これはねコステロのデビュー・アルバムからの曲ですね。まだバックがアトラクシ ョンズじゃなくて、ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュースの前身になったクロー バーってバンドがバックをやってたころの曲で、これね、彼ね、歌詞を読んだら泣け ると思うよ。I know this world is killing you ってとこがね僕はグッときてしま うんですけどね。

　そうです、現在アメリカでは「ロスト・ワールド」の興行成績を早くも塗り変えて しまった大ヒット中の映画「メン・イン・ブラック」の主演俳優の一人、今バックで聴い ていただいてるタイトル曲「メン・イン・ブラック」も自ら歌っているウィル・スミスさ んですよ。豪華ですね。もともとは彼はフレッシュ・プリンスとして音楽ファンには 知られているし、映画「インディペンデンス・デイ」でね、大ブレイクしたんですね 。では早速ウィル・スミスさんから泣ける曲を紹介していただきましょう。

　( シルビアの訳による；ウィル・スミスさんがねいつもよく聴くアルバムのひとつ で、ドナルド・フェイゲンの『ナイトフライ』。ムードがよくて、いつも車にのっけ て、ポンとかけていいムードになれる曲ということでした）

　僕、タイトルしか わかりませんでした。いい車乗ってるんでしょうねえ、どうでもいいですかそんな話 は。
　んー、なんでこの曲好きなんでしょうねえ。でも想像つきますけどね、容易にねえ 、かっこよすぎます。

　この曲も夏の終りにぴったりですよねえ。すごくいい曲だと思います。
　すごくたくさんのリクエストが届いてますので、ここでは皆さんから届いている泣 ける曲たちをフラッシュでまとめて聴いていただきたいと思います。

　FAREWALL ALCOHOL RIVER　　BONNIE PINK
　これは女の子の気持ちなんだろうね、この曲は。

　THE TIME OF THE SEASON 　　THE ZOMBIES

　FLASHDANCE-WHAT A FEELING　　IRENE CARA
　このころはサントラ・ブームだったんだよね。「フットルース」とか。
　僕の記憶ではライオネル・リッチーと結びついてるんだよね。
　アップ・テンポだけど泣けますよね。

　NEXT LIFE TIME　　ERYKAH BADU
　これは最近の曲ですね。シルビアさんも好きな曲でしょうか。

　逢いたくなった時に君はここにいない　　サザン・オール・スターズ
　いい曲だね。俺、これ知らないや。

　TO LATE FOR GOOD BYE　　JULIAN LENNON
　これまた懐かしいですね。ジュリアン・レノン。ジョン・レノンの息子ですよ。い い曲だね。
　昔の曲ってタイム・マシンみたいだよね。

　ああ、古内さん、いいですねえ。ただでさえさぁ、古内さんの曲って泣けるじゃな いですか、その古内さんが好きな泣ける曲ってのがねえ、どんなのか興味ありますね 。それではご本人のコメントからお聞きいただきましょう。

　こんにちは古内東子です。泣ける曲ということで私が選んだのはですね、ビル・ウ ィザースの「ハロー・ライク・ビフォア」という歌です。この曲はわりと有名な歌な のでみなさん聴いたことがあるかと思いますけれども、この曲はですね、ビル・ウィ ザース、すごく好きなんですけど、特に泣ける。どういうところが泣けるかというと 、なんか、不器用な男のラヴ・ソングという感じがして、女の私から聴かせていただ くと、愛らしいというか、いとおしい曲でありまして、曲の内容的にはですね、昔別 れた女の人とビルが偶然出会って、で、あの頃は子供だったね、また前みたいに笑っ て会えるといいねーみたいなそういう歌なんですけど。ストリングスがすごくきれい で、サウンドだけとってもすごく泣けるようにできていると言ったらヘンですけど、 聴いてください。

　古内さんらしいセレクションだったと思います。

　こういう曲も泣けるんですよね。アップ・テンポの曲でも泣けてくる時があるんで すよ。
　すごくたくさんのリクエストが届いてますので、ここでは皆さんから届いている泣 ける曲たちをフラッシュでまとめて聴いていただきたいと思います。

　CALLING ALL ANGELS　　ジェーン・シヴェリー with k.d.ラング
　これはキャロル久末さんからいただきました。
　ヴィム・ヴェンダースの映画「夢の果てまでも」のサントラからの曲ですね。

　シャイニン・オン - 君が悲しい　　ルック
　こっおっれは懐かしいー、この曲すごいねえ。いいタイトルですね、このセンス、 いただきたいですね。

　SAY YOU LOVE ME　　パティス・オールセン（？）
　これはいいなあ。なんか「ラヴィン・ユー」に似てますね。ミニ・リパートンの。 僕もこの曲好きですね。

　STAY　　ROTTEN HATS
　やめてくださいよー。これはすごい。これ僕が昔やってたバンドなんですよ。
　でも、ほんとにね、私事ですけど、今の曲なんか聴くとねえ、初めてちゃんとした プロのレコーディングをした
　曲だったんだよね。だから、どこで舌をかんだと かねそんなことも思い出しますねえ。　

　続いてもアーティストの方からのリクエストです。コメントからどうぞ。

　みなさんこんにちは。ゴスペラーズの村上てつやです。わたくしにとって泣ける曲 、まあ、いろいろあるんですが、ゴスペラーズですから、ブラックのボーカル・グル ープから選ぼうと思いまして、レイ・グッドマン＆ブラウンという3人組の黒人のボ ーカル・グループの「スペシャル・レディ」という曲を選んでみました。2番の歌詞 がね、君が僕の前に現われる前、僕は調子っぱずれの歌だった。だけど、君が現われ て僕にメロディをくれたっていう歌詞があるんですけど、そのわざとらしい歌詞をで すね、うそっぽくせつない息づかいで歌っている彼らがとてもいとおしく思います。

　わかってらっしゃるわ、村上さん。これは僕も泣ける。何故かというと、僕、レイ ・グッドマン＆ブラウンのコンサートを観にいってるんですよ。もう8年くらい前だ と思うんだけれども、本牧にあったアポロシアターにきたんですよね、彼らが。1回 目をうちのベースのきよしと観にいったんだけど、二人で感動して涙ボロボロ出てき て。一週間連続で公演があったんだけど、僕、結局ね、その中のうちの3回観にいき ましたね。その後ねヴォーカルのハリー・レイが亡くなってしまって、心臓マヒで、 今はもうレイ・グッドマン＆ブラウンっていう名前では活動してないはずなんですけ どね。すごくいいコンサートだったんですよ。僕の人生の中で良かったコンサートの 中で3本指に入るコンサートかもしれませんね。

　泣けますね。僕のカラオケの十八番なんですけどね、誰も聴いてくれないんですね 、僕がこれを歌い出すとトイレとかそわそわ行きだしたりとかしてね。ギルバート・ オサリバンは泣ける曲、多いですよ。「クレア」って曲とかねほんとにいい曲だから 聴いてみてください。

　これはシルビアさんの泣ける曲。
　あたしが中学最後の夏休み前、アメリカに高校の頃帰ったんですけど、その前にみ んなで後楽園のローラースケート・リンクに行ったんですよ。で、ローラースケート やりながら、あんまり仲がよくない女の子とかいるじゃないですか、でも休んでるう ちにみんな同じとこに集まってきたんですよ。でね、この曲がパンとかかって、なん でかわからないんだけど心が一緒になって、みんなでボロボロ泣きはじめちゃったの 。昔の思い出の曲っていう感じの歌詞なんですけど、それをなんか思って、あたしは 夏が終わったら向こうに行くっていうの自分でわかってたから、なんかみんなと別れ るのが急にさみしくなっちゃった。

　きましたよ。ちょっと聴いてください。
　泣ける、なんでこれが泣けるかって言うとね、これは僕が大学3年生くらいの時の 曲なんだけど、ようするに、友達みんなで遊びに行く時のテーマ曲だったんだなあ。 車ん中でこれをガンガンかけながら、みんなで遊びに行く。この曲はねえ、レッド・ ホット・チリ・ペッパーズってすごい友達のバンドって感じがするじゃない。見てる イメージとしても、仲間たちっていうか、男の。もうその頃一緒に遊んでいた友達の ほとんどはもう結婚してね、そろそろ子供が生まれてくる奴らも何人もいたりとかし てね、もうこの曲聴いてアツくなってるのは俺一人かもしれないなーって思うとね、 非常になんか泣けてくるんですね。泣いてんだか笑ってんだかわかんない状況に陥っ ちゃうんですけどね。

　いい曲ですね、ほんとに。

　ここでは今日4組目のアーティストの方からのエントリーです。

　こんにちは。テイ・トウワです。テイ・トウワの泣ける曲はロバート・ワイアット の「アット・ラスト・アイム・フリー」という曲があるんですけど。これは高校生く らいの時にレンタル・レコード屋で聴いて、子供ながらに完璧なアレンジだなと思い ました。で、最近ロバート・ワイアットをよく聴いてるんですけど、特にこの曲はウ ッドベースと生のドラムスと歌とちょっとヘンなオルガンが入ってだけで、とっても シンプルなんですけど、完璧なコード・ワークとですね、音響デザインとですね、も う言うことないという感じで。ゆるい感じの曲と複雑な曲と最近両極端が好きなんで すけど、これはどっちかというとゆるいような気もしますが、コード・ワークとかは 完璧だと思います。一生に一度、こういう曲ができたら泣けるなーと思います。

　テイさん、わかってらっしゃる。泣けるよ。これはねえ、元ソフトマシーンでね、 あの、事故で車イスなんですよ、この人、実は。こう、もうヒゲ面で、サンタクロー ズみたいな感じの人なんだけれどもね、このしぼり出すような声でね、歌ったエルヴ ィス・コステロの名曲「シップ・ビルディング」のカヴァーなんてのはね、もう涙な しには聴けない名曲ですよ。さっき出てきたロッテン・ハッツって僕のバンドあった でしょ？　あの名前も実はロバート・ワイアットの曲のタイトル、『オールド・ロッ テン・ハット』っていうねアルバムのタイトルからとったくらい僕らも大好きなんで すけどね。テイ・トウワさん、ありがとうございました。

　今日もいろいろ持ってきましたよ。でも問題があって却下されたのとかありまして 、歌詞がよくないとかシルビアさんに怒られましてね、で、今日ね、ご紹介したいの が、これは泣けると思いますけども。ルパート・ホルムスという人がいるんですよ。 まあ、AORのシンガーとして結構日本では有名で、「-----・オブ・ハピネス」とかね アルバムとか結構ヒットしたりしたんですけど。そんな彼のエピック時代のアルバム ってのが3枚くらいあるんだけど、それはね、めずらしくて、手に入りずらかったの ね。それが最近CD化されまして、その時代のベスト盤ってのがね出たんでね、それを 今日はぜひ紹介したいなと思います。

12. WHO WHAT WHEN WERE　　RUPERT HOLMES

　いい曲でしょ。うん、結構ね、ブラック・テイストというか、フィラデルフィア・ サウンドのような感じのサウンドでね。この時代の曲はエピックの時代ということで 、エポック・コレクションというちょっともじったタイトルをつけられたCDになって 最近再発されましたので、もし気に入った人がいたら探してみてくださいね。

　第3位はシルビアさんが独断で選びました。
　これはたしかジャニス・ジョップリンをモデルにした映画「ローズ」のサントラの 中の曲ですよね。

　これは前にコレクターズのコーナーで僕もかけましたね。

　（お母さんのくれたテープに入ってて、一緒に聴いたとき、この曲を聴くと涙がで ちゃうといったお母さんをみて、お母さんを大人の人としてではなく、初めて身近な 同じ女の子なんだと感じたというようなエピソードのエントリーでした）
　いろんなタイプの曲があるじゃないですか、だからどれが泣けるか人それぞれだと 思うし、結構エピソードに負けたって感じがありますね。