1997. 4. 19
1 . SHANGRI-LA
2 . GOOD VIBRATION
3 . 玉突き
4 . LOVE IS A WONDERFUL THING
5 . FALLING IN LOVE
6 . NOBODY'S FOOL
7 . ALWAYS
8 . 1/2
9 . HEARTBEAT
10. AFRICA
11. 明日、春がきたら
12. DON'T DREAM IT OVER
13. ラ・ブームだってMY BOOM IS ME
14. DIGGIN' ON YOU
15. BLOOD ON THE DANCE FLOOR |
(電気にしてはいい曲なんで...のメッセージに対し)ひどいなーそれ、電気はいつ もいい曲なんだぜ。
ここで、レコーディングの様子を語る。ジョン・レノンの『ロックン・ロール』と いうアルバムを手がけた人とやったんだけど、いいんだすごく。やっぱりね。で、日 本人の音に固定観念があったみたいで、うちの曲をきいたら、なんか違うって興味を 持ってくれて、こっちでは出さないのかって言われたり。あと、僕、おとといくらい からホームシックにかかっちゃって。ゆうべはふとんかぶって寝ました。
僕も全然知らなかったんですが、昨年早稲田大学の学園祭に出たときにファンの男 の子からこのディガーズのデビューシングルをいただきましてね、「片寄さん、絶対 好きだから」って言われてそれで家に帰って聴いたらほんとによかったっていう。そ の日からずっとシングルを愛聴してまして、でようやくアルバムが出たんですよ。こ れはクリエイションというイギリスのレーベルから出ているんですけど、クリエイシ ョンといえば一番有名なのがオアシス、もうイギリスとアメリカの両方でブレイクし たんでクリエイションは一躍お金持ちになってしまったんですけどね。そのクリエイ ションがイチオシでリリースする今年の新人という感じだと思いますけど。このDIG (掘り起こす・大好き)という名前のとおりすごく60年代のサウンドが大好きな連中 だと思うんですよ。バーズやビーチ・ボーイズ、もちろんビートルズみたいなサウン ドもあるし、オアシスよりももっとソフトでポップなサウンド、それが特徴だと思い ますね。セカンドシングルではハイラマスというグループのショーン・オハーガンが プロデュースしたりとかしてて話題になってます。
6. NOBODY'S FOOL THE DIGGERS
LAに行ってもニューヨークに行っても思ったんですけど、一時のグランジとかハー ドなミュージックよりも最近はこういったポップなものが受け入れられやすくなって る感じです。すごく面白い現象ですよ、メロディ志向が帰ってきたっていうのかな。 すごくいい曲がどんどんふえてくると思いますよ、これからは。
18歳でこの曲、シブいですね。
10年前の今日といえば1987年の4月。僕は18歳ですね。青春まっさかりでようやく 男になったって感じの年頃でしたね、記憶によると。そんな87年のビルボードから僕 の独断と偏見にもとづいて選んだ曲があるんですけどね。この曲は今まさに旬のプロ デューサーとも言えるミッチェル・フルーム、彼がプロデュースした初の作品のひと つじゃないかなと思うんですけど。ミッチェル・フルームといえば、最近ではエルヴ ィス・コステロ、ロス・ロボス、スザンヌ・ヴェガのだんなさんでもあるんで、スザ ンヌ・ヴェガのプロデュースももちろんしてるし、日本のチボ・マットであったりと か、自分自身のバンドのラテン・プレイボーイズっていうのもやってて、これもまた 素晴しいんですけどね。好きなんですよ、ミッチェル・フルームはすごく。いつかプ ロデュースしてもらいたいと思っているプロデューサーの一人ですよね。
12. DON'T DREAM IT OVER CROWDED HOUSE
涙でそうですよ、これは。もう東京帰りたいですよ。このクラウデッド・ハウス、 確か今年に入って活動休止しちゃったんじゃないかな。今をときめくミッチェル・フ ルームの出世作です。いい曲ですよね。僕はふとんをかぶって小さなラジオで聴いて ました、これは。さみしくなるとふとんをかぶる癖があるんですね、僕は。
過去96年4月から9月にかけてGREAT3がレギュラーをやっていた
Bay FMのラジオ番組「スパークリング・エクスプレス
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