー南部からチリ、アルゼンチン北部にまで広がっていたのです。
ティワナコは紀元1200年頃までには消滅してしまいました。しかし、現代のボリビアに住む原住民アイマラの人々は、このティワナコの住民の子孫と言われています。
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