オンエアリスト

1997. 9. 6

1 . COME ON EILEEN
  SAVE FERRIS

2 . ロビンソン
  SPITZ

3 . HOW MUCH I FEEL
  AMBROSIA

4 . SEPTEMBER
  EARTH WIND AND FIRE

5 . 大丈夫
  古内東子

6 . WISHING THE RAIN AWAY
  JAI

7 . HEAVEN
  JAI

8 . I LOVE YOUR SMILE
  SHANICE

9 . FLYING HIGH
  BYRON STINGILY

10 . ONE ON ONE
  DARYL HALL AND JOHN OATES

11. THE LOOK IN YOUR EYES
  SUGARTOWN

12. BUDDY
  小沢健二

13. BECAUSE THE NIGHT
  PATTI SMITH GROUP

14. CANDLE IN THE WIND
  ELTON JOHNROSE



カタヨセアキトのコメント<1997. 9. 6>


 僕は遅刻したんですが、くちびるをカミソリで切ってね、今、痛いんです。ヒゲ剃 りにあせっちゃってね。
 先週の『泣ける曲コンテスト』は好評で、リクエストは今までの中で一番おおかっ たみたいです。
1. COME ON EILEEN  SAVE FERRIS

 この曲はですね、やっぱりいい曲ですね。これ、80年代初期に大ヒットした曲なん ですけど、デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズっていうイギリスのグループがい てね、なんだろ、みんなねちょっとね、なんだろなあれ、ちょっと浮浪者っぽい格好 なんだよね、みんなね。わざとそういうバムみたいな格好して、アコーディオン持っ たりとかしてね。メンバーの中には後にスタイル・カウンシルに入るミック・タルボ ットなんか初期はいたりしてね、すごいいいバンドだったんですよ。で、この「カモ ン・アイリーン」が大ヒットしてね、それのカヴァーということで、なかなかセンス いいですね。お薦めしていただいてありがとうございます。でも僕もお薦めあるんで すよ。この曲をカヴァーしている日本のバンドもいましてね、やっぱりねスカ・コア のバンドなんですよね、スカでハードコアなバンドなんで、コーク・ヘッド・ヒップ スターズっていうグループがいるんだけれども、彼らも「カモン・アイリーン」やっ てて、それすごくかっこいいからチェックしてみてください。


2. ロビンソン  SPITZ

 今日の天気にあっているかもしれませんね。いい曲です。


3. HOW MUCH I FEEL  AMBROSIA

 この曲は80年代のAORの名曲の一曲に数えられると思います。このリクエストくれ た方はね、もう何度もリクエストしてくれてたんだよね。僕がね、今度絶対かけよう ねと言ったんだよ、ラジオで。言ったのでお願いしますって書いて、それから早ね二 ヵ月くらい僕、、、あの、無視したわけじゃないんだけど、かけたいなと思ったんだ けど、機会がなくてかけられなかったんですよね、今日まで。で、情報があるんです けど、アンブロージアなんですけどもね、今日、後ほど登場していただくジャイさん もそうなんですけども、ブルー・アイド・ソウル、白人なんだけど、彼らは。でね、 久しぶりに再結成したんですよ。10年振りくらいかな。で、ベスト・アルバムが出ま してね、この「ハウ・マッチ・アイ・フィール」ももちろん入ってるし、「ビゲスト ・パート・オブ・ミー」なんていうね、名曲も入ってるしね。あと、3曲の新曲が入 っててね、そのうちの一曲はねこの「ハウ・マッチ・アイ・フィール」を思わせるよ うな、やっぱりいいAORだったんだよね。ぜひチェックしてみてください。


4. SEPTEMBER  EARTH WIND AND FIRE

 この歌は実際には12月に9月を振り返って歌ってる歌っていう内容なんですよね。 〜Do you remember、、、ですからね、歌いだしが。


5. 大丈夫  古内東子

 いつ聴いてもこの曲はいいですね。僕、大好きです。


【ゲスト#14】  JAIさん

(JAIさんの訳はシルビアさんによる)
片寄くん;ゲストにイギリスからブルー・アイド・ソウル・シンガー、ジャイさんを お迎えしています。どうも。
シルビアさん;Welcome.
JAIさん;How are you doing ?
片;早速、ジャイさんの曲をお聴きいただきましょう。この曲はJ-WAVEでもかなりオ ンエアされている曲です
  ね。

6. WISHING THE RAIN AWAY  JAI

片;本国イギリスでは今年2月にデビュー、日本ではアルバム『HEAVEN』でデビュー しました。聴いてもらったら
  わかるとおりね、ファルセット・ヴォイスでハ イトーンなんですけれども、今、黒人の女の子に間違えられるっ
  て話をして ましたけど、、、。
J ;最初にデモテープをレコード会社に送った時に写真も何もつけてなかったんで黒 人の女の子のだと思われてて、
  会った時には残念がられた。
片;でも聴いた感じだと、60年代からやってるスモーキー・ロビンソン&ミラクルズ のスモーキー・ロビンソンの
  声だとか、カーティス・メイフィールドなんか を思わせるようなすごいファルセット・ヴォイスで。
J ;大好きだし、それを聴いて育った。
片;でも23歳でしょ、今。で、それでそのへんの古いソウル・ミュージックを聴くっ てのは、それは普通のことだ
  ったのかな、イギリスでは。
J ;そんなにポピュラーではなかったと思うけど、僕の両親がすごくそういう昔の曲 が大好きで、自分の住んでいた
  ところではあんまりやることがなかったので 音楽ばかり聴いていた。
片;でもね、イギリスのアーティストの方が、こういうなんていうのかな、例えばノ ーザン・ソウルだったりとかそ
  ういうものに対して、アメリカのアーティストよりもすごくリスペクトしている 姿勢ってのが感じられて。例え
  ばポール・ウェラーだったりとか、ブロウ・モンキーズのDr.ロバートとかそう いった人なんかもそうなんだけ
  ど、イギリス人の方がなんかこうノーザン・ソウルとかねスウィート・ソウルな んかを好きだったり、実はそう
  なんじゃないかなあって思うんですよね。
J ;ポール・ウェラーは一番大好きなアーティストでもあった、僕と同じような曲を かいてるんだけど、彼はもっと
  レトロな感じのをかいてるんじゃないかな。
片;そうだね、Just like、、、スモール・フェイセスとかトラフィックみたいな感 じ? 彼の場合は、僕はジャイ
  のアルバムを聴いて感じたのは、そういうなんていうのかな、ポール.ウェラー みたいな曲をかいていながら
  も、例えばベックだったりとかビースティー・ ボーイズだったりとか、モーワックス(?)とか、DJシャドウ
  とか、そうい った新しいインダストリアルだとか、ヒップ・ホップとかの要素もちゃんと入ってる っていうの
  かな。
J ;ビースティー・ボーイズも大好きで、すごくビッグ・インフルエンスはあるんで すけど、モーワックスの人た
  ちのいろいろなインフルエンスも受けている。 ベーストー(?)というところに住んでてそういう影響もある
  んじゃないか な。
片;モーワックスの人はこの間日本に来てパーティーやってましたよ。
  では リスナーからの質問を。
  (質問 ディープで幻想的、トリッキーなサウンド はどういった中で生まれるのですか?)
J ;はっきりとはわからない。ソウルをすごくいっぱい聴いて、ブリストル・サウン ド(マッシュガー・アタックと
  かポーティス・ヘッドだったりとか)そうい うのをこういろいろコンバインして、いろいろ付け加えていろいろ
  作ったの が僕の曲なんじゃないかと。テクノロジーなんかもいろいろコンバインして作るのを 好きなんで、そ
  ういうのに力を入れてる。
片;そうだねえ、サンプリングなんかもかなり対応してるのかな?
J ;テクノロジーはやっぱり好きなので、サンプリングにも力を入れてるんですけれ ども、その中でライブのところ
  もすごく大切にしています。
片;マーヴィン・ゲイの『セクシャル・フィーリング』のアルバムなんかを聴いたの と同じような感触があります
  ね。
J ;僕も大好きです。
シ;(質問 好きなアーティストを教えてください。)
片;もう結構出たけどね。
J ;ビートルズ、マーヴィン・ゲイ、スティーヴィー・ワンダー。
シ;スティーヴィー・ワンダーは昔から聴いてるという話でしたが。
片;今、背の高さを示してたんだけど、すごい小さい頃から聴いてたみたいですね。 イギリスのロック・ミュージシ
  ャンなんかは聴いてたのかな、例えば、Just like OASISとか。
J ;違うふうな解釈をしているけれど、僕と同じように聴いて育って、インプロメン ツはすごくあるんじゃないか
  な。
片;あと、ビデオ観たんだけど、みんなスーツでビシッとキメてた感じだったんだけ ど、あれとかは、なんなんだ
  ろ、やっぱりこだわりがあるとか、例えばモッ ズだったりとかそういうようなことはあるのかな。
J ;昔からモッドで、死ぬ時もモッドでいるだろう。
片;Me,too.
シ;ここで、すごい、友情の証ですけどもね。
片;では今後の活動予定を教えてほしいんですけど。
J ;これからアメリカに渡って、すごく僕たちの曲も今アメリカうけているので、ア メリカを少しまわってから11
  月にまた東京に戻ってきてライブをやります。
片;ぜひ観たいですね、観にいきたい。
J ;アルバムとはまた違った自分が観れるんじゃないかと思います。
片;楽しみにしています。それではアルバム『ヘブン』からもう一曲聴きながらジャ イさんとはお別れです。今日は
  どうもありがとうございました。

7.HEAVEN  JAI


9. FLYING HIGH  BYRON STINGILY

 はじめて聴いたけど、これ実はなんか今スタッフからきいたら、テインシティ?  あのテインシティっていうね、なんだろ、ハウス系なのかな、結構ソウルっぽいハウ スのいいグループがいたんですよ、僕、大好きでね、確か2枚アルバムが出てたと思 うんだけど。そこのボーカル? が新しく作ったんですね。ちょっと興味があります ね。


10. ONE ON ONE  DARYL HALL AND JOHN OATES

 これは『H2O』ってアルバムだったかな、80年代の、僕も大好きだった、中学生時 代の。今ねちょっとスタッフからいいニュースをきいたんですけどね、実はダリル・ ホール&ジョン・オーツはダリル・ホールがソロで最近何枚かアルバムを出してまし たけど、また再結成したそうで、インディーズになっちゃったのかな、レーベルが。 メジャーじゃなくてインディーズなんだけれども。とりあえずシングルが一枚出まし て、アルバムが早ければ今月中には日本に入ってくるんじゃないかなって。ダリル・ ホールのこないだのソロは僕すごいいいと思ったから、また、ジョン・オーツがね、 これいるといないとで結構ね、いなくてもよさそうなんだけど、いるといないとじゃ 大違いなんだよね。いいのよーやっぱりねえ。やっぱり、ホール&オーツで聴きたい よね。


【BRAN-NEW TRUCKS】『SLOW FLOWS THE RIVER』SUGARTOWN

 今日は紹介したいのがいっぱいあったんだよね、今週は収穫が。エドウィン・コリ ンズなんかもすごいよかったし、オアシスの新譜もよかったでしょ、あと、さっきモ ッズの話をジャイさんとちょっとしてたけど、ネオ・モッズのバンドでスクワイヤっ てのがいたんだけど、そこのボーカルやってた人が新しく作ったバンドで、シュガー プラムの『ブルー・サマー・デイズ』ってこれかわいいジャケットなんだけど、これ なんかもすごいよかったんでどれにしようか迷ったんですけど、その中から一番取り 上げずらいというか、何のインフォメーションもないんで、どこのバンドかもさっぱ りわからないんですけど、でも、これが一番よかったかな、曲としてよかったんでも ってきたのが、シュガータウン。
 バンドだと思うんだけど、歌ってるのは女性なんだな、きっと。で、メンバー見る と結構いるんだよ。にー、しー、ろく、やー、9人くらいいて、これが全員このメン バーでバンドなのかがちょっとわからないんだけど、それとも、写真を、もう一枚ア ルバム出てるみたいで、その写真を見るとね、男女二人組のエブリシング・バット・ ザ・ガールって感じもあるんだけど、なんていうのかな、ちょっと、最近J-WAVEでも 人気のあったスワン・ダイヴっていうナッシュビルのね、エブリシング・バット・ザ ・ガールって言われてる、あの二人組を思わせるところもあるし、それとちょうどエ ブリシング・バット・ザ・ガールの中間的なサウンドって言ったらいいのかな。で、 曲はバート・バカラックがかいた曲なんじゃないかなってくらい完成度が高いんです よ。じゃ、ここで、僕のいちばん好きな曲を聴いてもらおうかな。

11. THE LOOK IN YOUR EYES  SUGARTOWN

(なんかカントリーを歌うような声の方ですよね)声はそうだね、結構朗々として るというか、歌詞はどうなの? (あなたの目を覗き込むと不安を取り除いて自分の 信じるものをしっかりもってみたいな。なんか面白い曲ですね。)あ、転調に次ぐ転 調で、面白い、意表をついた、ここにいくかっていうようなメロディでしょ。うん。 でもこの感じがね、さっき言ったバート・バカラックが作った曲のような感じを受け るというか。僕、これすごいね、よくできてる曲だと思うんですよ。なんかサビにい ったときに結構気持ち悪そうな顔してたじゃない、(よくわかんないなーって)メロ ディがつかめない感じだった? 僕はね、サビにいったときに胸がわーっと高鳴るっ ていうか、解放される感じ、、、弱いんですよ。このサビで複雑な転調するんだけど 、でもなめらかにいってるというのかなあ。(でも他の曲もきいてみたい)他のはね 、もうちょっとしぶいかな、カントリーっぽいのもあればエブリシング・バット・ザ ・ガールみたいに静かなのもあるし。ジャケット見てもらうとわかるんだけど、なん か、風景写真なのかなあ、なんか湖かな。スロウ・フロウズ・ザ・リバー、どういう 意味ですか? (川はゆっくり流れる)そんなようなタイトルだしね。なかなか疲れ ている時なんかに聴くといいアルバムなんでね、結構、輸入盤屋さんではいっぱい並 んでるんでチェックしてみてください。


13. BECAUSE THE NIGHT  PATTI SMITH GROUP

 (パティ・スミスについて)まあ、そうだな、一言ではすごくいいずらいんだけど 、ニューヨークの詩人だね。ルー・リードの女版と言った方がいいかな。ビート・ジ ェネレーションの時代からやってるんだけれども。それからパンクのなんだろ、創設 、ラモーンズと同じ時代から、いろんなパンクバンドにも影響を与えたりした人だね 。この曲はブルース・スプリングスティーンとの共作ですね。これ。すごいいい曲で すよ。
 去年彼女は来日もしましたね、今年だったかな、すごいいいコンサートしてくれま したね。


14. CANDLE IN THE WIND  ELTON JOHN

 (これはオリジナルはマリリン・モンローに捧げた歌なんですけど、歌詞を変えて ですね、イングランドの花だったというように歌うそうです。)


★★★ お知らせ ★★★

5月から6月にかけてタワーレコード渋谷店1階にSUPER LINE Jのコーナーを設けたと ころ、好評だったんですよ。意外と。僕の顔にいっぱい落書きされたりとかしてね、 大好評で。好評につき、

 9月17日(水)から年内いっぱい

再びSUPER LINE Jのコーナーが設置されることになりました。今回もですね、10連奏 CDチェンジャーにこの番組のコーナーで紹介したCDを組み込んでですね、僕のコメン トも書きますから、毎週毎週直筆で。で、この番組で聴いていいなと思ったらタワー レコードに行けばすぐ買えると。(あたしも時々のぞいてますから、遠くから)そう ですか、落書きはしないようにしてくださいね。



まったく最高だぜ「GREAT3」
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 過去96年4月から9月にかけてGREAT3がレギュラーをやっていた
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