J-WAVE SUPER LINE 'J' オンエアリスト

1999. 2.27

1 . IT'S A BEAUTIFUL DAY
  CARNATION

2 . MORE THAN I CAN SAY
  LEO SAYER

3 . TO ZION
  LAURYN HILL FEAT.CARLOS SANTANA

4 . THERE MUST BE AN ANGEL (PLAYING WITH MY HEART)
  EURYTHMICS

5 . ONLY FOR YOU
  SAKURA

6 . SHOULD'VE KNOWN BETTER
  BILLY PRESTON

7 . FOOL & THE GANG
  GREAT 3

8 . YOU'RE THE SUMMER
  WORKSHY

9 . EVER SINCE YOU'RE GONE
  BRINSLEY SCHWARZ

10. ロビンソン
  SPITZ

11. ANYONE AT ALL
  CAROLE KING

12. DARLIN'
  BEACH BOYS


カタヨセアキトのコメント <1999. 2.27>

Katayose says;暖かいですね。今日はすごくですね。

(もう、ほんと、春ですね)

そうだね。春も近いって感じですね。

(どうしますか、今まで着てなかった冬のオシャレ着)

え? 僕そんな冬服持ってないですから。

(いつも、、、そうですね、薄着ですね)

だいたい、薄着っていうか、そうだな、あんまり外出ないんだよね、 よく考えてみたら。家から駐車場まで歩くくらいのもんだもの。 車ばっか乗っててさ。

(そうですね、車に乗ってるとあんまり必要ないですよね)

よくないと思うけどね。

(でもなんか、今年あんまり寒くなかったんで、 まあ寒い日もありましたけど、コートで着てないのとかあるんですよ。 どーしましょう。来年までおあずけって感じですね)

まあとっといた方がいいでしょうね。でも土曜日はいい天気、 多いですよね。こう振り返ってみると結構ね。



1. IT'S A BEAUTIFUL DAY  CARNATION

ゲストにも来てくれましたよね。 こんな日にはぴったりのナンバーでした。


2. MORE THAN I CAN SAY  LEO SAYER

いい曲ですね。レオ・セイヤー、 僕はあんまり知らないんですけどね、AORと言うよりは、 ちょっとシンガー・ソング・ライター系の人のような気がしましたけどね。 あの、アンドリュー・ ゴールドの歌を歌ってたのがすごい印象に残ってますけどね、 それがなんかすごくね、おぼえてますけどね。いい曲でしたね。


3. TO ZION   LAURYN HILL FEAT.CARLOS SANTANA

(ローリン・ヒルといえば、今日はですね、グラミー賞、 ベスト・アルバム賞他、5部門受賞したんですよ、彼女)

でもなんか獲るだろうね、いいアルバムだったしね、すごくね。

(で、来てたばっかりなんですよね、ローリン・ヒルってね)

やってましたね、ライブ。

(だけれども、ライブを見逃した方のためにですね、今晩10時から、 WOWOWで彼女のライブの模様を観ることが出来るということなんですよ。 加入してる人は、そして、加入している友だちを知っている人はですね)

うちの母親も加入してますけどね。

(してますか、じゃあお母さんのとこへ行って、 WOWOW観るのいいかもしれませんよ)

そうだね(笑)。


【ゲスト#2-32】 SAKURAさん

片寄くん: お待たせしました。今日はですね、2月24日にニューアルバム 『LOVE ON WINGS』をリリースしたばかりのSAKURAさんが スタジオに遊びに来てくれました。こんにちは、お久しぶりです。

SAKURAさん:こんにちは。 ごぶさたしてます。

シルビアさん:お帰りなさいませ。

サ:ただいま。

片:前に来てくれた時にはお腹に赤ちゃんがいる、、、 状態って言ったらあれなのかな、で来てくれたんですけど、 今日はですね、無事出産も終わりましてですね、、、もう何ヶ月ですか?

サ:今、5ヶ月です。

シ: もういっちばん可愛いですよねー。

サ:そうですね、はい。

片: もう、ほっぺた、こう、握り倒したいような感じがね。

シ: こういう人もいらっしゃるんですよね。

片: 僕、赤ちゃん見ると、でもつねりたくなるんですよね。

シ: 可愛さ余って肉さ100倍ってやつですか?

片: いや、憎くはないんですけど、可愛くて可愛くてこう、 つねりたくなるんですよ。

サ: でも確かにフニフニしてますよね。

片: 連れて来てもらいたかったんですけどね、今日ね。

シ: 今まだ5ヶ月で、外にはあまり出れないんですか?

サ: でも、去年のクリスマスとかはシアトルに一緒に行ったりとか、 2ヶ月の時とかもバンバン外国に連れてたりしてたんで、

シ:じゃ、強い子ですね。

片:立派な子に育ててね。

シ:男の子なんですよね。

サ:そうです。はい。

片: アルバムですね、『LOVE ON WINGS』が出たばっかりなんですけどね、 これいいですね。

サ:ありがとうございます。

片: 僕ね、真面目に、こう、グッとくるっていうかね。 なんて僕は心の汚い人間だったんだろうって、アルバムを聴いたあとにね、 思わされるんですよね。特に、「君のために」とかね、もう、 涙腺うるみますよ。これ聴き終わった後、特にね、わたしはなんて、、、 過ちばっかり犯してきた人間なんだろうってことをね、

シ: ちょっと直そうかなって思いましたか。

片: ちょっと直そうかなって思わないとこが僕の悪いとこなんですけどね。 すっごいいいアルバムでね、いっぱい、でもいろんなプロデューサー、 今回参加したってことが話題になってると思うんですけど、どうでした?  桜井くんとかね、真心ブラザーズの。 彼がプロデュースしているとことか僕想像つかないんだよね。 昔一緒にセッションとかしたことあるんだけど、 昔からそういうことはできそうな人とは思ったんだけど、 ここ何年かいろんな人のプロデュースとかやってるみたいで、 現場ではどんな感じなんですか。

サ: そうですね、すごく、結構痩せている方じゃないですか。

片: そうだね、おさるさんっていうかね、そういう感じですよね。

サ: でなんか、待ち時間とか結構、ヨガとか、地べたに座って。

片:ヨガなんてやってるんですか?

サ: なんかこう、ストレッチなんかをやってはって。 結構プロデュースをするにあたっては、すごくやんわりと言うんですけど、 強力な感じ、男らしい、芯が一本ガッて通ってる。ついてこい的な感じの。

片: もう、じゃあ自分のビジョンがちゃんとある。意外とね、 男らしいタイプ。

シ:意外だな。

片: 小松くんとキハラ龍太郎さんって、元オリジナル・ラヴ組ですよね。 小松くんは前もやってましたか?

サ: そうですね、キハラさんのセッションでやってました。

片:キハラさんのセッションでね。 今回は小松くんのアレンジもあるってことですよね。すごいでも、 よかったな。僕はね、大人が、いい意味でのAORな感じもあると思うんだよね。 大人が聴けるアルバムっての少ないからね。 すごいそういう意味で僕はすごくいいんじゃないかって思うんですけど

サ:ありがとうございます。

片: 早速、じゃあ、一曲を聴いてみようかな。これ、桜井くんのですよね、 今話出た、プロデュースしてもらってるんですよね。

5. ONLY FOR YOU  SAKURA

片: 他にも今話してたんだけど、山弦とかね、ゲスト来てくれましたけど、 彼らいいですよね、

サ:いいですね。

片: 佐橋さんと小倉さんの二人組でね。

サ: すごいグルーヴがあるんですよね。

片: あの見た目から想像つかないね、、、あ、俺、 この曲かかるとやばいんだよ。じーっと腕を組んだまま、、、。

シ:***メッセージ*** 宝石箱と言っていいほど、 愛が満ちあふれたアルバムですね。心に直接飛び込んでくる歌、 エモーショナルなメロディ、そして包容力あふれたSAKURAさんの歌声、 そのすべてから今現在のSAKURAさん自身が伝わってきます。 ジャケットの最後に自分を支えてくれている人たちに対する、 感謝の気持ちを述べたSAKURAさんのメッセージを読んで、 目頭が熱くなるのと同時に、わたしたちこそ、 このような素敵な作品を作ってくれたSAKURAさんに 感謝したい気持ちでいっぱいです。

サ: ありがとうございます。作ったかいがありましたね。

片: こういうことがあると一番うれしいですね。

サ:うん、うれしい。

片: でも、そういう気持ちになるアルバムなんだよね。

サ: すごくね、やっぱりスピリチュアルな経験っていうか、 まあお腹の中に空くんって、息子なんですけど、ちょうどいて、 8ヶ月、9ヶ月で、お腹だいぶ大きい時に録音したんですけど、 ずっとね、すごい大きなものに抱かれてるような気持ちで、 歌入れが出来たっていうかね、そういう意味で、 すごい大らかな感じで歌えたし、なんかこう、 すごいパワーをもらえた感じがします。

片: うらやましいね、そういう話聞くと、すごく。

シ:あたしちょっと思ったのが、 SAKURAさんの声がやさしくなったような気がしたんですよ。前に比べて。 そういうのもあるのかな、気持ち的にやっぱり変わりますよね。

サ: そうですね、やっぱり、すごく切ない歌とかもあるから、 そういうふうに、あの、狭い気持ちで歌うんじゃなくて、すごく、 それも大らかに歌うことによって、なんかこう、 がーんと包み込むようにできたらいいなっていう気持ちがすごくあって、 あとやっぱり安心感、もうひとりじゃないっていうか。

片:ふたりなんだよね、 でも実際歌ってるのがふたりってことになるんだからね。

サ:はい、そうなんですよね。

片: 不思議だよね。男には絶対に経験できないことだからね。 すごいうらやましいな、なんかね。どうなんだろうね、 出産したあとだとまた変わってくるのかな。

サ: そうですね、まだね、 お母さんになって5ヶ月なんでわからないんですけど、あんまり、 でもやっぱり、あの、 いとしいっていう気持ちっていうのは当然数倍になって出て来ますよね、 赤ちゃん自体が自分の中から現れると、でもそれよりもやっぱり、 おんなじぐらいの切なさとか、そういうのがあるんですよね。 おんなじくらい、キューンっていうのが。

片: そうだね、子供生まれた人の話聞くと、結構なんていうのかな、 自分がなくしてしまった純粋さとかそういうのを もう一回自分の子供にみるみたいね。で、 同じふうに忘れてた感情を感じることが出来るってのかな、 そういう話はよく聞くけどね。

シ: いいですね。ちょっとあたしも、、、

片: 君は早く先に相手を見つけたほうがいいと思うよ。

シ:***メッセージ*** SAKURAさんの家族の方たちや空くんへの 愛情が伝わる暖かい曲ばかりで、女である私も、 まだ妻でも母でもないですが、 思わず同感できてしまう素晴らしい作品ですね。

サ: ありがとうございます。うれしいですね。

シ: 最高の褒め言葉ですよね、これはね。

サ:うれしい。

片:いや、でも、 そっか女の人だけでこうやって共感できるのあるのかもしれないね、 すごく。前に来てもらった時にも話したんだけど、 詞の世界とかがやっぱり女性、ほんとに男には書けない世界だと思うんですよね。 自分はその対極にあるような歌詞ばっか書いてますからね、 僕なんかすごいね、興味深くまたですね、ちょっとね、まあ、 嫉妬じゃないんですけどね、まあ、見てて、こう、 こういうふうにさっきまで話してたんですけど、 ストレートに歌えたらいいなと。

サ: でもあたしは、片寄さんの詩人的な詞を見ると、 すごいリスペクトが大きくなっちゃいますね。

片:そう言っていただけると、 非常に僕も今日安心して眠れるなって感じなんですけどね。まあ、みんな、 ないものねだりってことなんですね。

シ:***質問*** SAKURAさんというアーティスト名は誰がつけたんですか?

サ: あのですね、本名なんですよ、ひらがなのさくらっていう名前で。

片: そうなんだ。いい名前だね。

シ: SAKURAさんって春に生まれたんですか?

サ: いえ、もう真冬に生まれてるんですけど、それもスイスで。 だからもしかして、うちのお母さんがちょうどスイスで私を生んだんですけど、 日本のことを思った時に、やっぱりさくらっていう名前しか思い浮かばなくて。

シ: わー、粋ですね。すごく。江戸っこですかね。

片: いや、、、江戸だけじゃないと思うんだけどね、さくら咲くの。

シ: ***質問***休日は何をしてますか?

サ:そうですね、 最近ではもうほとんど空くんと時間をなるべく作るっていうか、 だんなさんと空くんと時間を作りつつ、 自分の創作作業もこそこそっと合間に、寝てるな、よし今だっ。

片:いいね、でもね。

シ:お散歩とかしますか?

サ:あ、よくします。

シ: 公園デビューはしましたか?

サ: もうだいぶ前にしましたね。やっぱりあの、 木とかたくさんあるところに連れていくと、 キョロキョロキョロキョロしてるんですよ。人とか見るのやっぱり好きで、 左右にこう、おんぶひもから左右にこう、わっわって。ふりふりして。

シ:好奇心いっぱいですね。

片: おんぶひもやってんだ。いいね。

サ:はい。

片: やった方がいいみたいですね、あれ、ちゃんと。 おんぶひもやって抱いてあげたほうがいいって言いますね。

シ: お母さんの身体の近くにいるのがいいんですよね。 心臓の音ですごく落ち着くっていいますもんね。

片: あるかもしれないね。おぼえてるよ、俺、子供のころの、 なんかこうお母さんの、ちっちゃいころいくつまでだろう、 3歳4歳くらいまで母親にくっついてるとやっぱぐーっと寝ちゃったりとかね、 ありましたけどね。

サ: 逆にわたしがそうなんですけど、わたしがそばにいたいんですよね。 近くに感じていたいっていうかね。

シ:あー、お母さんだ。

片:見習いなさい。
っていうわけで、SAKURAさんの近況なんですけど、 アコースティックライブのイベントが明日あるんですよね。 2月28日午後4:00から。渋谷のタワーレコードで。これはですね、 イベントホールかな、であるんですけど、これは無料なのかな?

サ: そうですね、「ONLY FOR YOU」を***テープ反転中***えっ?  ごめんなさい、アルバムを買ってくれた方を。

片:スタッフがあわててましたね。

シ:***ライブに関するメッセージ*** お子さんが生まれたということで、 ライブで子守唄なんか歌ってくれるといいですねー。

サ: みんな寝ちゃいますよ。

シ: 最後に子守唄なんかいいかもしれないですよ。

サ: ちょっと仮眠してから帰ってもらう。

片: 他にもアコースティックライブのイベントは、 3月6日(土)渋谷HMVでもあるそうですね。その後、 全国4箇所でライブツアーがありますね。4月からスタートですね。 東京は

4月22日(木)新宿リキッドルーム

いいですね、リキッドルーム。ライブハウスってのもね。

サ:一回もやったことない。

片: ね、やったことないでしょ、いいですね。すごく観たい。

サ: リキッドルーム自体が全然やったことないんですよね。

片: いい箱ですよ。すごくやりやすいというかね、 バンドサウンドとか、バンドだから僕ら楽しいんだけど、 すっごいやりやすいというか、お客さんとの一体感も取りやすい場所なんでね、 コール&レスポンスには最高のライブハウスだと思います。
じゃ、最後にSAKURAさんのリクエストにおこたえして お別れしたいんですけど、今日はアナログを持って来てくれたんですよね。

サ:そうです。大丈夫ですかね、 バリバリいってるかもしれないんですけど。

片:いいんじゃないかな。 アナログの方が音がよかったりするんですよね。 CD化もされてるみたいなんですけどね、Aナログで聴きたいですね。

サ: そうですね、情けない男心の曲がすごく好きで、 ビリー・プレストン持ってきました。

片:今日はありがとうございました。


【COLLECTOR'S ITEMS】 EVER SINCE YOU'RE GONE BRINSLEY SCHWARZ

今日はですね、ブリンズレー・シュワルツ持ってきたんですけどね。 いつもこのコーナーではね、CD化されてないものを持ってくるという、 半ば僕の自慢話のコーナーみたいになりつつもありますよね。 それで僕はすごく反省したんですよ、実は昨日の夜ですね、 今日かける曲選びながら。

街でね、声かけられたんですよ、この番組のリスナーの人から、 「いついつのコレクターズ・アイテムでかかったのが聴きたいんだけど」 って言われた時に、売ってないんですよ、それはあんまり。だから、 あんまり売ってないよって言ってもさ、 そんなもんかけてもあれじゃないですか、まあいいですよ、 たまにはそういうのも。でもやっぱりあの、普段聴く機会がないんだけど、 CD化されてるんだけども、あんまりこう、 見つける機会がないアルバムとかを紹介した方がね、 ほんとはやさしいんじゃないかと、僕は考えたわけですよ。

(心を入れ替えたってわけですか?)

入れ替えたわけです。自慢ばっかりじゃなくて、もう、 みんなの手の届くところにまだまだいい曲はいっぱいあると。

(なんかほんとに好きなリスナーは、 ここだけを録音してるっていう方もいるらしいですね)

そういうすごいマニアックな人にはあれかもしれないですけど、 今日はブリンズレー・シュワルツ、 ニック・ロウが在籍したバンドとして有名ですけども、70年代、 パブロックというこれまたジャンルがあるんですけど、パブロックって、 最近ミッシェル・ガン・エレファントなんかがね、 好きだっていうことで、すごくね、また注目集めてますけども。 イギリスってパブがいっぱいあるじゃない、 そういうところで演奏してるバンドのことをパブロック・バンドって。

(パブってライブとかもやるんですか?)

うん、やるらしいんだよね、僕もあんまり、 一回しか行ったことないからわからないんだけど、 パブロック・バンドの代表格として、 ドクター・フィールグッドと並ぶですね、バンドにですね、 ブリンズレー・シュワルツというのがいるんですけど。 とにかくヒットがあんまりなかったんだよね。で、 今バックでかかってる 「(What's So Funny About)Peace, Love And Understanding」って曲が、 のちにエルヴィス.コステロとか映画『ボディガード』ってあったでしょ、 あれのサウンドトラックにもカヴァーされて、それでね、 この曲が当時まったく売れなかったんだけども、 この作者のニック・ロウがこれで大金持ちになってしまったというね、、、 なんて印税っていうのはいいシステムなんだろう ってことがこれでよくわかりましたけどね。このアルバムがね、 ほんとにいいんです。全曲いいんです。 彼らの最後のアルバムなんですけど、 1974年にね、デイヴ・エドモンズのプロデュースで出されたアルバム 『THE NEW FAVORITES OF』というアルバムの中からですね、 僕の一番好きなナンバーを聴こうかなと思いますけどね。 僕はこれで、中学生の時に、この曲を聴いて、 この曲の映画を撮ろうと思った恥ずかしい過去がありますけどね、 8ミリで撮ったんですけどね、まあどこに、、

(撮ったんですか?)

ええ撮りました。高校の時ですね。僕、映画部だったんですよ。 すごく恥ずかしいことですね。

(ぜひ出してください、世の中に)

とてもじゃないけど見せられませんね。

9. EVER SINCE YOU'RE GONE  BRINSLEY SCHWARZ

これ、僕買ったのが、 高校1年生になったばっかりくらいの時だったかな。 当時の僕の年収くらいしましたね。1万5千円くらいなんですけど。 当時の僕の1年分くらいのおこづかいくらいの値段がしましてね、 プレミアがついてて。その頃はまだCDもなかったですからね。

(えー、片寄さんどうしたんですか)

どうして買ったんだろうね。なんか、ためて買ったのか、 どうやってお金を集めたか覚えてないんですけど。 たぶんバイトか何かして買ったんじゃないかと思いますけどね。

(でもそれだけ思い入れのあるアルバムですね)

うん、今聴き返してみてもね、 当時買ったレコードとかって全部歌えるんですね。今、 サックスのソロまで頭ん中にインプットされてますからね。 今はもうそれこそCDを月100枚から聴いてるけどね、 精神的には今の方が貧乏なんじゃないかなって思いますね、なんか。

あと、今の曲には思い入れがひとつありましてですね。前、 この番組を僕の代わりにDJやってくれた佐野元春さんがね、僕、 前のバンドを解散した時にすごく精神的に落ち込んでて、 そん時に家に招いてくれたんですよ。それで、 バンドとはなんぞやというね、講議を開いてくれた時にですね、 この曲をかけてですね、バンド、、、 例えばメロウなソウルっぽいのをやるにしても、こうやってバンドで、 こう荒削りのアレンジでやった方がね、かっこいいんであって、 別にストリングスとか入れる必要はないんだとね、 そういうこと教えたくてね、この曲を佐野さんかけてくれたんですけどね、 途中で、サックスが出てきちゃって、それ、 佐野さんのコンセプトとなんか違ってたらしいんですよ、 バンドにはホーン・セクションとか入れちゃいけないって話をしてるのに、 サックスが鳴ってきちゃって、 それで佐野さんが怒ってプレイヤーを蹴ったっていう、で、 針が飛んで次の曲になったっていうのが、今でも覚えてますけどね。 非常にありがたい話だなと思いました。このアルバム 『THE NEW FAVORITES OF』はCD化されてますから。 見つからなくてもベスト盤にはさっきの曲入ってると思うんで、 気に入った人がいたらチェックしてください。 今週のコレクターズ・アイテムはニック・ロウ、 イアン・ゴムらが在籍したバンド、 ブリンズレー・シュワルツをお送りしました。


10. ロビンソン  SPITZ

いい曲ですね。



***質問***片寄さんはナンバー1ギタリストは誰だと思いますか?  ときかれたら誰と答えますか

僕もジミ・ヘンドリックス、ナンバー1かな。 『Band Of Gypsys』完全盤出たんですよ。昔のライブ盤なんですけど、 それが2枚組になって出たんで、僕、これから買いに行きます。

***質問***最近アルバムに楽器の機種を書いていないようですが、 どういうオルガンを使われてるんですか?

ハモンドB3っていうのが定番です。 グレイト3も最近毎日一曲新曲を書いていますからね。 もう10曲近くですね、、、10曲は大げさに言いましたね、 5曲くらい書いていますんでね、期待していてください。

来週のゲストはCHARAさんが来てくれます。
結婚式したばかりだからそのへんの話もきけるかもしれませんね。


great 3

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