うん。あの、このグループってスウェーデンのグループだよね。歌詞からいっても 、ほら、マーヴィン・ゲイみたいに歌えたらあの子のハートもつかめるのにっていう みたいな歌詞でしょ、これ。なかなかね、わかりますよ。意識してる感じは。僕はど っちかっていうとカーチス・メイフィールドの方が近いかなーとかね、ちょっと思っ ちゃったかな。でもね、マーヴィン・ゲイとカーチス・メイフィールドってやっぱ同 じ時代に活動してた人だから、そういう意味ではね、そのふたつが。たぶんこの人、 カーチスも好きだと思うし、マーヴィンも好きだと思うし、とにかくあこがれてるん だろうね。

　俺も久々に聴いてみたいね。いいリクエストだと思います。
　1972年のアルバムだったと思います。デヴィッド・ボウイがいちばんなんだろ、グ ラマラスだったころ、もう男か女かわからないくらいのね中性的な雰囲気があった、 全盛期かもしれないね、もしかしたらある意味ね。

（質問　クリスマスの予定は？）
（あたしは24日も25日も仕事です。）僕も、、、仕事かな、、、24日は空いてるのか な。でも特別なことはないと思います。

　これは僕も好きな曲だな。これは何年か前のアルバムなんだけれども、彼がプロデ ュースしてたマイケル・ジャクソンの、たぶん『OFF THE WALL』だったですね。その 中の「ROCK WITH YOU」っていうヒット曲のたぶんセルフ・カヴァーになるんだろう ね。

　続いての曲、なつかしいんですよ。オレンジ・ジュース。エドウィン・コリンズっ ていうね、最近ソロ・アルバムが売れてる人がいるんですけども、彼が昔やっていた バンドでアズテック・カメラと同じころのバンドです。

片寄くん；今日のゲストをご紹介しましょう。ホフ・ディランが遊びにきてくれまし た。その鋭い目でね、にら
　　みつけないでくださいね。
シルビアさん；わざと隣に座らないように離したんですよ。
片；そうなんですか？　まず紹介したいと思うんですけど。僕のすぐ隣にいらっしゃ るのがシン・ワタナ・ベイ
　　ビーさん。
ベイビーさん；どうもお久しぶりです。
片；そして、そのとなりにいるのがテン・ヒンガー・ユウヒくん。
ユウヒさん；テン・ヒンガー！？
片；フィンガーだね。
ユ；ちょっと気になりましたね。テン・ヒンガーってかなり貧相な感じです。
片；なんか馬っぽいよね。
ユ；そうそうそう、、、それはヒンガーっていうから。普通にフィンガーならいいん ですよ。
片；っていうか、何言われるかと思って、俺、おびえてるんですよ。
シ；早速一曲聴きたいんですけど。

6. コジコジ銀座　　ホフディラン

片；（質問　二人は仲がよいのですか？）ってどのふたりだろうね、やっぱホフ・デ ィランのふたりだろうね。
ユ；仲いいですよ。ただ、ワタナベくん、あんまお酒飲めないんでね、だから夜は別 行動。
片；そっかそっか、曽我部とかもけっこう下北沢あたりをフラフラ歩いてますね。
ベ；だからツアー中とか飲みにいくときは別行動ですね。ホッケーとかやるときは一 緒に仲良く。
ユ；で、まあ片寄くんに電話して、僕が酔っ払うと。
片；突然かかってくるんだよね。
ベ；片寄くん玉ねぎもだめですよね。
片；僕ね、玉ねぎとピーマンがだめ。
ユ；そう、片寄くんとワタナベくん、似てるんですよ。お酒だめで、玉ねぎだめで。
片；酒はでも飲めますよ、僕。
ユ；飲めないって、、、飲めるね、飲む！
片；飲みますよ、もう。
ベ；そういうとこも僕に似てるね。
片；もうねえ、男気でね、食えと言われればピーマンでも食いますからね、僕ね。
ユ；いや、そんなの食えって言わないけど。
片；あとでもどしちゃう、、、すいません、失礼しました。
シ；（質問　ユウヒさん、今まででいちばん片寄さんに迷惑をかけたことはなんです か？）
ユ；あのね、、、でもね、そんな迷惑かけてないですよ。
片；あれじゃないかなあ。
ユ；やっぱ大阪で、、、。
片；大阪でね、僕が、なんだったんだろう、すごい疲れ切ってベッドで寝てるときに 、枕元でね、２時間、、
　　いや、朝までかなあ、なんかね、いろいろ話してくれたんだよね。耳元で。で、 僕もうつらうつら内容をお
　　ぼえてるんだけど、ようするに、今のユウヒが生きている人生がすべて夢だった ら、、、死ぬ直前の走馬灯
　　のように甦る、、、どうしようっていう不安について話してくれたんですよね。
ユ；そう、常に死んだらこわいっていうのを考えてますからね。それはやっぱりね、 片寄先生ならわかってくれ
　　るだろうと。
ベ；だからってあの時間から行くっていうのはね。
片；しかも僕あのときなぜか全裸でベッドに寝てたんだけどね。
ユ；なんかね、友達が来てたらね、普通迎えくらいね、ロビーくらいに来て、僕はロ ビーで軽く話そうかなくら
　　いに思ってて、したらね、ベッドからも出ないんですよ。失礼な話でね。
片；来たんじゃないの勝手に。
シ；それが一番迷惑だったと。
片；そんなことないですけどね。もう、迷惑なんてないです。ないです。
シ；（質問　ワタナベさんは確か以前テニス・プレイヤーのグラフのファンとおっし ゃってましたが、今も彼
　　女の試合はチェックしてますか？）
ベ；してますね。毎年２月に来日するんですよね。それをね、ストーカーのように追 っかけやってるんです。
片；女性なんですか、グラフって。僕、知らない。ナブラチロワは知ってて、、、あ れはスティーブン・スティ
　　ルスに似てるなあと常々思ってたんですけど。そんな話はどうでもいいですね。
シ；（質問　昨年行った年末のイベントですが、今年は参加出演予定は今年はないん ですか？）
ユ；ないですね。あの、大晦日なんですけども、大晦日、われわれは今年は休もうと 。なんかあります？
シ；あります。
ユ；片寄くんは？
片；ない。
ベ；僕ら結成以来初ですよね。大晦日にないのは。
ユ；そうそう、毎年たまたま出てて。
片；だいたいライブハウスとかオールナイトでやるじゃないですか。だから結構誘わ れたりするんだけど。
シ；31日はみんなお休みすると。
片；紅白歌合戦のためにみんなあけてたりするんですよね。
ユ；そうですね。ル・クプルのバックで出ようかと今、たくらんでますけど。
片；OK.OK.OK.
ユ；なんか冷たいなあ。
シ；（質問　クリスマス・ツリーなんか飾ってますか？）
ユ；飾んないですね。
片；ほしいね、でも。ほしいけど。
ユ；ああ、そうですね、いいですよ。僕、原宿に住んでるんでね、イルミネーション があるからね。
片；この時期家まで行くのたいへんじゃない？
ユ；たいへん。だからね、ほどほどにしていただきたいな。みなさん。
シ；おすすめスポットはじゃ、その原宿近辺？
ユ；だからそこには来ないでほしいです。まったくおすすめしないですね。おすすめ はね、お台場。あと、なん
　　とかブリッジ、レインボー・ブリッジとかあっちの方にみんな行ってもらって。
ベ；木更津とかね。
ユ；そうそう、そういうとこにみなさんね。そういう方が通じゃないですか。原宿と かのイルミネーション来るに
　　よりも、築地でもんじゃ食うとか。かなりレア・クリスマス。
シ；築地あたりだったら銀座とか近いじゃないですか。銀座とか近いじゃない。銀座 とかすごいきれいですよね。
片；シルビアさん、銀座って感じですね。
シ；そうですか？　近いですね。
ユ；シルビア銀座。
片；いいですね、そのネーミング。
シ；なんかどっかの商店街みたい。
片；ちょっとね、ぽいですよね。
シ；（質問　ふたりは自転車とか乗りますか？）
片；しぶい質問だね。自転車ってこの歳になるとあんま乗らない、、、。
ユ；原宿に貸自転車ってあるんですかね？
ベ；あるよ。こないだレコーディング中テレビでやってたよ。
ユ；原宿で貸自転車。
シ；女性ばっかりが貸してるっていうのですよね。
ベ；女の職場最前線っていうの。
片；お店とかまわるのには便利なんじゃないの？
ユ；自転車ね、新しいの買おうと思ってたの、丁度。で、自転車仲間みんなで、こう ね、街を自転車で行こうか
　　と。
シ；やっぱりママチャリ？
ユ；かっこいい、小沢健二バリのね、このあと番組もあることだし。マウンテンバイ ク。
片；ああいう感じね。わかります、わかります。B-ボーイスタイルで。
ユ；そうそうそう。片寄くんも買ってよ。
片；僕、自転車、持ってないんだよ。
ユ；それで自転車で。
片；いいねえ、自転車でけっこういける距離だもんね。
シ；自転車暴走族ね、いいなあ。
　　（質問　ベイビーさんはいつも帽子をかぶってますが、何故？　また、いくつも ってますか？）
ベ；理由はねえ、髪形がへんなんでね。たいていへんなんですよ。
片；っていうか、あれなんじゃない、楽なんじゃない。やっぱり。一回かぶっちゃう と離せなくなると思うよ、
　　たぶん。
シ；女の子なんかはね、髪形がきまらないときに帽子かぶったりしますよ。
片；あー、もういくらやってもだめなときってありますよね。
シ；（質問　だじゃれの訓練はしてますか？）
ユ；訓練してますよ、常に。
シ；だじゃれ王なんですか？
ユ；そうでしたね。
片；最近のいちばんのヒットは？
ユ；最近はなんでしょうか？
ベ；最近なんか言ったか？　 ユ；っていうか。あんま僕的なやつ全然ヒットしてないんですよ。常に言ってんです よ。数を。だからうわーお
　　もろいっていうのはない。
ベ；ま、質より数ですからね。
片；僕もワタナベくんもそろそろそういうこと言ってるとおやじと言われる年齢に名 入りつつありますからね。
ベ；おならもブーブーしますからね。
片；あ、そうなんですか？　それはないですけど。
ベ；最近だじゃれよりおならの方が多いです。
シ；（質問　いまハマっているものはなんですか？）
ユ；今はね、僕はこんにゃくスープ。ちょうどレコーディングだったんで、毎日こん にゃくスープを作って毎日
　　飲んでましたね。
シ；なんでレコーディングだとこんにゃくスープなんですか？
ユ；あの、、、簡単じゃないですか、レコーディングで、スープで、粉のやつ入れて つくればいいから。だから
　　レコーディング中はもうずっとこんにゃくスープ とスーパー・ドライ。
片；好きなものずーっとそれで平気でしょう。
ユ；毎日僕ねスーパー・ドライとこんにゃくスープでいい。
片；ベイビーは？
ベ；僕、なんだろね、最近はおはがきの返事を書いたりとか。
片；あ、いいことだ。
シ；ファンの方たちの？
片；ドキッ。書こう書こうと思ってるんですけどね。
ベ；最近ちょっとかきはじめました。
片；ライブがあるんですよね。12月22日、渋谷公会堂。もう、ソールド・アウトじゃ ないですか。やりますね。
ユ；来てくださいよ、僕、グレイト３行った（テープ反転中）すいません、あの放送 上だから、うそでもいいか
　　ら行くよって言ってください。
片；うそつけないんだってだめなんだよ。
ユ；盛り上げてよ。
片；ごめん、行くよ。でも大阪で行ったじゃん。
シ；それでですね、お忙しいホフ・ディランなんですけど、今、次のシングルを録音 中ということで、、、
ユ；そうですよ、、、シルビアさん、さんざん英語言ってるわりに次のシングルを録 音中。
片；レコーディングくらい英語で言ってほしいですよね。
ユ；さんざんさっきからそこ英語で言う必要あるかって、、、。
シ；やっぱり日本人ってとこもみせておかないとね。
ユ；今、すごい、よかったよ。
片；とにかく最高傑作だと言ってましたけどね。
ユ；そう、今回ね、すごいいいです。２曲入るんだけど、２曲とも。すごい自信作な んで。
ベ；録ってる過程も楽しいんですよね。
片；そういうのいちばんいいよね。たぶん、いいシングルだと思うよ。それはもう話 きいてるだけでわかるよ。
　　楽しみだね。それがあだったらもう早速かけたいので、持ってきてください。じ ゃもう終わりの時間になっ
　　ちゃったんだけど、ホフ・ディランからのリクエストにこたえて今日は二人とお 別れしたいと思うんですが。
ユ；ジェーンズ・アディクション。再結成というか、また。
片；レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーが入ってる。
ユ；フリーも入ったのかわからないんだけど。
片；ヘルプかもしれないけど。
ユ：これ、めっちゃくちゃかっこよかったんで。
片；ありがとう。

　これはね、俺も好きな「ファンキー・ガッツマン」とかいたM.C.A.T.。嫌いじゃな いんですよ。あの曲はね、あの曲だけは好きんなんですよ。彼がプロデュースしてる らしいんでね。

（メッセージ　27歳の誕生日に素敵な曲をプレゼントしてください。）
　これはね、ニック・ドレイクって人のナンバーなんだけど、土曜日にぴったりな曲 なんだよね。少し悲しい歌なんだけど、なんだろうな、大人になることの悲しさも含 まれてるというのかな、そういう曲だから日本盤を買って歌詞を読むといいかもしれ ませんよ。
　まあ、ニック・ドレイクという人はイギリスのソング・ライターなんですけど、す ごくね、影響がいまだにある人なんですよ。もうお亡くなりになっちゃった方なんで すけど。例えば、ポール・ウェラーだったりとか、ダイナソーJR.もそうだろうし、 前かけたプリファヴ・スプラウトとか、とにかくね、ミュージシャンでニック・ドレ イクの悪口を言う人はきいたことがないくらいの人だね。すごく繊細なアルバムを作 る人なんで。なんかね、憂鬱な歌が多いんだけど、なんかその中にやさしさがあるん だよね。だから、僕は決して暗くならないな、ニック・ドレイクの歌をきいても。

　そうですね、今週もけっこういっぱいCDを買ったんですけどね、いっぱいいいのが あったんですよ。あ、僕ライナーを書いてるんだけど、パルサーズの日本だけで出し たEPとかあったりとかしてね、それも良かったし、他にもイアン・ゴムとかね、懐か しい人なんかも出てたりしたんだけど。今日持ってきたのはね、カルチャード・パー ルズっていうグループで、僕全然知らなかったんですよ、はっきり言って。ジャケッ トとか見るからになんていうかな、ブラン・ニュー・ヘヴィーズというか、なんかア シッド・ジャズのバンドっていう感じなんだけども。僕はアシッド・ジャズとかもと もと嫌いじゃないんで、すごく。ま、でも一時すごく流行って、今すこし落ち着いて る感じがあるから、どうかなと思って聴いてみたら、ほんとね、いろんな音楽が混ざ ってるんだよね。グループ自体もドイツなんだよね。じゃ、ちょっとかけてみようか 。ポータブルCDプレイヤーっていうんですか？　これいいんですよ。ツアー中みんな よく使うんですけど。あ、アンビエントですね、これ。とばせるんでね、これ、、、 あ、まだだ、、、次の曲。これ、アコースティックなのとかね。曲がすごくいい曲な んだよね。とにかく。ドイツのグループなんだよ。どういう活動してんのか、僕もち ょっと謎なんだけどね。英語で歌ってるんだよ。好きなアーティストがね、ポール・ ウェラーとか、サウンド・ガーデン、パール・ジャムとかね、もうすごいんだよ。ち ょっととりとめがないって思われるかもしれないけど、通して聴くとこれが意外とね 、首尾一貫性がしててなかなかいいアルバムだと思うんですけど。この中でいちばん 好きな曲を紹介したいと思います。

10. SUGAR SUGAR HONEY　　CULTURED PEARLS

　だから、こう、アシッド・ジャズというよりはもうちょっと前で、80年代のスタイ ル・カウンシルとか、プリファヴ・スプラウトの全盛期とか、なんかそんな感じのポ ップスの要素を思いださせますよね。（歌詞も可愛かったですよ、 SUGAR SUGAR HON EY PUNPKIN PIE あたしなしでは生きていけないでしょうって）おっ、強気ですね、 けっこうねえ。これ女性の方が、黒人のシンガーなんだけども、バックの二人はどう やら白人の方みたいですね。なんか面白い、やっぱり、イギリスとかからね出てきそ うなグループなんですけど、それがまたドイツを拠点に活動しているってのが面白い ところですよね。

12/20 SUPER LINE 'J' SPECIAL　究極のクリスマス・ソング特集

片寄くんが究極のクリスマス・ソングを紹介してくれるそうです。
「家でクリスマス・ソングを探したらけっこういっぱいあったんだよ。すごいあって 、例えばね、こういう人が好きなんだけど、この人クリスマス・ソング歌ってないの ？　とかそういうような質問とかも早めにいただけると僕が調べることができるかも しれない。聴きたいクリスマス・ソングをリクエストください」

　24hs受付中　FAX　03-3797-6666