オンエアリスト

1997. 11. 22

1 . 幸せな結末
  大滝詠一

2 . SUGAR SUGAR
  ARCHIES

3 . STEPPING STONES
  G.LOVE AND SPECIAL SAUCE

4 . THE WAY IT IS
  BRUCE HORNSBY AND THE RANGE

5 . カーテンコール
  ゴスペラーズ生演奏

6 . 終わらない世界
  ゴスペラーズ

7 . LOVE,LOVE,LOVE
  DONNY HATHAWAY

8 . PROMIS ME NOTHING
  REPERCUSSIONS

9 . 三時の子守唄
  細野晴臣

10. WE GO DOWN SLOWLY RISING
  PRIMAL SCREAM

11. I DON'T NEED YOU ANYMORE
  BURT BACHARACH FEAT.JACKIE DE SHANNON

12. スイマーよ!!
  B'Z

13. ALTOGETHER ALONE
  HIRTH MARTINEZ



カタヨセアキトのコメント<1997. 11. 22>


今日はちょっと天気ねえ、、、すごい、ここから外見えるんですけど、曇ってるって いうか、煙ってるに近いですね。ここはロンドンって感じですよね。
1. 幸せな結末  大滝詠一

 大滝詠一さんっていうのはですね、僕が14の時だから、、、15年前か、『ア・ロン グ・ヴァケイション』っていうアルバムがね大ヒットして。1982年かな。もーのすご いヒットしたんですよ、すごく。もともとはね、はっぴいえんどっていうバンドをや ってましてね、そこのメンバーすごくてね、細野晴臣さん、YMOの細野さんとか、ギ タリストの鈴木茂さんでしょ、あと、松田聖子さんの歌詞とかほとんどかいている松 本隆さんていう、今作詞家の方がいらっしゃるんですけど、その4人でバンドを作っ て出てきたのが最初で。その後ナイアガラっていうレーベルを自分で作って、たぶん 大滝って名前からひっかけたんだと思うんだけどね、そこから出てきたのがね、あの 、山下達郎さんとか、大貫妙子さんとか。だから日本のポップス界の首領! ですね 、まさに。日本のフィル・スペクターと言っても過言ではないと思います。


2. SUGAR SUGAR  ARCHIES

 ちまたではね、サッカーがワールド・カップの初出場を決めて盛り上がっているよ うなんですけどね、僕ね、サッカー、あんまり観ないんですよ、申し訳ないんですけ どね。うちのメンバーだとベースのきよしがね、大好きなんだよね。僕、野球の方が どっちかっていうと好きでね。ほら、うちのベースのきよし、オーストラリアで育っ てるでしょ。オーストラリアって野球がないらしいんだよね。だからサッカーが好き なのかな、たぶん。でも今はほら日本でもサッカーすごく盛り上がってるみたいだか ら。
 これはすごいよ。1969年にあったね、マンガのバンドなんだよ。だからジャケット とかもマンガなの、全部。だからメンバーは誰がやってるかわからないっていうバン ドなんだけどね。アーチーズっていうのがいたんだな。絵を見ればきっと見たことあ る人はいると思うよ。


3. STEPPING STONES  G.LOVE AND SPECIAL SAUCE

 相変わらずかっこいいですね。


4. THE WAY IT IS  BRUCE HORNSBY AND THE RANGE

 なつかしいなあ、ブルース・ホンズビー。グレイトフル・デッドで一時ね、キーボ ード弾いてたりしてたんだけどね、最近はあんまり名前きかなくなりましたね。でも 、すごくいいバンドだと思います。


 【ゲスト#24】  ザ・ゴスペラーズ

片寄くん;それではお待たせいたしました。今日のゲストを紹介しましょう。12月1 日にニュー・シングルをリ
  リースするゴスペラーズです。こんにちは。
ゴスペラーズのみなさん;こんにちは。
片;今日はジングルまでやってもらって。すごいね、やっぱり。
シルビアさん;大人数だし、活気があって。
村上さん;たくさんでやると楽なことも多いんでね。一人はつらいですよね。
片;いつもだいたい5人で出るんですか?
安岡さん;そうですね、5人で出ると必ず歌えるので、僕ら、楽器いらないんで、5 人そろえば。だからいつも
  5人でだいたい出てますね。
片;今日もあとでやってくれるらしいんでね、楽しみですね。まずは自己紹介しても らおうかな。
ゴ;ゴスペラーズのヤング、安岡優です。
  続きまして酒井雄二です。
  リーダーの村上てつやです。
  黒沢カオルです。
  ベース・ボーカルの北山陽一です。
シ;あ、かっこいいなあ。
片;みんなやっぱりそれぞれ声に特徴ありますね。
村;けっこう違う声質なんですよ。けっこうこういうグループって声質似てるほうが ある意味ハモリやすいんで
  すけど。でも、違うほうがおもしろい。
片;ああ、僕もボーカル・グループ好きなんですけど、やっぱり違うほうが好きです ね。僕、モーメンツとかす
  ごい好きで、ライブ行ったりしたんですけど。レイ、グッドマン&ブラウンで来 たとき。
ゴ;それ92年の。
片;そう、アポロシアター本牧。
ゴ;ハリー・レイが帰ったらすぐ死んでしまったという。
ゴ;最後のステージ日本だったんですよね。
ゴ;あれ、行かれたんですか。急にしみる話になっちゃったな。
片;もう、最高でしたね。あのグループがやっぱり、ほら、アル・グッドマンってい うすごい低音の奴がいて、
  かと思えばハリー・レイみたいなテナーがいて、で、ビリー・ブラウンだっけな 、ビリー・ブラウンはも
  う張り裂けるようなファルセットっていうね、この組み合わせがやっぱり最高だ ったし、ゴスペラーズも
  やっぱそういうふりわけがあって、きっとね、好きな人にはたまらないと思うん ですけど。
  前、この番組で泣ける曲コンテストやったときにリクエストくれましたよね。
ゴ;それ、あの、レイ、グッドマン&ブラウンですよ。
片;ですよね、やっぱり好きですか?
ゴ;このメンバーん中で甘い、ああいうあまくさソウル、あんまりアーバンじゃない やつ、ちょっとくさみのあ
  るやつが好きなのは僕ですよね。
片;じゃ、スタイリスティックスよりも全然モーメンツの方が?
ゴ;いいですよね。ただ、そんなこと言ってもスタイリスティックスねえ、最高です よね。一回前座やったこと
  あるんですよ。
片;うそ、ほんとに?
ゴ;大阪の方で。目の前でやられるとグッときちゃいますよね。
片;そうだよね。前に僕の友達がカラオケでプラターズの「オンリー・ユー」を歌っ てたんだって。そしたら、
  いきなり黒人の人たちがばーっと入ってきて、コーラスつけてくれて、なんだと 思ったら本物のプラターズ
  だって。でも、なんかよくきいたら、オリジナル・メンバーはもう一人もいなか ったらしいんだけどさ。
  おまけにここがどこだかも自分でわかってなくて、アジアだってことはわかって たらしいんだけど。かなり
  まわってるじゃない、プラターズとかになると。
ゴ;もうわかんないんだ。
片;わかんないみたい。
ゴ;あぶないな、それ。
片;ゴスペラーズは日本では唯一のボーカル・グループって言えるのかな。
安;この世代で、男だけで、別にジャンルにとらわれないでやってるっていったら、 僕ら、、、。
シ;みなさん一緒になって、どれくらいなんですか?
安;このメンバーになって、3年越えましたね。デビューして丸3年がもうすぐきま す。
村;バンド組んだのが、もともとこれ早稲田のサークルなんですよ、大学のサークル なんですよ。91年だから、
  もう6年。6年一緒にやってるのは俺と黒沢。
片;たぶん、そのころテープもらったことあると思うんですよ。井出靖さんからいた だいたんですけど。
ゴ;それ、94年ですよ。
片;そのこをとはだからメンバーが違うんですよね。
ゴ;違いますね。
片;じゃ、もう昔から友達同志って感じなんですか?
安;先輩後輩ですね。
シ;みなさん同じ大学で?
安;大学ばらばらなんですけど、サークルがいろんな学校から来れるサークルで。
ゴ;そんななかなかないでしょう。バンドみたいにやってる人の数ないですから。
ゴ;今はけっこう出来てきたんですけど、当時は早稲田くらいしかなかったんですよ 。
片;じゃあ、R&Bとかそういうのじゃなくても、ほんとにボーカル・グループの、、 、
ゴ;っていうか、ア・カペラっていうあれですよね。
ゴ;ジャンルはノン・ジャンル。
ゴ;全然ブラックっていうニュアンスでもなくて。
片;なるほどね、ア・カペラっていいよねえ、すごく。パースエイションズだっけ?  なんかエピソードとかきい
  てると、なんか、あれ、元々街角で歌うというところから始まってるっていうの ね、何の楽器もなくてもで
  きるとこがやっぱり一番の魅力だと思うんですけど。さっそく、生で歌っていた だきましょう。

5. カーテンコール  ザ・ゴスペラーズ生演奏

片;やっぱうまいね。すごいね。うまいねって言ったら失礼か。
シ;エコーかかってなくてもいいですね。
片;うん、ヘッドフォン外してもいいもんね。生で聴いても。
ゴ;僕、こういうの歌うとね、しゃべり、でなくなるんですよ。
安;俺らもしっとりしちゃってね。
ゴ;よくないとこですよね。
シ;(質問 ゴスペラーズの「ウルフ」を聴いたときにマンハッタン・トランスファ ーを思い出しました。ゴス
  ペラーズで聴く曲というよりはジャズのような雰囲気があります。どんなとこか ら影響を受けていますか?)
ゴ;あれは、和音の構成がジャズなんだよね。
ゴ;「ウルフ」のイントロは。
ゴ;マン・トラとか、、マンハッタン・トランスファーとか、そんなに聴いてないか な。もちろん好きだけどね。
ゴ;僕は小さいころ聴いてました。
片;小さいころっていくつくらい?
ゴ;いやほんとに、親が好きだった。
ゴ;けっこうそうかもしれないね。
安;だからカヴァーしたりとかはないんですけど、もちろん聴いてはいますけどね。
ゴ;なんかヴォーカル・グループそのものに影響受けているっていうのはねそんなに じゃないですよね。
ゴ;TAKE6、BOYSMENとか。
片;やっぱりそこがでもいいと思うんですよね。僕はすごく、あの。やっぱり新しい ものってないとあれじゃな
  いですか。そのまんま、70年代そのまんまやってても僕は面白くないと思うし。 自分はこういうのできない
  けど、ア・カペラみたいのが、例えばコンテンポラリーの曲とかにのってやった らどうなのかなとか。トッ
  ド・ラングレンとかア・カペラのアルバム出したりしてたじゃない。ああいうの とかすごい好きだったから
  そういうのって日本でないのかなと思ってたから、そういう感じがしてすごい僕 はいいなーと思うんですよ。
シ;プロデューサーがって感じですかね。
片;???へ???
シ;そういうの聴いてやりたいって。
片;とんちんかんなこと言いますからね、気にしないでくださいね。
シ;なんでなんで、プロデュースすればいいじゃないですか。
片;いやいや、なんで僕がプロデュースするんですか。とんでもないですよ。
ゴ;今、一瞬、真っ白になった。
片;おれも今、頭、真っ白になりました。
ゴ;初雪かと思った。
片;(質問 大学卒業までにこれをやっておけということをひとつづつ教えてくださ い。)
ゴ;だって、うち、メンバー3人卒業してないんですよ。
ゴ;安岡が5年生で。
  酒井が6年生で。
  北山も6年生です。
安;小学生みたいですよ、もう。
片;何年までってあるんじゃなかったっけ?
シ;7年でしょ。
北;僕は6年です、今年でもう背水の陣、がけっぷちギリギリ。
シ;卒業しとけ。
安;シルビア姉さん、、、すごい姉さん顔あったな。
ゴ;なんだろうね、大学出るまでにって。
ゴ;自分で決めろ。
ゴ;海外旅行。
ゴ;すげえ、OLっぽいな。
ゴ;いやいや、必ず卒業旅行行くじゃない。あれ、行っておくと楽しいらしいよ。
片;友達となんかやっといた方がいいよ。卒業したら会えるようで会えないからね。
ゴ;サークルにいるんだったら、サークルの人たちとどっかへ旅行に行くとかいいで すよね。
ゴ;徹夜してない人は一回徹夜しとくといいかもしれない。大学時代しかできないか もしれない。
ゴ;何だよ、それ。
ゴ;意外にいるんだよな、徹夜したことのない女って。
シ;ほんと? あたしもしたけどな、試験勉強前は。
ゴ;そういうんじゃなくて、遊びで徹夜。そういうのしたことない人ってけっこうい るんだよ。なかなかできな
  いですから、社会人になると、そういう職業じゃないと。
片;(質問 皆様は何ナベが好きですか?)
ゴ;もうすでにゴスペラーズが相手じゃなくてもいい質問だっていうのがいいですね 。
ゴ;ナベはアンコウうまいですよ。高いけど。まあ、茨城名産ですけど、アンコウで しょう。アンコウ食べてほ
  しい。
ゴ;どこのまわし者だよ。
ゴ;とにかく、白身だけでなくて、ゼラチン質になってる、あれ、アンコウ見ためだ けでも、ボニョボニョだか
  らね、あの部分がうまい。
シ;よくなんかお店の店頭に吊してありますよね。
ゴ;アンコウおいしい? 俺、アンコウ食べておいしくないと思った。
ゴ;それはまずいアンコウ食ったんだ。
ゴ;僕はナベっていったら、湯どうふですね、やっぱり。基本ですけど。
ゴ;ダイエットにもいいし。
シ;ダイエットなさってるんですか?
ゴ;ダイエットはやったりやらなかったり、身体に悪いんですけど。
シ;じゃ、ちょっとゴスペラーっぽいのいきましょうか。
ゴ;ゴスペラーズ、ズ!
シ;(質問 何かライブがもっと楽しめる楽しみ方があったら教えてください。)
片;ゴスペラーズのライブってお客さんどういう感じなんですか? のり方というか 、なんというんだろう。
安;普段のライブだと、僕ら5人だけで歌うセクションもありますけど、DJと一緒に やったりとか、DJがビート
  を出して、そのうえで僕らが歌うとか。あとはバンドと一緒にやったりとか、い わゆるノリノリっていった
  ら言葉はあれですけど、
片;踊れるところもあるし、ア・カペラだけでやる部分もある。
安;DJとやってるときはなんとなく踊ってる感じで聴いてくださってるお客さんとか もいるし。
ゴ;ただ、騒ぐ女子高生とかに苦言と呈する20代後半OLとかいますよ。もっと原ー度 が聴きたいとかって。
片;全部のニーズにはこたえられませんよね。でも、会場のチョイスがかわってるな って思うんですけど、こ
  だわりがあるんですか?
安;今回のツアーがア・カペラだけのツアーなんですよ。年末恒例にしようと思うん ですけど。
片;これ、東京がシアターアトルかな。
ゴ;芝居小屋ですね。
片;(質問 それぞれの会場で構成が違うのですか?)
ゴ;違います。アトルはねマイク使って楽しくやるんです。カザルスホールってクラ ッシック小屋なんですよ、
  お茶の水にある。だから、できるだけ生に近い音を。その場の音響施設でやる。
ゴ;手にマイクをもたないってことですね。
片;じゃ、完璧に生でやるんだ。
ゴ;なんか補助的なもの多少使うかもしれないけど、ハンドマイクもってうたうんじ ゃなくて、あくまで空間
  でハモってるのを聴かせるっていう。
片;それはちょっと見逃せないですね。
シ;それは何日なんですか?
ゴ;25と26です。
ゴ;7と8がシアターアトル。あの、コマ劇のところ。
片;これは両方行った方がいいね。
ゴ;ええ、でも、もう売り切れてるんですよげさまで。っていうのは、ある程度小さ いところでやらざるをえな
  くて、システム的に。
片;じゃあ、買えなかった人はまわりで耳をそばだてて。
ゴ;なんかピリピリしてる気がする、くらいな。
片;みんなコップもってって、壁に耳あててきいてもらおうかな、、、すいません。 それではね、早くも終わり
  の時間になってしまったんですけど、リスナーのみなさんにメッセージを何かあ ったらお願いします。
ゴ;メッセージ、、、あ、あ、、、。
片;いちばん困るよね、メッセージって言われると。
ゴ;これ、いっつも自分がゲストに出たとき、困りません?
片;そう、なのにふっちゃった自分に今すごい、、、。
ゴ;ほんと思うんですよ。
片;別にないよね。
ゴ;てめえの人生だからしっかり生きろとか。
片;曲、聴いてもらいましょう。それがいちばんですよね。今日はどうもありがとう ございました。


7. LOVE,LOVE,LOVE  DONNY HATHAWAY

 この曲ね、すごくいい曲でしょ、これね。ダニー・ハザウェイってもう亡くなっち ゃった方なんですけどね、70年代のビッグなソウル・シンガーなんですけども、この 曲は実はオリジナルがありまして、僕がねライナーノーツ書いてCD出てるんですよ。 これね、すごくいいからね、この曲好きな人は聴いてほしいんですけど。J.R.ベイリ ーって人がこの曲の作者で、自分でも歌ってるんですよね。でね、前ゲストで出てく れた小山田くんのレーベルのねトラットリアってのがあるんですけど、そこからJ.R. ベイリーのアルバム出てるから。もう全曲こういう感じの曲だからこれからの季節バ ッチリですよ。


9. 三時の子守唄  細野晴臣

(ファックス 今日は子供の3歳の誕生日です。片寄さん、記念に何か愛の歌をプレ ゼントしてくれませんか、お願いします。)
 何ににようかさっきから必死に考えてたんだけど、いろいろねセサミ・ストリート にしようかなあとかいろいろ探したんだけどね、日本の歌がやっぱりいいかなあと思 って、これねすごく名曲なんだよ、あんまり知られてないんだけれども。さっき大滝 詠一さんの話のときに名前が出たけどね、後にYMOを結成することになる細野晴臣さ んが、これはいつのアルバムなんだろう、、、70年代だね、いつだかねえ、わかんな いなあ、、、70年代だと思うな、ごめん、ちょっとねすぐにはわからないね。『トロ ピカル・ダンディ』っていうアルバムを出したんだけど、その中に入ってる曲で時間 帯にもぴったりだね。


10. WE GO DOWN SLOWLY RISING  PRIMAL SCREAM

(ファックス 先週プライマル・スクリームがかかった時に片寄さんが「マイ・ブラ ッディ・バレンタインもいいよね」なんてちらっと言ってましたけど、J-WAVEで浅野 忠信さんがマイ・ブラッディ・バレンタインをこないだ選曲していてびっくりしまし た。)
 このね、プライマル・スクリームと同じころにマイ・ブラッディ・バレンタインっ てすごいいいバンドがいて、もう何年レコード出してないんだろ、ものすごい影響力 あったバンドなんだけど、少なくとも6、7年出してないね、アルバムね。でもねなん か出来たらしいよ。ついにね。来年の頭くらいに出るらしいから、もちろん出来たら この番組ですぐかけたいなと思いますし。最近パステルズっていうバンドのシングル のカップリングでリミックスをマイ・ブラッディ・バレンタインがやってたりとか、 あと、今かけたプライマル・スクリームもね、次の新曲で、マイ・ブラッディ・バレ ンタインのケヴィンがギターを弾いているっていう情報もありますからね、また活動 が活発になってきてるみたいですね。


【COLLECTOR'S ITEMS】  BURT BACHARACH 『TOGETHER』

 いろいろ持ってきたんだけど、今ほらちょっと言ってくれてたけど、音楽なくなっ ちゃったらどうなっちゃうんだろうねえ。(この世はシーンとしてしまうのでしょう か?)いや、どうなんだろうね、少なくとも俺はやることなくなっちゃうね。ってい うか、そう考えると、究極言えば、ほら、もしかして音楽がなくても生きてはいける のかなあって、生きてるわけじゃない、心臓は動くからさ。でも、そういうなんてい うのか、ある意味、嗜好物っていうかそういうものがないと生きていけないこの自分 っていったい何なんだろうなあとね思いますね。(何になってたんでしょうね、片寄 さん。)いやあ、何になってたんでしょうねえ。親父のあとを継いで画廊でもたぶん やってたんじゃないですかね。
 今日持ってきたのはですね、、、これね、ちょっと待ってね、アナログ・プレイヤ ーを目の前に置かせていただきますけどね、バート・バカラックのね、サントラなん ですよ、『TOGETHER』っていうね、何なのこれ、僕この映画自体全く知らないんだけ どね、ちょっとかけてみようか。映画がね、テレンス・スタンプとかね、テレンス・ スタンプって知ってるかな、『コレクター』っていう映画に出た人だと思うんだけど ね。(これ、カヴァーの女の人は知ってます。その方は知ってます。)ジャクリーン ・ビセットさんかなあ。その映画のために集まったメンバーがすごくてね、音楽のね 、バート・バカラック、ジャッキー・デシャノン、マイケル・マクドナルド、ドゥー ビー・ブラザーズの人だね。あとポール・アンカ、これ「ダイアナ」で有名ですよね 。「マイ・ウェイ」の詞を書いた人でもありますけど。これ知る人ぞ知るリビー・タ イタスっていうすごいねいいシンガー・ソング・ライターがいるんですけど。(リビ ーちゃん)リビーちゃん、、、曲をどんどん、これ、目の前のアナログ・プレイヤー いいでしょ? これちょっとみんなにプレゼントしたいくらいですよ、僕は。これス テレオじゃないんだけど、小っちゃくてね、持ち運びも可能だし、、、これマイケル ・マクドナルドでしょ。これは誰だ? これはジャッキー・デシャノンだね。前に曲 かけたことのあるランディ・エデルマンの奥さんだね。(カヴァーに一緒にうつてた 方ですか?)うーん、それは違うな。もう全体にね、こう、、、サントラだからこう いうふうにインストも結構多いんですけどもね。まあ、映画観たことないんでどうい うふうに使われてたのかわからないんですけどね。(あ、なんかここらへん、こうロ マンチックなシーンって感じがしますね。)これ時代は1979年ですけらね、いわゆる AOR、、、ロマンチックなシーン? 頭ん中に浮かんじゃったじゃないですか、今、 僕。すいません。ま、時代はAOR真っ盛りという時代だからね、ちょっとね、バカラ ックといっても、そうだな、少しAORっぽいところとかあったりして、マイケル・マ クドナルドとかと一緒にやってるせいもあるのかな。で、この中で一番いい曲がある んですよ、それを聴いてもらおうかな。

11. I DON'T NEED YOU ANYMORE  BURT BACHARACH FEAT.JACKIE DE SHANNON

 もうあなたはいらないっていう歌なのかな、、、(なんかね、ちょっと聴いたら、 もうあなたにはしばらく会っていないけれども、私もこの先の人生を考えていかなき ゃいけないのよっていう感じでした。)じゃ、映画もそんな感じの映画なのかなあ。 バカラック、最近も映画の音楽やってて、キャロル・キングの人生をモデルにした映 画と言われている『グレイス・オブ・マイ・ハート』、マット・ディロンとかも出て るやつ。こないだビデオで観たんだけどね、よかったよ。それの中でも一番重要な場 面で使われているっていうか、主人公が歌う曲が、バカラックがエルヴィス・コステ ロと共作した曲でね、すごいね、よかったよ。でね、バート・バカラックね、日本に 来るんだって。これがすごくてね、まあ、バカラックひとりが来て何をするんだろう と思ったんですけど、実はシンガーを3人連れて来てて、男一人女二人のシンガーと 、ベース、ドラム、キーボード2名。トランペットとね、木管楽器を含む編成でね、 11月25日・26日、東京国際フォーラムホールAというところでねライブがあるみたい なんだけどね、きっと今聴いたようなこういう雰囲気のナンバーとかねやってくれる だろうし、きっとカップルで行ったりするにはいいライブになるんじゃないかと思い ます。バカラックやっぱり偉大ですよ。ヒット曲いくつあるかわかりませんからね、 この人ほんとに。今日紹介した『TOGETHER』、これもね、探せば結構安いと思うんで すよ。中古盤のお店に行くとね、100円、100円で買いました、僕、これ。探してみて くださいね。


13. ALTOGETHER ALONE  HIRTH MARTINEZ

 これね、僕が知ってるのは、ザ・バンドっていう、あの、佐野元春さんが来たとき にも話にあがりましたけど、ボブ・ディランと活動していたバンドなんだけどね、ザ ・バンドのロビー・ロバートソンがプロデュースをしたアルバム? っていうのだけ しか情報知らなくて、2枚のアルバムが出てるんですけど、両方ともすごくいいです よ。特にリクエストをくれた曲はね、これはほんと名曲。いまだにラジオでなんかか かるんじゃないかな。



まったく最高だぜ「GREAT3」
インデックスへ戻る!


前ページへ戻る!


 過去96年4月から9月にかけてGREAT3がレギュラーをやっていた
Bay FMのラジオ番組「スパークリング・エクスプレス」の頁はこちら!!