オンエアリスト

1998. 3. 21

1 . DOWN TOWN
  シュガーベイブ

2 . 99 LUFTBALLONS
  NENA

3 . RAY OF LIGHT
  MADONNA

4 . TEENAGER
  井上陽水

5 . SAY WHAT YOU WANT(ALL DAY EVERYDAY)
  TEXAS FEAT.WU TANG CLAN

6 . WHEN I SEE YOU SMILE
  BAD ENGLISH

7 . GRADUATION DAY
  BEACH BOYS

8 . CALIGULA
  GREAT3

9 . WALKIN' ON THE SUN
  SMASH MOUTH

10. WE'LL NEVER HAVE TO SAY GOODBYE AGAIN
  JEFFREY COMANOR

11. CAN'T STOP MUSIC
  ICE

12. KISS OF LIFE
  SADE

13. LIVIN' IT UP
  BILL LABOUNTY



カタヨセアキトのコメント<1998. 3. 21>


片寄くん;今日はですね、GREAT3の新曲、これが実に半年以上振りなんですよね。こ れをね、どこよりも早
  くオンエアしますよ。4月29日に発売なんですけどね、「CALIGULA」という曲が できましたんで、これ
  をね、オンエアしますから。
シルビアさん;今日はね、SUPER LINE 'J'聞く人はもう、ラッキーですよ。
片;一番最後の方にしようかな、やっぱりね。変えられないようにね、、、なんて、 、、すいません。ほんと
  楽しみにしていてください。


1. DOWN TOWN  シュガーベイブ

(リクエストメッセージ この番組のことが雑誌「ぴあ」の読者ページに出てるのは 知ってますか?)
 そうなんですよ。これね、恥ずかしい話、私が自分で見つけてしまいました。スタ ッフが見つけてくれるとカッコイイんですけどねー、自分で見つけちゃったんですよ 、僕。ありがとうございます。いやねー、うれしいですよね、やっぱりね。ホメられ たいですからね、やっぱりね、人間としてはですね。
 これは山下達郎さんがいたバンドですね、再発されてCDがすごい売れたのをおぼえ てますけど。


2. 99 LUFTBALLONS  NENA

 これなつかしいですね。(14年前のヒット曲だそうです)そうですか。僕はこのネ ーナさんの脇の下に毛が生えてたことしかおぼえてないんですよね、正直言って。衝 撃でしたね。子供心になんでなんだろうって気がしましたけどね。非常に。でもこの 曲って英語じゃないんだよね、確かね。ドイツ語で歌っててヒット、、、アメリカで ナンバーワンヒットだから、そういう意味では坂本九の「スキヤキ」と並ぶくらいの 偉業ですよね。


3. RAY OF LIGHT  MADONNA

(リクエストメッセージ 「フローズン」よりこの曲の方がかっこいいと思うんです けど、ウィリアム・オービット、なかなかやりますね。)
 あーそっかー。俺ね、あんまウィリアム・オービットのこと好きじゃないんだよね 。でもね、僕、このアルバム好きなんだ。俺はね歌詞がすごくいいと思ったんですよ 、このアルバムは。マドンナ、初期の方はすごい好きだったんですけどね、どうかな と思ったら、このアルバムはすごいね、詞がいいなーと思った。(初期というと、「 ライク・ア・ヴァージン」とか?)んー、よりもね、いちばん好きなのはね、あれで す、僕、フィフス・アヴェニュー・バンドのジョン・リンドの書いた「クレイジー・ フォー・ユー」とかね、ああいうバラードが結構好きだったからね、今回の落ち着い た感じ好きですよ。


4. TEENAGER  井上陽水

 なんかね、これ、途中のストリングスの部分がアントニオ猪木さんのテーマに聴こ えませんかね? なんとなくそんな気が僕はしたんですけどね。


【BRAN-NEW TRUCKS】  TEXAS FEAT.WU TANG CLAN

 はい。今日は、テキサスっていうと女性シンガーっていうか、グループなのかな、 僕ね、意外と知らないんですよ、この人ね。ま、僕が買ったのは、これは、シングル だね、マキシ・シングルみたいな形のやつなんだけども。これね、アルバム、『ホワ イト・オン・ブロンド』というのがね、昨年ですか、リリースされてるんですけども 、このアルバムはね、すごいヨーロッパで大ヒットしてて、元々はイギリスのグラス ゴー中心に活動してた人らしいんだけど、ブリッツ・アウォーズとかで賞を獲ったり してすごい人気なんですが、で、先日、出たこのシングルでですね、この『ホワイト ・オン・ブロンド』の中の一曲をですね、ウー・タン・クランっているじゃないです か、あのラップグループですよ、、、何人もいるんだよね、ウー・タン・クランね、 来日した時も一日目は一人だけメンバーいなかったりしたけど誰もわからなかったと かね、ステージで寝てる奴もいたっていうくらいねすごい人たちみたいなんですけど ね、あんまりそのへんには触れないようにしたいと思いますけど。そのウー・タン・ クランが気に入ってですね、ま、リミックスという形なにかな? リミックスという よりはもうほとんど共作に近い感じで、このアルバムの中の曲をフューチャリング・ ウー・タン・クランでシングルをきってるわけなんですよ。で、これがね、なかなか かっこいいんですよ。まあ、正統派の、どっちかっていうと普通の女性シンガー・ソ ング・ライターなんですけれども、このウー・タン・クランからむことによってです ね、非常に面白い効果が出てる。特にストリングスと歌のからみなんかは絶品という 感じなんですけどね。何か、そっちに情報あるんですか?
(これはですね、情報でウー・タン・クランと何かやったんでしょう? っていうイ ンタビューだったらしいんですけど、「そう、なんかあっという間にメソッドマンの ***プロデュースで、ビールを持ち込んでやった」と書いてありますね。)ビールで 済んだのか、ウー・タン・クランとしては非常にマナーが良かったなって感じですね 。これはなかなか面白い、ウー.タン・クランにもない感じのポップ・シングルに仕 上がってるなと思いますね。

5. SAY WHAT YOU WANT(ALL DAY EVERYDAY)  TEXAS FEAT.WU TANG CLAN

 このテキサスっていうのも女性がこう、バーンとメインに写真にジャケット、出て るんですけど、実際にはバンドみたいですね。かなり、ヨーロッパでは元々人気があ って、新人で160万枚売り上げたとか、アルバムに書いてあるけどね、僕、全く知ら なかったですね。でもなんかすごく、このアルバムを聴いても、こういうウー・タン ・クラン的な要素はまったくもちろん感じられなかったんで、で、ウー・タン・クラ ンもこういうのあんまやらないじゃないですか。ミス・マッチングがいい感じに。す ごいなんか気持ちいいです、これ。なかなか気に入ってましたけども。


6. WHEN I SEE YOU SMILE  BAD ENGLISH

 シルビアさん泣いてましたね。(君の笑顔を見れれば、もう何があっても大丈夫だ と)自分に言い聞かせてるんですか? (そう歌ってるんですか?)僕、この曲はね 、あんまり知らなかったんだけど、ジャーニーのギタリストが作ったバンドなんだっ てね。ジャーニーのギタリスト、ニール.ショーンと言えば、僕にはサンタナってい うイメージしかないんですけどね。15歳にしてね、立派なアフロ・ヘアでね、バリバ リ弾いてたイカシタ奴っていうイメージしかないんですけど、イカシタ奴っていうの も何ですけどねなんかね、、、(死語ですか?)すいません、ボロが出ないうちに、 このへんで。


7. GRADUATION DAY  BEACH BOYS

(卒業の思い出)僕はね、基本的に泣くねー、よく。泣くんだよ、大学ん時は一番泣 いたね。なんかね、友達がいっぱいいたからかな。高校大学って僕らつながってる付 属校だったから。泣きながら、飲んで、酔っ払って、あげくに木にカラスのように止 まって、しかも全裸、、、失礼しました。端から見ればどうかと思いますけどね。ま あ、卒業でいろんな想いを抱えている方もいらっしゃると思いますけど、そんあリス ナーの方に一曲プレゼントしたいなと思います。
 これはザ・ビーチ・ボーイズが*****メンでしたっけ? オリジナルがあるんです けど、それからのカヴァーで、アルバムは、これ、こっちに入ってるのかな? 『ビ ーチ・ボーイズ・トゥディ』かな、『サマー・デイズ』かな? ちょっとわかんない 、これ、2in1なんで、「グラデュエーション・デイ」って曲があるんですよ、これ がね、すごくいいんでね、卒業をひかえたみんなにプレゼントしようかな。
 これ、どんな歌詞なの? (これはね、卒業の日は一生忘れないよ***テープ反転 のためあとは不明***)


8. CALIGULA  GREAT3

 えー、まあ、本当にねえ、ほんとに長くお待たせしてしまいましたね。これね、制 作期間、長かったよ。去年の夏だったもん始めたの、8、9、10、11、12、1、2、 3。8ヶ月もかけてた、一曲に。でもスタジオには5日くらいしかいなかったけどね 。まあ、いろいろ事情あるんで、なんか。もうほんとにねいろいろあんだけど。まあ 、レコーディング自体には何の問題もなく進んだわけでね、いろいろこれリクエスト いただいてんですよ。
 このカリギュラっていうのは、ローマの第三国王、3代目の国王の名前なんですよ 。この国王はですね、なんてんだろう、快楽とですね、あのー暴力とかさ、人間の不 の部分、悪の部分の限りをつくして、で、最期、在位3年で暗殺されちゃった人なん だけれども、それをもとにした映画が実はありましてですね、それはね、僕が小学校 6年くらいの時に公開されたんですけど、アメリカ初のハード・コア・ポルノと名を うって出てたんですけど、『時計じかけのオレンジ』のマルコム・マクラーレンが主 演でね、そのイメージが僕らの世代には強いんじゃないかな。(カリギュラっていう タイトルはきいたことありましたけどね)だからたぶんその映画だと思う。みんな知 ってるの。僕もそうだったし。なんか国王ですごい悪いことをして、でなんか、こう 神に滅ぼされたか民衆に滅ぼされたっていうイメージだけはあって、実はここまで調 べたのはタイトル付けた後なんですけどね。そしたらね、歌詞ん中に、まあ、実はそ ういう歌詞とかあったりして。タイトル付けたの実は一番最後だったんですけどね。 なかなかそれも面白かったですけどね、つながりが。
 これはもう本邦初公開ですからね、4月29日に発売されますね。ギターに深沼くん 、プレイグスのギタリスト。そして、これほとんどダブル・ボーカルだね、Chara、 参加してますからね、そちらの方もお楽しみに。
 聴いてもらいましたけどね、Charaがね、これ作詞も一緒にしたんですよ、Charaさ んと、作詞も一緒にしたし、で、歌も聴いてのとおりずーっと一緒に歌ってもらって 、で、ギターにプレイグスの深沼くんがね参加して。彼も気合いが入っててね、1日 で終わったレコーディングをもう一回やり直したいって次の日にギターを持ってふら っと来てもう一回ギターをやったりとかってね。みんな友達がこう集まってくれて作 ったシングルでね、ま、非常に、これでき上がってうれしいなーとほんとに思うんで すよ、私としては。振り返ってみるとこの半年は、仕事はね、『スーパー・ライン・ J』以外まともにやったことありませんでしたからね。まあ、諸々の事情がありまし てですね、私のせいでこんなに長くかかってしまってすいませんでした。これを機に ですね、活動をバンバンバンバン、こう、雪だるま式にがんばっていこうかなと思い ますけどね。(昨日はなんかビデオ撮影をしたということで)ええ、この曲のビデオ を撮りまして、ビデオの方にはね、Charaさんも遊びに来てくれたんでね、まあ、見 れると思いますよ。(今も流れてるんですけど、コンピュータで、、、)デジタルカ メラで撮った映像なんですけど。(かわいいですねー、Charaさん)Charaね。僕らな んでこんな、、、。(何なんですかこれは?)これ、騎兵隊です。ま、そのへんの謎 はビデオが出来上がってから解明していただきたいなと思うんですけどね。


【COLLECTOR'S ITEMS】  JEFFREY COMANOR

 最近ですね、自分が持っているレコードを聴き返す機会が結構多くて、というのは ですね、僕たち今、ニュー・アルバムのレコーディングに入ってましてね、さっき「 カリギュラ」聴いてもらいましたけども、言い忘れたけれどね、あの曲アルバム入ん ないんですよ、次の。入れません。何故かと言いますとですね、まあ時も経っている ことだし、録ったのが8月っていうのがあるんで。あのですね、だいぶ次のアルバム もまた今の曲と感じが違うんですよ。でなんか自分のルーツを確認するって意味じゃ ないんですけど、いろんなアルバムを聴いてみるっていうのが最近僕らの中で流行っ てましてですね、そん中でちょっと見つけたのがジェフリー・コマナーって人、今日 持ってきたんですけど、まあちょっと聴いてみようかな。意外とね、俺もさっき聴い て「いいじゃん」て思っちゃったんですけど、自分で持ってきながら。(今日はいつ ものアナログ・プレイヤーで)そうです。これ、またいつかプレゼントしたですね。
 結構アコースティックな感じで、こういう、ね、ちょっとソウルフルな感じもあっ たりして。コーラスが知る人ぞ知るフールズ・ゴールドのトム・ケリーとかね、あと 、ティモシー・シュミット、イーグルスとTOTOのメンバーですけど。ギターにはジョ ー・ウォルシュでしょ。とにかくすごいんだよ、結構。イーグルス系のメンバーが参 加してるんだね。ピアノ、ピアノっていうかオルガンだね、アル・クーパー。すごい じゃん。うん。自分でびっくりしちゃったよ。あとは面白いメンバー入ってんなかな あ、、、あ、J.D.サウザーなんかも入ってますね。ドン・ヘンリーも参加してますね 。(これジャケットにNOT FOR SALEって書いてありますけど、)これはだから、、、 (普通には売ってないんですか?)ううん、そんなことないよ。これサンプル盤だか ら、中古で、輸入盤しか出てないんだと思うよ。当時は出てたかもしれないけど。で ね、こん中で一番僕が好きな曲をかけようかなって思うんですけど、、、ま、他の曲 もちょっとちらっと聴いてみようかな、、、「ラスト・ソング」って僕らも同じタイ トルありますけど。これね、アルバム自体はですね、出たのが1976年、出てますね、 ジェフリー・コマナーで、アルバム・タイトルが『ア・ルーモア・イズ・ヒズ・オウ ン・タイム』、どういう意味ですか?(『A RUMOR IS HIS OWN TIME』、RUMORってい うのはウワサですからね、彼の自分のウワサってことですかね? 自分の時間の中の ウワサ。)なるほど。僕としては好みなアルバム・ジャケットなんですけどね、ちょ っと見た方はセンスを疑うかもしれないんですけど、空にJEFFREY COMANORって文字 が思いっきり浮かんでるっていう、、、(夜空ですかね?)まあ、イラストなんです けどね。この中に「ウィル・ネバー・ハフ・トゥー・セイ・グッバイ・アゲイン」っ て曲があるんですけどね、この曲がね、後にイングランド・ダン&ジョン・フォード ・コリーがカヴァーして大ヒットしたりとか、他にも何人もの人がこのアルバムの中 からこの曲をカヴァーしてるんですよ。じゃ、それを聴いてみようかな。

10. WE'LL NEVER HAVE TO SAY GOODBYE AGAIN  JEFFREY COMANOR

 アナログ自体はそんなに、あれば高くない、あんまないんだけど、この曲がすごい 気に入ったって人はイングランド・ダン&ジョン・フォード・コリーっていう、まあ 何だろうな、80年代にか70年代くらいに活躍した、サイモンとガーファンクルのちょ っと甘い版の人たちっているんだけど、その人たちのベスト盤を買えばこの曲は間違 いなく入ってるね。こんな感じの曲ばっかりだ、しかも。ジェフリー・コマナーはね 、このアルバム以外は、もうちょっと、なんてんだろ、正統派のフォークのシンガー っていうのかな、けっこう地味な感じなんですけどね、意外といいですよ。これ、タ イトル、卒業にいいかなと思って持ってきたんだけど、よく考えたら、これ、HAVE T O、しなくていいってことだから、もうさよならは言う必要ないね、僕らはってこと なんだね。結婚した人なんかにいいかもしれないですね。もう、デートの度にさよな らしなくてもすむんだよ、みたいなね。(ぴったりですねえ)ねえ、そのうらやまし そうな顔やめましょうねえ、遠くを見るのはね。誰のことを想ってるんでしょうねえ 。


11. CAN'T STOP MUSIC  ICE

 先週遊びにきてくれましたね。宮内さんすごいいい人で楽しかったんですけどね、 今度ラジコンでも一緒にやって遊びたいと思ってますけどね。


12. KISS OF LIFE  SADE

 なつかしいねえ、俺、「スムース・オペレーター」がすぐパッと頭に浮かぶけど、 、、(これもうちょっと新しいですよね)、、、これか、知ってるよ、いい曲だよ。


13. LIVIN' IT UP  BILL LABOUNTY

 この曲は僕も大好きな曲です。


あ、あとそうだ、僕のライブのことひとつ言っていいかな? 5月4日にですね、実 はさっき言ったCharaさんをゲストに迎えてですね、『MUSIC DAY』というイベントに 参加するんですよ。場所は新宿のNISSINN POWER STATION。もうひとる出るバンドが ですね、実はこれは知る人ぞ知るですけどね、ヒックスヴィルですから、お楽しみに 。よろしくお願いします。

 来週は3月最後のオール・リクエストです。


まったく最高だぜ「GREAT3」
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 過去96年4月から9月にかけてGREAT3がレギュラーをやっていた
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