オンエアリスト

1998. 3. 28

1 . EVEN ON SUNDAY AFTERNOON
  THE PEARLFISHERS

2 . つつみ込むように
  MISIA

3 . NEVER GONNA FALL IN LOVE AGAIN
  ERIC CARMEN

4 . MY HEART WILL GO ON(KISS DALLAS MIX)
  CELINE DION

5 . I'M EXPANDING MY MIND
  SUPERDRAG

6 . 冷たい頬
  SPITZ

7 . GOODBYE GIRL
  DAVID GATES

8 . ORINOCO FLOW
  ENYA

9 . MR.TELEPHONE MAN
  NEW EDITION

10. SHE
  GRAM PARSONS

11. CALIGULA
  GREAT 3

12. KOKOMO
  THE BEACH BOYS

13. BRIGHTER DAYS
  SYBIL



カタヨセアキトのコメント<1998. 3. 28>


1. EVEN ON SUNDAY AFTERNOON  THE PEARLFISHERS

(リクエストメッセージ;こんな気持ちのいい春の日にぴったりな曲をお願いします 。)
でね、それを一発目にかけようかと思いまして、僕、いろいろ持ってきた中 から探してみたんですけどね、これがいいんじゃないかなと思うんですが。これへね 、パールフィッシャーズっていうバンドなんだけども、輸入盤は結構前に出てたんだ けどね、国内盤が最近出たらしいです。グラスゴー、イギリスのはずれのグラスゴー のバンドだと思うんだよね。ティーンエイジ・ファンクラブとか好きな人だったら絶 対気に入ると思うから、聴いてみてくださいね。


2. つつみ込むように  MISIA

すごいね、気持ちのいいナンバーですね。こういう日にはぴったりじゃないかと思い ますけどね。


3. NEVER GONNA FALL IN LOVE AGAIN  ERIC CARMEN

この曲、僕も大好きなんですよ。


【BRAN-NEW TRUCKS】 SUPERDRAG『Head Trip In Every Key 』

今日はですね、バックでかかってますけれども、スーパードラッグというバンドなん ですよ。でね、このバンドを知ったのはね、この曲、後ろでかかっている曲がきっか けなんですけども、「Sucked Out」という曲なんですけどね、これは確かね、メンバ ーみんなでロサンゼルスかなんかに行ってるときに向こうのMTVで見てね、すごい気 に入ったんだよね。で、その後ハワイかなんか行ったときに、そのまま買って帰って きたんですけど、それから愛聴してたんですけどね、そのバンドがね結構久しぶりだ ね、これ、2年振りに新しいアルバムを出したんですよ。これが『Head Trip In Eve ry Key 』というアルバムでね。これがね、いいんですよ。いつもね、このバンドジ ャケットがお洒落なんですけどね、(ほんとですね、これはなんか50年っぽい、、、 )女の人をモチーフにしているジャケットが多いんだけども、バンド自体は男の4人 組。どっちかっていうと、パワーポップって言われるものとかギターポップっていう ね、分類されるバンドだと思うんだけども。結構、僕、最近そういうの飽きてるんで すよ、正直なこと言うと。ギターでガーとかいくのとかって。個人的にはそういうの 今あんま聴かないんだけど、これはよかった、すごく。やっぱり作曲の才能がすごく あるバンドだなーと思うんですね。

5. I'M EXPANDING MY MIND  SUPERDRAG

スーパードラッグのメジャーでの2枚目のアルバムですね、その中から「I'M EXPAND ING MY MIND」っていうタイトルなんだけど、、、これ、どういう意味なんだろうね 。EXPANDINGって知らないんだ。(大きくするとか、膨張させるとか)じゃあ心を広 げるみたいな感じなのかな。(これ面白いですね、韻をふんでるんですね)韻をふむ っていうのは、、、例えば、、、ああ、pasted、exted、twisted、、、ああ、なるほ どね。(だから読んでみると意味はほとんどめちゃくちゃ)そういうのはよくありま すよ。でもそういう歌詞って口に出して歌ってみると意外を気持ちよかったりするん だよね。だから詩の朗読なんかしてても、アメリカの人の朗読とかって結構テンポあ るじゃないですか、まるでラップを聴いているような感じになるでしょう。日本でや ると、これ、ダジャレですからね、はっきりいって、そこがちょっと難しいんですよ 。(インターネットで調べたんですけど、ドラマーのDon Coffey Jr.という人が『前 回のアルバムがすごく成功したので今回はゆっくりとアルバムを制作することができ た』と言っていました、自分の好きなものができたと書いてありますね。)音を聴い てもね、前のアルバムよりもすごく成長している感じがするしね、この曲は結構アコ ースティックな感じなんだけど、他の曲はギターがバーンっていってるウィーザーな んかのファンなんか喜びそうなね、ナンバーがすごい多いんだけど、でもメロディが すごくいいからね、いつ聴いてもいい感じだと思います。


6. 冷たい頬  SPITZ

新しいアルバム聴きましたよ。よかったよ、すごく。スピッツはね、ライブを一緒に やったことがあるんだけど、北海道の方で。でね、それ観てね、いいバンドだなーと 思ったんだよね。ライブがね、意表をついて、ライブバンドなんですよ、意外と。


7. GOODBYE GIRL  DAVID GATES

これはね、ブレッドというバンドがいて、つい最近もTVドラマで「If」っていう曲が 確か使われて大ヒットしましたよね。そのバンドのリードボーカリストの人がいるん ですけど、彼のソロの曲なんですよ。


9. MR.TELEPHONE MAN  NEW EDITION

このバンドにはね、あれですよ、ベル・ビヴ・デボーとかね、ラルフ・トレスヴァン トとボビー・ブラウンなんかがいて、最近も再結成しましたけどね。レイ・パーカー Jr.のプロデュースだから、もうこれほぼレイ・パーカー・Jr.ですね、この感じはね 。「Woman Needs Love」とかすごい似てるでしょ。


【COLLECTOR'S ITEMS】 ワーナー・レーベル『名盤探検隊』GRAM P ARSONS

まあ、レアな音源というのをいつもCD化されてないものを結構このコーナーでは紹介 してきたんですけども、今回ね、ワーナーの名盤探検隊というのが、バッとね、今ま でCD化されてなかったものがドカンといろいろ再発してくれてね、これがすごいんだ よ、結構。いっぱいリスナーの方からもきているんですよね。ショップの人にきいた ら、こういうのは結構売れてるんだって。最近いろんなコンピレーションとか出てて 、その中に一曲だけ含まれたりした人のフルアルバムがCD化されたりとかしてるせい もあると思うんだけれど、若い人から昔買った人ような年配の方までね、幅広くかな り売れているらしいですよ。再発されてるのどれもいいからね、しかもこの当時のア ルバムってね、一曲だけかけてわかるって感じじゃなくて、アルバム全体を聴き通し てすごい感動がおそってくるっていうね、そういうタイプの音楽が特に多いから、す ごいどれをかけるか迷ったんですよ。エリック・カズもね、いいなーと思ってて、特 に小沢健二くんのファンなんか喜びそうなナンバーがいっぱいあるんですけどね、エ リック・カズもいいし、ジェシ・デイヴィスもいいし、前紹介したリヴィングストン ・テイラーもいいし、ジョー・ママってのもね、キャロル・キングが好きな人が聴い たら絶対好きなグループだしね、でもね、今日、僕はグラム・パーソンズにしました 、思いきって。
彼はですね、フライング・ブリット・ブラザーズのメンバーとしての活動がたぶん有 名だと思うんだけども、バーズのメンバーだったクリス・ヒルマンと共にねフライン グ・ブリット・ブラザーズっていうのを作ったんですけど、ローリング・ストーンズ との交流が結構深くてね。だからローリング・ストーンズに70年代にカントリー・ロ ックの要素を持ち込んだのは彼だと言われてるんですよ。キース・リチャーズとの交 流がすごくあって。彼は26歳の若さで亡くなってるんですよ、73年に。まあ、ドラッ グとアルコールの過剰摂取によってね、亡くなってしまったんだけど、すごくいいソ ロアルバムを残してて、2枚とも今回このシリーズで再発されたんだけど、特にね、 この、僕どっちもいいんだけど、この、ファーストの方がね、泣いた。このグラム・ パーソンズの『Gp/Grievous Angel』っていうアルバムなんだけどね、しかも男泣き の世界だね、これはね。僕がこのアルバムの中でいちばん好きなナンバーを聴いても らおうかな。

10. SHE  GRAM PARSONS

輸入盤なんかではこの2枚のアルバムが2in1になって入ってたりとかして、手に入 ったりするんだけども、やっぱり歌詞があるじゃない、対訳が、それ読むとね、より しみますね。なんかね、この当時カントリー・ロックっていちばんお洒落なもんだっ たと思うんですよね。萩原健太さんがライナー書いてるんですけどね、それを読んで もらうとよくわかると思うんだけどね、今聴くとカントリーっていなたいなーとかそ ういう感じとかすると思うんだけど、当時ロックにこれを取り込んだのはすごく最先 端なことだったと思うんだよね。で、詞の面とかでもすごい評価されてて、この番組 でも人気だけど、ジェイムス・イハ、スマッシング・パンプキンズの、彼なんかもね 、グラム・パーソンズは彼のアイドルだと言ってるし、エルヴィス・コステロとかレ モン・ヘッズのメンバーなんかも同じようなことを言ってるの読んだことあるし、そ ういう最近のグループが好きな人でもきっとね、聴いたら何か感じるものがあるんじ ゃないかと思いますね。このシリーズはね、この後もね、フィフス・アヴェニュー・ バンドのメンバーだったピーター・ゴールウェイのソロとかね、すごいんだよ、あれ だ、ポール・ウィリアムスの『Someday Man』、これも出ますよ。前かけたけどおぼ えてる? あれのね、入ってるアルバムもね、、、高かったんだよあれ、昔、、、す ごい、15000円くらいするんですけど、そんなことはどうでもいいんですけどね、CD で聴けた方がいいんだ、みんな手に入った方がいいんだ。若い子にとっては新譜とお んなじだからさ。



まったく最高だぜ「GREAT3」
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