オンエアリスト

1997. 8. 2

1 . SATURDAY IN THE PARK
  CHICAGO

2 . FOLLOW YOU DOWN
  GIN BLOSSOMS

3 . シンシア
  原田知世

4 . I CAN'T TELL YOU WHY
  EAGLES

5 . ONE BY ONE(生演奏)
  TRAMPOLINES

6 . WAITING FOR YOU
  TRAMPOLINES

7 . OH! クラウディア
  サザンオールスターズ

8 . EVERYTIME YOU GO AWAY
  PAUL YOUNG

9 . FREEDOM
  ANDY'S

10. HAPPY BIRTHDAY SWEET DARLING
  KATE TAYLOR

11. THERE SHE GOES
  LA'S

12. BURN
  DEEP PURPLE



カタヨセアキトのコメント<1997. 8. 2>


今週のシルビアさん:今週はすごい楽しかった。すっごい元気です。昨日はエリック ・ベネイ(?)のライブに行ってすっごいよかった! 好きなんですよ、歌詞がすご いよくて。

今週のカタヨセくん:僕は一週間休みだったんですけど、休みはいいんですけど、ほ んとに点滴打って休んじゃいました。ちょっと体調くずしまして、まあ疲れてたんで すね。これもまたいい休みだと思ってね。いいチャンスなんで。
(番組の途中のコメント・コーナーで、この一週間どんなふうに過ごしてましたか?  という質問があって、その様子を詳しく語るカタヨセくん。2日くらいはのんびり 過ごして、3日目にボニー・ピンクさんのライブに行き、そこでけんちゃんに会う予 定だったけど会えなくて、その時にすでに体調をくずし始めていて、ボニー・ピンク さんのアンコールのあたりで、トイレに駆け込んで、、、病院行ったりして、でもも う復活したそうです。きよしくんはロスに行ってまだ帰ってきてないって。けんちゃ んについては不明。事務所のみなさんは社員旅行でグァムだったそうです。)


1. SATURDAY IN THE PARK  CHICAGO

 これは1972年の大ヒット。


4. I CAN'T TELL YOU WHY  EAGLES

 この曲はすごくいいですね。懐かしいな。


【ゲスト#10】 TRAMPOLINES

片寄くん(片);今日はこの番組初となります、スウェーデンからトランポリンズ、 パール・デヴィッドソンとヨハ
  ン・ステントープのお二人をお迎えしていま す。どうもこんにちは。
シルビアさん(シ);Thanks for coming.
パールさん&ヨハンさん(ト);アリガト。(以下トランポリンズのお二人の発言は シルビアさんの通訳によります)
シ;片寄さん、トランポリンズを前に同ミュージシャンとしてどうでしたか?
片;聴いてまずびっくりしたのが、僕はなんていうのかな、スウェーデンのミュージ シャンってよりはすごくなんてい
  うか、パワー・ポップのミュージシャン、 例えばイギリスのスクイーズだったりとか、アメリカのジェリーフィッ
  シュ なんかを聴いたのと同じような感じで、すごくメロディがいいグループっていうね、 イメージがありました。
ト;そういうバンドはいろいろ聴いてきたんで、うれしいです。
片;そういう感じはすごくしました。いっぱいファックスなんかもきてるんでね。
シ;質問きいていきましょうか。
  (質問 パールとヨハンの二人は高校時代からの付き合いでもう15年以上にもな るそうですが、ケンカになったり
  しませんか? もしケンカした場合はどう やって仲直りするんですか?)
ト;彼は時々つまらないことばっかり言うからどうしていいかわからない。仲直りの 秘訣は、二人だからどんどん言い
  合って、また5分後にまた言い合って、で も言い合ったあとはちゃんと仲直りする。
片;夫婦みたいなもんですね。
ト;バンドで5人くらいいたらもうずっと一週間くらいケンカが続いちゃうかもしれ ないけど、二人だからすぐに仲直り
  する。
片;彼らはスウェーデンの出身なんだけど、スウェーデンのミュージシャンってのは すごく、僕が聴く限りではメロデ
  ィアスなミュージシャンがすごく多いんだ けれども、それはどうしてなのかなあ。
ト;今、スウェーデンではポップ
  ・カルチャーがすごく強くて、僕たちもベ ーシックはダンス、をベースにしてるから、やっぱり向こうでうけてる
  し、 あと、状況がいいっていうか、環境がいいんですごいポップでメロディアスになるん じゃないかな。
片;僕なんか東京で暮らしていると、彼らがフェイバリット・アルバムにあげてくれ ているディービーズだったりと
  か、レンブランツとか、ポウジーズとか、ジ ェイソン・ポプナーとか、そういうのを聴いているとどちらかといえ
  ば東京 では変わり者、少数派になってしまうんだけれども、そんなことはないのかな?
ト;そうですか? また違う音楽やらなきゃいけないかな。ディービーズはそんなに 大きなバンドじゃないけど僕のハ
  ートの中では大きな存在なんだ。
片;僕も、Me too. I like Christy.....Christy Mayson(???), my favorite.
シ;彼らってすごくやさしそうな感じの人じゃないですか。
ト;アリガト。
片;もともとの自分たちのルーツっていうのはXTCとかそのへんになるのかな、XTCと かビートルズとか。
ト;XTC、ビートルズはもちろんだけど、ポリス。最初サキソフォンをプレイしてた んだけど、ポリスの影響を受けて
  ベースなんかをやり始めて、で、影響され てる。
片;スウェーデンのバンドでルーツになったバンドってのはあるのかな。
ト;カーディガンズ、エッグ・ストーンズ、そういうスウェディッシュ・ポップもあ るんだけど、スウェーデンではや
  っぱりブリティッシュ・ポップがすごくメ ジャーなところがあって、そういうところから影響を受けています。
片;ここで一曲お届けしたいんですが、なんと、今日はこのスタジオにギターとキー ボードを持ち込んで生演奏をして
  くれるそうなんですね。

5. ONE BY ONE  TRAMPOLINES

片;素晴しい。うまいね。
シ;やっぱりライブって違いますね。
片;こうやって実際見てて、シンプルなコードでこんないいいメロディがかけるって のはすっばらしいことだなあとね
  思いましたね。
ト;Thank you.
片;あと、やっぱり、二人の声の相性がすごくいい。
ト;ヨハンの家に電話をした時にヨハンの息子が出て、『パールだけど』って言った ら、『うそうそ、お父さんでし
  ょ』って。それだけ声が似てるって言われる 。
片;そうなんだ。こういったパワー・ポップの楽曲とかって、すごい切ない歌声だっ たりすると一番いいなあって思う
  んだけれども。例えばなんかDifford & Ti lbrook、スクイーズのDifford & Tilbrookっているんだけども、その
  声を聴 いた時のような、なんかすごいね、とにかくこういう楽曲にピッタリの声だと思う、 最高だな。
ト;それもすごく光栄です。スクイーズは大好きです。ヒースローで何か新しいボッ クスのコレクションを見つけてう
  れしかった。コンピレーションが出て、自分のフェイバリット・ソングを入れて るやつですっごいよかった。
片;スクイーズの声も甘く切ないんだけど、なんかパワフルでグッとくる。その同じ ような感じがありましたね。
シ;(質問 トランポリンズの名前の由来を教えてください。)
ト;いろいろ候補はあったけど、ジェリーフィッシュのアルバムから『トランポリン ズ』というのを見つけて、すごい
  ポッピッシュだしいいなということで、決 めました。
シ;(質問続き ちなみにトランポリンは得意ですか?)
ト;東京ではまだやってないんだけど、ベッドの横にトランポリンがあって、毎朝跳 んでます。
片;スウェーデンは一回行ってみたいな。
ト;電話して、ビール飲みにいこうよ。
片;なんか楽器とか機材が、きいてると、古いものがいっぱいあるのかな。
ト;スタジオには古いものがいっぱいあるけれども、シンセを使う時に2回くらい試 してみて、駄目だなって思ったら次
  のを持ってきて使ったりしてる。スウェ ーデンのパンプ・オルガンってのがあるんだけど、それを使ったり、古い
  ピ アノを使って、新しい音を作ったり。
片;ミュージシャンには夢のような街のような気がしますけどもね。今後の活動とか ライブの予定があったら。
シ;彼らの初来日、東京では11月2日・3日、渋谷クラブクアトロであります。
片;これはどんな感じのツアーになりそうなのかな。
ト;初めて5人編成でやるんだ。絶対にグレイトになるんで、来なきゃだめだよ。
片;僕たちもぜひ行きたいな。あと、インストアイベントがあるんですね。今日の夕 方5時から、新星堂新宿カルチェ
  ファイヴ店でありますのでみなさんどしど しいらっしゃってください。
シ;いいですよ、いいなあ。
片;生で観る価値ありですよ。最後になりましたけども、ニュー・アルバム『トラン ポリンズ』から現在ヒット中のこ
  の<曲を聴きながらトランポリンズとはお 別れです。今日はありがとうございました。
ト;オツカレサマデシタ。

6. WAITING FOR YOU  TRAMPOLINES


8. EVERYTIME YOU GO AWAY  PAUL YOUNG

 これはねえ、懐かしいで、すごくね。ダリル・ホール&ジョン・オーツの曲でも有 名なんですけど。オリジナルはホール&オーツですね。


9. FREEDOM  ANDY'S

 このANDY'Sってのは、とんえるずの石橋さんと元巨人の定岡投手とデビッド伊東さ んの3人によるグループで、プロデュースとか曲をかいてるのが佐野元春さん。結構 マジですね、佐野さん。(テレビでやってたんですよ。たまたま見てて、佐野さんの 前でデビッド伊東さんが涙流して感動してたんですよ)見たかったなあ、佐野さん結 構お笑いのセンスもあるんでね、その辺にも期待したいところなんですけど。


10. HAPPY BIRTHDAY SWEET DARLING  KATE TAYLOR

 この曲はねえ、ジェイムス・テイラーの妹なんだよね、ケイト・テイラーってのは ね。前に紹介したでしょう、新譜を。彼の妹のケイト・テイラーがたぶん1980年くら いに出したCDに入ってた曲で、プロデュースもやってるし、コーラスもギターもこれ 参加してます、ジェイムス・テイラーが。すごいしぶいリクエストですね、ありがと うございます。


【BRAN-NEW TRUCKS】 『Poptopia! Power Pop Classics Of The '80s』

 今日持ってきたのは、さきほどトランポリンズのおふたりをお迎えした時にもいっ ぱいパワー・ポップって言葉が出たでしょう。だからそれにピッタリじゃないかなと 思って持ってきたんだけど。いわゆるパワー・ポップとは何ぞや、という質問に簡単 に答えてくれるコンピレーション、いわゆる編集盤ってのかな、をね、見つけて買っ てきたんですよ。これ、なんて読むのかな? 『ポップトピア』っていうタイトルで 出てて、ジャケットはね、リヒテンシュタインだね、もろね。ポップ・アートのリヒ テンシュタインっていう画家がいて、東京都がすごい値段を出して買った画家ですよ ね、リヒテンシュタインといえば。リヒテンシュタイン風のイラストが描かれている ジャケットなんですけど。ライノっていう有名なアメリカのレーベルがありまして、 このレーベルってのはほんとすごいんだよね。いっぱいいろんな音源を持っていて、 で、しかも例えばレコード会社が違ってひとつのコンピレーションにまとめられない ようなものでも、ライノが入るをうまくまとめてね、それも最高の音質で届けてくれ るっていう素晴しいレコード会社で、日本ではね、山下達郎さんが権利をいくつか持 って自分の会社から出したりしてるんですけど。
 このコンピレーションはいいんですよ。これね、3枚に別れてて、
70年代80年代90年代のパワー・ポップに別れててね、僕は一応ね、一遍に買っ ても聴けないからさ、80年代と90年代の2枚買ってきたんですけど、まず、90年代の 方から。
 90年代の方にはね、マシュー・スウィートでしょ、さっきも名前出てきたジェリー ・フィッシュ、ジェリーフィッシュはさっきトランポリンズが自分たちのバンド名を とったって言ってたね。ライド、ジゴロ・アンツ、レンブランツ、(この後ろのデザ インもすごい!)キャンベルの缶の、アンディ・ウォホールのパロディみたいな感じ だね。ザ・レモンヘッズでしょ、レッド・クロス、あとザンパノ、これもすごくいい バンドなんだよね、ヴェルヴェッド・クラッシュとかね、ほんとにポージーズでしょ 。すごくねえ、ポップでね、すごくパワフルで、パワーもあるんだけど、基本的にビ ートルズとかローリング・ストーンズみたいなああいう荒々しさも持ちながら、メロ ディのすごく、なんていうのかな、甘くて切ない部分を忘れてないバンドの曲を集め たコンピレーションって感じでね。結構こってるんですよ、これ中ね、CDを外してみ ると、トレイのところがこう透明になってて、3Dになってて、レコードをかけてる針 の動きが、、、可愛いんですよ。これね、なかなか、夏場ドライブしながら聴くには ピッタリのCDじゃないかと思うんですけど。
 80年代の方にはですね、僕も大好きなマーシャル・クレンショウとかね、今は懐か しいロマンティックス、知ってるかなザ・ロマンティックス、赤いスーツを着てたね 、全員赤い皮のねえ、ちょっと野暮ったいんだよね。このアメリカのパワー・ポップ のいいところはね、野暮ったさってのも大事なところでね、こうモッズ風のスーツは 着ときながら後ろ髪は長かったりとかしてね、その甘さがね僕は結構好きだったんで すけどね。さっきも話に出たディービーズだったりとか、あとバングルズなんかも入 ってますね。スミサリーンズとか。すごいいろんなバンドが入ってるんだけれども。 今日は80年代盤の方からお送りしたいんですけども。

1. THERE SHE GOES  LA'S

 これはですね、『Poptopia! Power Pop Classics Of The '80s』からの一曲で、ラ ーズの1988年のヒット曲です。アメリカでは49位までしかあがらなかったけどもね、 イギリスではこれ大ヒットして、で、ラーズってのはこの曲を含むアルバム1枚だけ で解散してしまったんだけれども、今はね、ベースのジョン・パワーっていう人が新 しく作ったグループ、キャストっていうのがね、イギリスで大ヒットしてまして、も うキャストとして2枚のアルバムを出してね、また来日すんのかな? キャストって のもなかなかいいバンドなんだけどね、僕はこの曲なんかを作っていたボーカルのリ ー・メイバース(?)ってのが忘れられなくてね、彼は今、どこで何をやってるんだ ろうってね。ちょっと、あの、、、違う世界に行っちゃったらしいんでね。これはイ ギリスのバンドで、まさにビートルズが好きなのかなあっていうリバプールのサウン ドを受け継いでるね。
この80年代盤の方にはね、他にもトミー・キーンとかね、バングルス、ユートピア、 トット・ラングレンズ・ユートピアだね。なんかも入ってるし、このねコンピレーシ ョンは結構お薦めですよ。あちこち、今、外資系のCD屋さんになんか行くと結構バー ンと積んでありますんでね、すぐ見つけられると思うから、興味がある人はぜひぜひ 買ってみてください。


12. BURN  DEEP PURPLE

 これはねえ、もうスタッフみんながかけてほしいということで、今日最後を締めく くる、激しいナンバー、よかったですね。


◆8/30 SPECIAL SUPER LINE ' J ' 「夏のおわりに聴きたい泣ける曲コンテスト」の お知らせ◆

 あなたが夏のおわりに聴きたいと思う泣ける曲一曲と、その理由を書いてファック スでリクエストしてください。
 別にね、あなただけが泣ける曲でも構わないんでね、そういう曲もあるでしょう。 僕なんかでもね、決してね、悲しい曲だから泣けるってわけじゃなくて、アップテン ポなんだけど、踊りながら泣ける曲、僕はねえ、サッド・ダンサーと名付けてるんで すけどね、そういう曲のことを。サッド・ダンサー系と勝手に名付けてるんですけど も。そういった曲なんかもいいなーと思うし。
 で、まあ、みなさんからそういった曲をバンバン寄せてもらって、僕たちふたりが ですね、独断と偏見で順位を決めまして優勝者も決めちゃいたいなと思ってましてで すね、まあ、優勝者にはプレゼントなんかも用意して。何が出るかわかりませんよ。 今頃ロスで、高桑くんが何か買ってきてくれるかもしれないし、僕の方からもいいプ レゼントを用意しておきますので、どしどしお寄せください。

ファックス番号 03-3797-6666(24時間受付中)


◆来週のゲスト◆
 来週のゲストは布袋虎泰さん、ビッグなゲストがいらっしゃいますね。ほんとにも う、身体もビッグですからね、布袋さんはね。びっくりしないように、シルビアさん は。ほんとに素敵な方ですけれども。


◆この番組が新宿の高島屋から放送されるそうです。◆
 アサヒビールが応援している『ラジオ新時代キャンペーン』のイベントがあり、関 東地区のすべてのラジオ局、15局が集まって開催するラジオ・フェスティバルでこの 番組も放送とのこと。
 いろんな番組が集まり、ラジオの歴史がわかるブースやなかなか見ることができな い古いラジオ、ヴィンテージ・ラジオなんかも見れて、注目は会場限定のオリジナル ・プリクラ! でも、私もシルビアさんと写れるってのではないそうです。
 もちろんJ-WAVEのブースもあってインターネット・サービスの紹介なんかもあるそ うで、この番組のナビゲーターのおふたりも放送してない間はそこらへんをぶらぶら 遊び歩いてるので声でもかけてくださいとのことです。

 『ラジオ新時代キャンペーン』のイベント開催案内

 開催日時:8月14日(木)〜19日(火)10:00-19:30 最終日は16:00迄
 場  所:新宿南口 新宿高島屋タイムズスクエア1階&10階特設会場
      (1階にはアサヒスーパードライ缶のポップがあるそう)

 ★★★この番組は8月16日(土)15:00〜16:30 10階特設会場にて放送★★★



 まったく最高だぜ「GREAT3」
イン デックスへ戻る!


前ページへ戻る!


 過去96年4月から9月にかけてGREAT3がレギュラーをやっていた
Bay FMのラジオ番組「スパークリング・エクスプレス 」の頁はこちら!!