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アーサー・コナン・ドイル

1859〜1930年。イギリスの作家。シャーロック・ホームズ・シリーズで有名。


ドイルはこんな妖精の写真を信じた……!?

言わずと知れた名探偵シャーロック・ホームズの生みの親。本業は眼科医でしたが、暇にまかせて書いた小説が売れて作家になってしまいました。ホームズものだけでなく、歴史小説やSF小説も手がけ、ボーア戦争には医者として従軍し、1902年にはナイトの位まで受けています。
ところがこのドイル、晩年は心霊主義に傾倒し、その普及に尽力しています。ドイルが死後の生命の存在を信じるようになったのは、第一次世界大戦で死亡した息子からの通信を、ドイル自身が受けたのが原因ということです。1920年にコッティングレイで妖精の写真が撮影されたときには、ドイルはその真正を疑わなかったようです。
実はドイルは、イエーツやブレイクと同じく、ケルト民族の血を受け継いでいました。彼が霊や妖精の存在を信じるにいたったのも、このケルトの血のなせるワザかもしれません。

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