（リクエストメッセージ　こんな日には好きな人と10CCの「I'M NOT IN LOVE」を聴 きながらたそがれてみたいです。片寄さんと聴きたいな。だめでしょうか？）
　だめ、、、うそ（笑）。いや、僕もね、でもね、今日の気分は10CCじゃないんだよ ね。「I'M NOT IN LOVE」でもね、もうひとつカヴァーしてるのがあってね、これが いいんだ。『ラウンジ・ア・パルーザ』というオムニバスから聴いてください。
　独断で別のバージョンに変えさせていただきましたけど、これもなかなかいいと思 いませんか？（いいですね、なんかすごくシンプルっぽくて、好きです、あたしは。 ）これ、『ラウンジ・ア・パルーザ』っていうオムニバスに入ってるんですけど、こ れ面白くて、ベン・フォールズ・ファイヴが何だったかな、フレイミング・リップス の曲やったりとか、レッド・ホット・チリペッパーズのメンバーがキャプテン＆テニ ールの曲やったりとかして。ロラ・パルーザっていう向こうのイベントのもじりで『 ラウンジ・ア・パルーザ』っていうタイトルをつけてて、少しラウンジ的なこういう アレンジをしててね。で、このファン・ラヴィン・クリミナルズってのもね、イース トコーストのビースティー・ボーイズって言われるようなルックスの３人組なんです けど、なんか今度ね、エコー＆ザ・バニーメンとなぜか交流があるらしくてね、ふた つで共作してアルバムを出すっていう話が伝わってますけどね。

　懐かしいですね。（マドンナもお母さんっぽくなって新曲の「ふぁーずん」なんて しっとり系で。）すごいね評判いいですよね、あのアルバムね、僕まだ聴いてないん ですけど、ホフ・ディランの奴とかがいい、いいって言ってました。

　続いてのリクエストはですね、これいっぱいきてるんですよ、実は。悲しいちょっ とお知らせなんですけど、ザ・ビーチ・ボーイズのカール・ウィルソンがお亡くなり になってしまったんですよね。（肺ガンだったということだったんですけど。先ほど インターネットの方でちょっと見ましたら、追悼の意味もあってですね、奥さんとか ファミリーとかが開いているホームページがあって、そこの中にですね、もしお花と かドーネーションズを送ってくれるんだったら、アメリカのアメリカン・ガン協会、 ロサンゼルスにあるそうなんですけど、そちらの方に送ってほしいって書いてあった んで、、、。）

片寄くん；お待たせしました。スーパーラインJ、バレンタインにお迎えしたゲスト は２月１１日にニューアル
　　バム、『マーメイド』をリリースしたばかりのマンディ満ちるさんです。こんに ちは。
シルビアさん；こんにちは。
マンディさん；どうもこんにちは。よろしくお願いします。
片；以前なんかちらりとお会いしたことが僕は実際あるんですけども。
マ；えっ？　そうだったんですか？
片；ほんとにちらりとなんで。
マ；どちらで、いつ、、、？
片；なんかね、千葉の方のイベントの会場だったりとか、幕張とかね。あと、MTVの イベントの時とかね。
マ；そうだったんですか？　ごめんなさいね、あたし、、、。
片；そういう時、だいたい僕らトナカイの着ぐるみ着てたりしたんで、わからなかっ たかもしれませんね。
シ；それじゃおぼえてないかもしれないですよ。でもね、片寄さん、ずっと楽しみに してらっしゃったんです
　　よ、マンディさんがいらっしゃるの。
片；そうなんですよ、僕、あの、いつも、、、リラックスする時に家で聴かせていた だいてます。
マ；そうですか？　そのリラックスの時間を壊したりして。
片；いや壊してないですよ、大丈夫です。それでは早速、一曲聴きたいと思います。

4. FAR TO GO　　マンデイ満ちる

片；俺この曲が一番好きだったんですよ。気持ちいいですよ。最後の「マーメイド」 も好きなんですけどね。
マ；あ、結構おっとり系が好きなんですね。
片；そうなんですよ、疲れてる時とかね、やっぱりね、おっとりしたのを聴きたくな るんですよね、家でね。
シ；眠りに誘ってくれるような、、、。
片；眠りに誘うっていうか、リラックスして聴くのがだいたい好きだね。家に帰ると あんまりうるさいのを聴
　　かないもん、タイプ的に。
シ；（質問　とても大人のカッコイイ女性になるためにはどうしたらよいのでしょう 。もしよければぜひ満ち
　　るさんにきいてみてください。）
マ；へー！？　いや、え、あのね、、、ッハハハ（笑）照れますね、そんな質問がく ると。いや、あたしよく
　　言われるんですよ、子供っぽいとか、あの、大昔ね、一人の男性がすごい失礼な こと言って、ピーターパ
　　ンじゃ、、、ピーターパン・シンドロームってあるじゃないですか、いつまでも 子供でいたいっていう、
　　とかね、もう一人、昔、クボタマコトさんっていうプロデューサーの方にやって いただいたんですけど、
　　彼が言うにはダブルの人はふたつの文化を吸収しなきゃいけないから、成熟する のがすごく遅いって言わ
　　れたんですよ。子供っぽいっていう意味なのかとかすごいムカついたんですけど 、確かにそれあるかもし
　　れないと思ったんで、、、カッコイイ大人になるには、、、やっぱりシルビアさ んにその質問はした方が
　　いいんじゃないですか？
シ；あたしもねー、片寄さんにきけばわかりますけど、意外とね、
片；子供ですよねー。シルビアさんも年齢のわりにはね。
シ；はしゃぎまくりですからね、あたしも。
マ；でも、それがポイントじゃないでしょうか。大人になってから大人振りするんじ ゃなくて、いつまでも
　　心をそういうフレッシュな気分で子供の自分を、ピュアな自分をキープするって いうのがいちばん素敵じ
　　ゃないでしょうか。
シ；そうそうそう。やっぱり自分のそういうピュアなところは残しておかないと。な んかね、汚れるじゃない
　　ですけど。
マ；カサカサになって、、、。
シ；そういうのありますよね。だから全然大人大人しないでも自分を大切にすればい い女性にいい女になるん
　　じゃないでしょうか。
マ；（ため息混じりに）素敵なことまとめる。うまい。
片；シルビアさん、今日は**ますね、いいですね。
シ；マンディさん、『マーメイド』のジャケット・カヴァーなんかもすごくきれいで 。
片；『マーメイド』というだけあって人魚ですよね。
シ；これは実際に撮ったんですか？　ほんとに写真を。
マ；ほんとにそういうメイクと髪形をすべてやっていただいて、プールの中に、なん だったっけな、なんとか
　　って、ほらあるじゃないですか、お風呂に入れるやつで、、、
シ；バス、、、マジックリン。
マ；バスクリンとか、そうそうそう。
シ；バスマジックリンはきれいにするやつだ（笑）。
片；掃除しないでくださいね。
マ；（笑）それ死にますよ、入ったら。
シ；ちょっと色がつくやつですよね。
マ；そう、で、ブルーにして、石みたいのあるじゃないですか、NHKさんからお借り して、、、お借りしたっ
　　ていうか、スタイリストが勝手に行って盗んだっていう話らしいんですけど。
片；いいんですか、そういう話を電波にのせて。
マ；NHKの方すいません、もし聞いてましたら。というわけで、写真からCGでいろい ろ。
片；まるほどね、加工したんですか。
マ；だって、こんなウエスト、小っちゃくないですよ、あたし。
シ；すっごいきれいですよ。
片；絵なのか何なのかこっちは悩んだんですけどね。
シ；なんかミステリアスでいいですよね。
片；うん、すごいきれいなジャケットですよね。
マ；よくきかれるのが、なんで真っ黒になってるんですかって。
片；褐色の肌にね。
マ；でもたぶん、あたしもよくわからないんですけど、これを考えていただいた、モ ートさんっていう人、
　　彼もオーストリアと日本のダブルの方なんですけど、彼がちょっと変わったマー メイドにしたいというん
　　で、今までのマーメイドの想像って、すごく白い肌で、髪の毛が長くて、ちょう どオッパイの部分がうま
　　く隠れてて。
片；何故かね、貝殻がついてんですよね。
マ；それじゃないのをしましょうってことで。
シ；マンディさんっぽいオリジナルっていう、髪の毛もこれすごく面白いんですよね 。三つ編を巻いてあって。
マ；つけ毛なんですけど、なんか、パープルにするフォーム、、、なんていうんだっ け？
シ；ムース。
マ；ムース？　最近そういう色つきのムースってあるじゃないですか。それをほんと にパープルにつけて。
シ；いいですね、こういうのもご自分でアイディア出したりするんですか？
マ；いえ、全然。あたしはとりあえずそういうビジュアル・センスないんで、とりあ えずおまかせーという感
　　じで。逆にマーメイドというのが自分の中にすごくあったので、それだけ。モー トさんの今までの仕事を
　　見て、ああ、この人すごいなって思ったんで、そこで彼におまかせ。
片；そうですよね。そういうのがいちばんいいのができるパターンなんですよ。いろ いろ言えば言うほどなん
　　かねよくなくなったりするんですよね、いつも、悩むんですけど。信頼できる人 には任せた方がいいとき
　　もあるんだと思いますよ。
マ；ですよね。
片；『マーメイド』っていうタイトルのの由来みたいのが書いてありますけど、これ は結構不思議な話ですね。
マ；そうなんですよね。実際に去年、５月かな、ロスに戻ったときにあった話で。ち ょっと不思議な感じが
　　して、イルカを見た瞬間に、ちょっとこれ普通じゃないなっていうような感じが しまして。
片；かいつまんで話すのがちょっと難しいかな、、、ちょっと不思議な出会いで、現 地の人の言葉からインス
　　パイアされたのかな、たぶん。これ、人魚に間違えられたんですか？
マ；いや、間違えられたんじゃなくて、たぶんちょっと頭のおかしい人だと思うんで すよ、超ニュー・エイジ、、、
片；ちょっとフリーク・アウトしてる感じの。
マ；フリーク・アウトまでは、、、すごい素直なニュー・エイジのちょっとボカーっ としたような、よくある
　　ビーチの人なんですよ。彼が**バンバン鳴らしながら、あたしに向かいながら、 あ、マーメイドちゃんっ
　　ていうような感じで、ちょっと頭おかしいと思って。で、いろいろ話の流れの中 で、いきなり海を見てイ
　　ルカがいるっていうから、絶対こいつイッてるって思って見たらほんとにイルカ ２ひきいて、しかも親子
　　なんですよ。なんかすごい、、、。
シ；ご自分でかく曲っていうのは日常のことからインスピレーションを、、、。
マ；もありますよね。そういうふうにあたしが、そうですって言うと、彼氏がいるの になんでラヴソングなん
　　かかくんだっておこられるときもあるんで、そうじゃなくて、想像もいっぱい使 いながら、友達の話もき
　　きながら、新聞とかも読んだり。
片；やっぱり経験できるわけじゃないですからね、すべてをね。自分の生活全部出し ちゃうのもなんかいやで
　　すしね、厳しいものありますからね。
シ；（質問　マンディさんのCDを聴くとリラックスした雰囲気がするんですが、普段 どうのような方法でリラ
　　ックスしますか？）
マ；あー、どうもありがとうございます。リラックスはですね、やっぱり家にいる時 、なんとあたし音楽聴か
　　ないんですよ。っていうか、仕事でいつも例えばDJやるときもいっぱい音楽かけ るし、またはいっぱい音
　　楽聴いて買ったりするんですね。そういう時は車の中でけっこう音楽聴くんです けど、家はどうしても音
　　楽聴きたくないですね。もうなんか普通の風を聴きたいとか、春になると鳥の声 を聴きたいとかねそうい
　　うナチュラリストなんで。あと、ちょっとここで宣伝させていただくんですけど 、西麻布の近くにラクダ
　　っていうマッサージのところがあるんですよ、そこに行って、フット・アロマセ ラピーをしていただくの。
　　これがねえ、最高！　めっちゃいいんですよ。
シ；うわ、気持ちよさそうですね。
片；うれしそうですね、シルビアさん。
シ；すごいうれしい、そういう話は。
マ；あとで教えます。めちゃめちゃいいんですよ。
シ；こう、なんていうのかしら、ツボを押したりとか？
マ；そうなんですよ、で、その人に合うオイルを。
片；じゃ今こういうことで悩んでるんですとかそういうことを話したりして選んでも らったりするんですか？
マ；いや、体質とかいろいろあると思うんですよ。皮膚感がドライな人とかまたはい つもハイパーな人とかそ
　　れに合うようなオイルを、とか、ちょっと今日風邪気味だなとかいうとひとつ違 うものを入れたりとか。
シ；西麻布というんでこっちの宣伝をしていただけるのかと思ったらライブの方の。 ライブはいつなんですか？
マ；ライブというよりイベントの中でちょこっと出る感じなんですけど、毎月ある、 イエロー、西麻布のイエ
　　ローというクラブで、ユナイテッド・フューチャー・オーガニゼイションがやっ てるジャズィンというイ
　　ベントで今回私がダッド・ライブでやるんですよ。だからバンドでバーじゃなく て、ダッドでキュッキュ
　　ッキュッてカラオケ、、、。
片；間近で見れますからね。
シ；２月２７日（金）ですね。
片；このアルバムにはですね、ちょっと紹介しておきたいんですけど、ミニー・リパ ートンの名曲「ラヴィン・
　　ユー」、これアレンジすごいですよね。これはびっくりした。
マ；そう、ちょっと大胆な。大沢伸一さん、モンド・グロッソの人にやってもらった んですけど。
片；おっ、かかってますね、ちょうど今。
マ；彼がモンド・グロッソのレコーディングが終わったばっかりで、R&Bソウルばっ かりをやってたんで、ち
　　ょっと変わったものをやりたがるんだろうなーという賭けもあって、それでお願 いしたら、もうすごい大
　　胆な、ちょっとドラムン・ベース的な。
片；この曲やっぱけっこういっぱいやってる人いるからどういう風にやるのかなって 思ってたんだけどね、す
　　ごく新鮮でしたね、これはね。
マ；オリジナルがいいからすごいそれを壊しにくいんですよね。
片；でも、これはすごいね、僕は好きですね。このアレンジはいいと思います。
マ；ありがとうございます。
片；それでは早くもお別れの時間になってしまったんですけど、最後はマンディさん のリクエストにこたえた
　　いと思うんですけど。
マ；これは、今日バレンタインということもあるので、アンジー・ストーンっていう 方なんですけど、なんと
　　ディアンジェロの奥さんっていうウワサなんですが、、、結婚したんだ、畜生ー ！と思ったんですけど。
　　でもディアンジェロさんも裏でいろいろキーボードとか演奏してるんで、すごい ファンキーな曲です。
片；今日はありがとうございました。

（質問　『初体験リッジモント・ハイ』を観ていたら、その中でまだ若いショーン・ ペンの演じている役の名前がSpicoliでした。GREAT 3のファースト・アルバムのイン スト、「Mr.Spicoli」と何か関係があるのでしょうか？）
　あるある。あのね、それ、原題が「ファーストタイム・アット・ザ・リッジモント ・ハイ」っていうね映画なんだけど、フィービー・ケイツとかねショーン・ペンのね 初めてのだと思うんだ、彼の。ほんとに若い頃、82年とかそのくらいでね、主題歌が ジャクソン・ブラウンだったのおぼえてるんだけどね、それが僕ら好きでね、5、60 回観てましてね、メンバー３人ともね。で、まあその主人公のショーン・ペンのやっ た役がスピコリというんで、そこから取ったんです。それをルシャス・ジャクソンに 言ったらね、思いっきり下げずまれたような目でね、軽蔑するような目をされました けどね。
（GREAT 3といえば新曲ができあがってきましたね）
　はい。もうできあがってるんですよ。すぐにでもおかけしたいんですけどね、まだ 最終的な作業が残ってるんでね、まだ中途の段階をみんなで聴いたんですけどね、、 、楽しみにしていてくださいね。お待たせしました。

　ここにジャケットが来たんだけど、異常に懐かしいですね、この感じ。（スウィー ト！　これは80年代ですかね？）80年代後半だね。カイリー・ミノーグとか全盛の時 代ですよね。（聴きましたよ、むかしほんとに）聴いた？
　これ当時、思いっきりばかにしてましたけどね、今聴くとすごいいい曲ですね、こ れね。嫌んなっちゃいましたね、なんかね。いい曲かきますね。

　別に絶対に持ってないようなものを僕が持っているわけじゃないんですけどね、持 っている人はきっといっぱいいると思うんですけど、でもあまりCDになってなくて、 手に入りづらいやつとかでねいい曲があったらかけたいなと思ってやってるんですけ どもね。
　今日持ってきたのはですね、ケニー・ノーランという方なんですけど。ジャンル的 には何に入るのかな？　AORとかシンガー・ソング・ライターの域に入るのかな？　 だと思うんですけど。いちばん有名なのはたぶんこの人作曲家としての活動がいちば ん有名で。えーとね、白人なんだけども、ブラック・ミュージシャンに曲をかいてて 、例えばね、「レディ・マーマレード」ラヴェル、、、ラベルはパティ・ラヴェルが いたバンドですよね、確かね、、、違ったかな？　ごめん。ラヴェルはチャカ・カー ンがいたんだっけ？　パティ・ラヴェルだ、ごめん。パティ・ラヴェルがいたバンド でね、ラヴェルっていうのがあったんですけどね、それの大ヒット曲で、「レディ・ マーマーレード」ってのがあたんですけど、それはねこのケニー・ノーランの作曲だ ったりとかして。僕ね、名前だけ見てる時は絶対に黒人のミュージシャンだろうなと 思ったんですよ。そしたらね、ソロ・アルバムを出してるっていうんで買ってみたら 、なんてことはない、情けない顔をした青年？（でも書いている方って感じですよね 。）そうだね。雰囲気としてはネッド・ドヒニーにすごい近いルックスなんですけど 、やっぱりファンキーな曲をかいたりもするんだよね。でも自分のアルバムはやっぱ り、こう、カントリーとかのテイストなんかも入ったりとかして、すごくいろんなタ イプのアルバムを出してますけど、今日持ってきたのがね、これファースト・アルバ ムで『I LIKE DREAMING』っていうやつなんだけども、これタイトル曲がね確かヒッ トしたんだよね、すごく。確かこれがこの人の、自分のヒットの中でいちばんじゃな いかなって思うんですけど。そのアルバムの中から２曲目に入ってる曲なんだけれど も、僕この曲すごい好きだからね、聴いてもらおうかな。これフランス語が混じって んだよね。「レディ・マーマレード」にも混じってたよね。確かフランス語がね。も しかしたらなんかこの人フランス好きなのかもしれないね。

8. MY JOLIE　　KENNY NOLAN

　フランス語で何を言ってるのかよくわからなかったですけどね、まあでもバレンタ インにぴったりなラヴ・ソングなんじゃないですか？　君は夏の日より甘いってかい てありますよ。この『I LIKE DREAMING』っていうアルバムがねたぶんファースト・ アルバムだと思うんだよね、僕が持ってる中でいちばん古いんだけども。えーとね、 たぶん、僕は５枚くらい持ってるからもしかしたらもっと出てんのかもしれないよ。 どれもね、すごくいい感じだし、今の曲なんかも、ほら、スティーヴィー・ワンダー とかさ、*******（名前か曲名、何って言ってるのかわかんない）とか***かもしれな いけど、あと同じ白人のブラック・テイストのあるネッド・ドヒニーとかにね、すご い近いような感覚があって、気持ちいいです。これ、ベスト盤くらいCD出してほしい ですよね。

　お、男ウケするバラードなんだなこれは。うちのベースのきよしもこれが大好きな んだよな。懐かしいよ。

　さっきちょっと話にも出たんですけどね、ネッド・ドヒニーという人がいるんです けども、彼のこれは76年のアルバム、『ハード・キャンディ』というアルバムがある んですけど、当時、ボズ・スキャッグスと並ぶくらい話題になったアルバムだったん ですよね。ロスにドヒニー通りってあるでしょ？　あそこのオーナーの息子だから超 お金持ちなことは確かなんだけど、そんな彼が恋人のことを疑ってしまってですね、 離れてしまって、でもバレンタインにこう一人で待ってる。まだここにいるよとね、 そんなような悲しいナンバーです。アルバムのラストを飾っていたナンバーです。