オンエアリスト

1998. 4. 11

1 . GO ALL THE WAY
  RASPBERRIES

2 . CALIFORNIA GIRL
  DAVID LEE ROTH

3 . サクラサク
  PUFFY

4 . ALISON
  EVERYTHING BUT THE GIRL

5 . WHAT CAN THERE BE
  CHRIS CHRISTIAN

6 . IT'S A SHAME
  CLEMENTINE

7 . 夜明け前
  TOKYO NO.1 SOUL SET

8 . MY SHARONA
  KNACK

9 . CALIGULA
  GREAT 3

10. JUST FOR YOU(SUZANNE'S SONG)
  FRANKIE BLUE

11. つつみ込むように
  MISIA

12. GIRLFRIEND
  MATTHEW SWEET

13. STAND BY ME
  RY COODER



カタヨセアキトのコメント<1998. 4. 11>


片寄くんはずっと詞書きをしていて外にも出てなかったそうです。
2. CALIFORNIA GIRL  DAVID LEE ROTH

暑くなるとこの曲を聴きたくなりますというリクエストですが、僕もそうかな。


4. ALISON  EVERYTHING BUT THE GIRL

これは実はエルヴィス・コステロのファースト・アルバムに入っている曲としても有 名ですね。彼がオリジナルの。もういろんな人がカヴァーしてますね、これ。リンダ ・ロンシュタットとか。僕、このエヴリシング・バット・ザ・ガールのがすごく泣け ます。
エヴリシング・バット・ザ・ガールはすごい実はカヴァー多いバンドでね、僕が好き なのはシンディ・ローパーの「Tme After Time」とかクレイジー・ホースの「もうは なしたくない」だったかな。このアルバムにも他にもいろいろ入ってるね。「Down T own Train」ってのはたぶんトム・ウェイツのナンバーだと思うしね。すごいね、自 分たちなりに消化してね、エヴリシング・バット・ザ・ガールの世界にしてるのがい いんじゃないかと思いますけどね。


【BRAN-NEW TRUCKS】 CHRIS CHRISTIAN

今日紹介したいのがですね、これ新譜じゃないんですよ、実は、再発なんですけど、 非常に手に入りづらかったものが、まあ、国内盤として出たってことで今日取り上げ ようと思ったんですが、クリス・クリスチャンという方なんですね。彼のこれは1981 年のアルバムなんですけど。ま、名前から想像つく人がもしかしたらいるかもしれな いんだけれども、いわゆるクリスチャン・レーベルっていうのがアメリカとかにはあ るでしょ? なんなんだろ、歌う内容はようするにキリストのことだったり神のこと だったりとかするんだけれど、サウンド自体は普通のコンテンポラリーなもので、ま 、黒人の方でいえばゴスペルとか、白人だったらホワイト・ゴスペルって言われるん だけど、クリス・クリスチャンはそのホワイト・ゴスペルの代表でもあるんですよね 。
で、僕も名前はね、よく知ってるんですけど、ナカダトシキさんという方がいらっし ゃって、よくJ-WAVEにもいらっしゃってるんですよね? なんかね、すごくAORに詳 しい方で、その方がレーベルを作ったらしいんですよ、自分で。その中の第一弾とし てこのクリス・クリスチャンの、本人の名前がタイトルになってるアルバムを出した わけなんですけど。
これはね、僕ね、中学校の2年生くらいの夏? いつも聴いてたんですよ。これを聴 いて。体育座りしながら部屋ん中でね、こういうのを聴いて将来女の子と車でドライ ブしたいなーとかそういう淡い夢を描いたわけですよ。なんか全然叶わなかったけど ね。でもね、それをやっぱり思い出しちゃうんだよね。で、僕なんか今週一週間ずー っと仕事仕事仕事してると、なんか10代の頃によく聴いたナンバーとかを聴きたくな ってしまうんですよね、気持ち的には。すごく癒される感じがするんで。今日はこの アルバムの中からお送りしたいなと思うんですけど。これ、ゲストもほんとすごい。 クリストファー・クロス、ビル・チャンブリン、マイケル・ランド、トミー・ファン ダーバーグとね、まあ、すごいのかすごくないのかよくわかんないですけど、今とな っては。好きな人からみたらもうたまらない面子ですよ。でね、こん中でも僕の一番 好きなナンバーを聴いてみようかな。

5. WHAT CAN THERE BE  CHRIS CHRISTIAN

いいでしょ、なかなか。このカッコイイのかカッコ悪いのかわかんないキメね、イン トロから。今となっては気恥ずかしい感じもするんですけど、でもメロディはやっぱ りバツグンですよ、すごく。
この人は自分の例えばそういうクリスチャン・レーベルから全部でアルバムは17枚く らい出してるらしいんですけど、この一枚だけ、今日紹介したこのアルバムだけは一 枚だけメジャーから出してるアルバムなんですよ。そういう意味ではなんだろ、いち ばん宗教色がもしかしたら薄いアルバムなのかもしれないね。当時ね、国内盤もこれ 出てて、僕は国内盤で買ったんだよね。ジャケット本人の顔のアップなんですけど、 国内盤は波打ち際で遊ぶ子供の写真に差し替えられてましたけどね、『出会い』って タイトルだったと思うんですけど。(でもカッコイイですよね、クリスさん)ほんと ですか? みんなそれはCDショップで判断していただきたいなという気がしますけど 。
彼はこのアルバムでですね、プレイヤーっていうグループをご存じの方いらっしゃる と思うんですけど、「Baby Come Back」っていうヒット曲があるんですよね。それを 書いていたJ.C.クローリー(?)っていう人とねほとんどの曲を共作してて、今回の CD化に際してはですね、プラス5曲のボーナス・トラックも入ってるんでね、これは アルバム持ってる人もぜひ。これは実に素晴しいものを再発していただいたなと思い ますけどね。最近こういうのが多くてうれしいですね。


6. IT'S A SHAME  CLEMENTINE

オリジナルはスピナーズで。G.C.キャメロン(?)っていうボーカルのいた頃の曲で ね、彼は自分でもソロでカヴァーしたりしてますよ。だから何バージョンもあるんで すよ。作曲にスティーヴィー・ワンダーが参加してんの知ってますか? 実はそうな んですよ、ま、蛇足ですけど。


7. 夜明け前  TOKYO NO.1 SOUL SET

これ久しぶりだね、いいグループなんで復活してくれてうれしいです。これからの活 動が楽しみです。


8. MY SHARONA  KNACK

これなつかしいよ。このイントロですよ。映画『リアリティ・バイツ』でね最近また 話題になりましたけど。相変わらずカッコイイ、ビート・ナンバーですね。


【COLLECTOR'S ITEMS】 FRANKIE BLUE

レアなのかわからないんですけど、先程クリス・クリスチャンと並ぶくらい探してい る人多いんじゃないかなと思うんですよ。ロビー・デュークもフランキー・ブリュー もたぶんCD化されてないと思うんですよね。さっきのナカダトシキさんにお頼みすれ ばもしかしたらCD化してくれる可能性もあるかもしれないんだけどね。フランキー・ ブリューという人はですね、ゲイブリエルというバンドをもともとやってて、3枚く らいアルバム出てるのかな、それ僕持ってるんですけど、それはAORというよりはね 、どっちかっていうと、アメリカのバッド・フィンガーっていうような雰囲気でね、 ちょっとビートルズ色があったりとかして、意外とポップでいいバンドなんですけど 、そこからソロ・デビューして、この潮風とかいてね、カゼのバラードというタイト ルでね、いかにも80年っぽいジャケットでしょ、これ、持ってきたんだけど、なんて いったらいいんだろうな、(マイアミのビーチっぽいですね)たぶん夜明けか夕暮れ かどっちかわかんないんだけども、夜明けだね、たぶん。カメラのフォーカスを開き っぱなしにして、この高速道路の車のラインが一つの光の筋になってるようなね。( マイアミじゃなくてロサンゼルスですね)、、、夜明けが来る前に君に届けておきた い破れかけた僕の心と***九つのソングス・オブ・ラブ、、、とついてますけどね。 これもねジャケットちなみに差し替えです。本物はかなり野暮ーなジャケットなんで すけどね。ルックスもあまりいい感じではないですけどね。
これちょっときいてみようか。これ、この曲も好きだったね。もう一聴してAORな感 じ。「ヴァネッサ・ソング」、、、これ一曲一曲ね、昔の恋人の名前がついてるんだ な、たぶん彼の。これ、とばせないくらい全部いい曲なんだよな。これ探せばね、た ぶんね、、、100円くらいで買ったよ、俺。たぶんね、当時日本でやたらAORっていう か、サーファー・ブームとかね、田中康夫さんの「なんとなくクリスタル」とかねあ あいうのとブームに便乗していっぱい出てたからね。あんまりマニアックじゃないお 店に行った方があるかもしれない。(あ、これはいいですね)あー、こういうの好き なんだ。僕こういうのダメなんだよねー。僕ねTOTOみたいなハードAORはねあんまり 好きじゃないんですよ。もっとメロウなソウルフルな方が僕は好きでね。センチメン タルなんでね。ここらへんに僕らのバックボーンの差が出ましたけどね。(こうやっ ていじめるんですよ)いじまてないですよ、ほんとにもう。このリスペクトの気持ち わかっていただきたいですね、僕の。

10. JUST FOR YOU(SUZANNE'S SONG)  FRANKIE BLUE

フィアンセのスザンヌに捧げた曲らしいですよ。さっきのヴァネッサは昔のガールフ レンドらしいですね。かなりモテるお方だったようで。この後どうしてるかね、アル バム出してたら聴いてみたいですね。僕は見たことないですね。でもすごくいい曲を かく人なんで、もしかしたら作曲家として活動している可能性が高いんじゃないかな 。輸入盤はこのちょっと青いダークな中にこの彼が立っているジャケットなんですけ ど、たぶん国内盤のこの『潮風のバラード』っていう方が探しやすいんでね、いかに も、この、カレンダーみたいなジャケットですね、早い話が。それを見つけていただ ければそんなに高くはないと思うんでもし気に入った人がいたら探してみてください 。


12. GIRLFRIEND  MATTHEW SWEET

むちゃくちゃかっこいいですね、このナンバーいつ聴いても。この後も何枚もアルバ ム出していますけど、僕はこのアルバムがいちばんいいな。これ聴いたときは腰が抜 けました。むちゃくちゃ影響受けました。


まったく最高だぜ「GREAT3」
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 過去96年4月から9月にかけてGREAT3がレギュラーをやっていた
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