シブいリクエストです。（二人から同じ曲にリクエストが来ていたことに対してか ）この番組のリスナーはセンスがいい！！！（絶叫するカタヨセアキト）

　僕、この曲知らないんですよ。いいカッティングですね。こういう達郎さんのカッ ティングにはやられちゃいますね。これは映画「BIG WAVE」のサントラで作詞がALAN O'DAYってなってますけど、この人もいいレコード出している人なんですよ。僕、3枚 くらい持ってますけどね。なんかシルビアも感心するくらい達郎さんはいい英語らし いですね。うつくしく・・・うらやましいですねえ。

　なんてセンスがいいんだろう、コレ、この曲は思い出ですね。これ、いつ頃なんだ ろ、たぶん僕がね中学校3年生くらいだと思うんですけど。大好きだったんだよねえ 。もともとこれ、プログレのバンドなんですよね。この頃はポップソングで有名にな ってて。いろんな人がボーカルをとってるんだけどね、たとえばゾンビーズの人がボ ーカルとってる曲とかあって、特にボーカルは決まってないんだよ、このバンドは。 でもこの曲はね、アラン・パーソンズのメンバーが歌ってて、しかも一番ヒットした のかもしれませんね。彼らの代表曲ですね。

　最近話題になってるバンドですね。

　僕、知らないんですけど・・・この曲だったんですね。聴いたことあります。勉強 になりました。

　はい、先生です（笑）。先生ってのもなんですね、もうやめましょうよウソです。 いいですいいです、何でも。好きにしてください。今日持ってきたのはバリバリの新 譜ですね、フー・ファイターズ、知ってますか？　もうこの肩書きは必要ないと思い ますけどね、ニルヴァーナのドラムスだったデイヴ・グロールのバンドですね。僕そ れよりもね、デイヴ・グロールはもちろんだけど、ギタリストにパット・スミアって 人がいるんですけど、この人がけっこうびっくりだったんですよ。ジャームスってい うね、伝説のね、ロサンゼルスのパンクバンドにいたんだよね。ボーカルの人はドラ ッグで死んじゃったんだけども、ほんとに伝説のパンクバンドだったんですよ。70年 代後半くらいかな。そこのギタリストのパット・スミアもね、このバンドで復活して て。とにかくニルヴァーナはどっちかっていうとネガティヴなパワーがすごくあった バンドでしょう。それに比べてね、このフー・ファイターズはある意味でノー天気と も言えるかもしれないけども、すごくポジティヴなパワーに溢れててね。ライブを僕 ね、去年来日した時に見に行ったんだけども、すごく楽しかった。ニコニコ暴れられ る感じ？　今回、アルバムを持ってきたんだけど、「MONKEY WRENCH」って曲がファ ースト・シングルなんですけど、それはどこででもかかってるし、この番組の中では アルバムの中で気に入った曲をチョイスしてきたんでその曲をかけたいと思います。

6. EVERLONG　　FOO FIGHTERS

　続けてもう一曲かけるんですけど。これがねえ、だいたいほら、旅行とかに行くと さ、旅先でかかってる曲を好きになっちゃったりするもんじゃないですか。で、僕こ の間仕事でロスへ行った時、どこのラジオつけても、テレビつけても、結構この曲、 サブライムの曲がかかりまくってたんですよ。で、僕、事情を知らなかったんですけ ど、東京帰ってきてそのサブライムが欲しくて買ってみたら、どうやらサブライムの ボーカルの人ってのがね、やっぱりこれもドラッグで死んじゃったらしいんだよね。 ロサンゼルスで今すごくそういうドラッグで死んじゃうミュージシャンとか、死なな いにしてもドロップアウトしちゃう人が多いみたいで。ほんと、身体だけは気をつけ てほしいなと思いますけどね。それですごく気に入って買ってしまったんですけど。 なんか、少しね、レゲエっぽい感じが全体にあるんだけも、基本的にはパンクバンド で、ジャケット見てもこのイレズミ。どっちかっていうとこれギャング系ですよね、 背中にサブライムってイレズミをしてあるジャケットなんですけど。あと、これは何 ですか？　マークついてるじゃないですか、レコードに。若い子は歌詞は注意ってこ とですか？　（親にちゃんとアドバイスをもらって聴きなさいってやつですね）僕ら もこのステッカー付けようかなって思ったんですけどね、意味もなく。このサブライ ムの、まあ70年代のパンクバンド、クラッシュを思わせるような大ヒットしてた曲を かけます。

7. SANTERIA　　SUBLIME

　この天気にぴったりの気持ちいーサウンドだと思いませんか。フー・ファイターズ とかね、サブライムとか、時にはハードコア・パンクとか言われてね、暴力的なライ ブとか売りものになってるでしょ。僕、最近ハードコアのバンドの友達とかもいるか らさ、ライブとか行くとさ、昔のハードコアとは違うんだよね。昔は本当に怖かった んだよ、僕らの頃はねえ。もうほんとにね、ビョウとかついた皮ジャンとか着てて、 殴り合いとかしょっちゅうだったし。今とかね、僕もねこの間ダイヴィングしちゃっ たんですよね、実は、ステージから。しかも倒れちゃったんだよ僕。でも屈強な若者 たちがこうちゃんとね、ビッとこう丸いガードして、僕をもう一回立たせてくれて、 それから、もう一回前にみんなバーッと行くっていうね。もうスポーツだね、ある意 味で。そういう感じだと思うよ。服装もだからぜんぜん、スケーターとかそういう感 じの男の子ばっかりだしね。パンクも変わったもんだなと思いましたけどね。

　シブいんですよ。17歳で、なんでクインシー・ジョーンズって感じがねするんだけ どね、すごくいいですね、趣味が。

　シブいですよ、18歳でこのリクエスト。この曲はまだクラブでもかかってるし、こ れはなんていうんだろ、エヴァー・グリーンっていうんですか？　もう定番なんでし ょうね、きっとね。

　この曲はねえ、すごくいい曲だと思うんだよねえ、俺ね。僕がいうのはなんかエラ そうですけど。すごい才能ある人ですよね、たぶん。お会いしたことはないけどね。 僕はあんまり女性のソングライターとかって聴かないんですけどね、彼女はものすご い才能ある人だと思いますね。と、ホメたところで、何ももらえるとは思ってません けどね。

　そういった、なんだ、この、CDで手に入らないものを紹介したいなんて言っときな がら、あまり今まで紹介してこなかったんですけど、結構探せば手に入るものばっか りだったんだよね。今日はとりあえず手に入らないものをもってきました。これ、初 めて買ったのいつだろう、高校生くらいだと思うんだけれども、それ以来、なんか辛 いことや悲しいことがあると必ずこの曲をね、聴くっていう習慣ができてましたね。 今回もレコーディングでかなり辛かった時とか、仕事がたいへんで2日くらい寝なく てさ、頭がこうパニックになる時ってあるじゃないですか。そうするとこの曲を聴く となぜか心が落ち着いちゃうんですよねえ。ランディ・エデルマンという人の「ブル ー・バード」って曲なんですけれどもね。このランディ・エデルマンという人はです ね、70年代にいっぱい、シンガーソングライターもしくは作曲家として活躍してまし てね、作曲家としては、バリー・マニロウ、オリビア・ニュートン・ジョン、結構ポ ピュラー系の人が多いんだろうなあ、カーペンターズとかフィフス・ディメンション なんかに曲を書いていますね。カーペンターズでいうと、「PIANO PICKER」、「I CA N'T MAKE MUSIC」、「YOU」なんて曲が彼の曲みたいですけれども、そんなに大ヒッ トした曲ではないけれどもね、すごく心に残る曲を書く人で。前に来日したこともあ るんですよ、実はこの人。僕の記憶ではね、カーペンターズの前座をやったってどっ かで読んだことがあるんですけど。だぶん、すごく前だと思うね。アルバムのほうも 何枚か、10枚くらい自分で出してるんですけど。この「PRIME CUTS」というアルバム はたぶん3枚目くらいのアルバムだと思うな、おそらくです、間違ってたらごめんな さいね。今はどこへ行っちゃったのかなと思ったら、実は、インターネットで調べた らですね、映画音楽の人？　すごいんだよーこれ。ずいぶんいっぱいやってるんです よね。資料があるんですけども、大金持ちですよね、これだけやってれば間違いなく 。有名なところでいうと「ツインズ」でしょ「キンダーガーデン・コップ」、これ両 方ともシュワルツエネッカーのですよね。あと何が有名だろ、「ラスト・オブ・モヒ カン」、「ザ・マスク」、「ベートーベン・2」、ベートーベンってあの犬のやつで すよね、かわいいですね。あとはそうだな、それくらいかなみんな知ってそうなやつ は。これ英語で書いてあるからわかんないや。日本のね邦題が書いてあるとわかるん ですけどね。そんな感じでね、今は映画音楽のほうで活躍しているランディ・エデル マンの1974年のナンバーです。

13. BLUE BIRD　　RANDY EDELMAN

　もう、また泣いてしまいましたけどね、僕は。歌詞わかんないのに泣いちゃうんだ よね、僕。英語あんまわかんないんですよ、これ。シルビア、どういう歌詞なの？（ 自分の求めているものは自分は本当はわかっているんだけれども、怖がらないでそれ を探しに行こう、みたいないい曲ですよこれ、すごく）そうなんだ。やっぱりメーテ ルリンクの「青い鳥」と関係あるんですかね？　あれって青い鳥を探し求めていたら 、本当は自分の家にいたっていうそういうような話でしたよね。いつ聴いても泣ける な。ゴメン、みんな俺の趣味に付き合ってくれて、ありがとう（笑）。

　なつかしいですねえ。『五月病をぶっとばせ』と書いてくれました。

　（母の日のメッセージつきのリクエストに対し）俺、母の日になんかしてあげたこ とないもんね。（明日はなんかしてあげてよというシルビアに）いいかげんテレくさ いでしょ。食事を一緒になんか恥ずかしくてできませんねえ。

　（土曜も仕事というリクエストメッセージに対し）がんばってほしいです、土曜日 に仕事の人もたくさんいます。