これまでのライブ全曲目表!!

ここを見れば一目瞭然!!良かったじゃん!!


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1995.7.21 (FRI)  NISSIN POWER STATION

  
「Great 3」<<片寄明人/高桑圭/白根賢一>>
01Summer Breeze(cover)
02I Believe In you
03 Fool&the Gang
04Oh Baby
05Summer's Gone
06エデン特急
07Under the Dog
08Madness Blue
09腰ぬけマシーン(Coward Machine)
10Cruel World to Heaven
ec1My Bunny Eyes
ec2Not Fade Away (cover)
Louie Louie (cover)
G: Osada Susumu  Key:Horie Hirohisa Per:Oikawa Hiroshi



<ライブ・レポート>1995.7.21 (FRI)  NISSIN POWER STATION


 金沢のT.M.と彼女の友人ミキちゃん(美人)と私の3人はほぼ中央から左を陣取った。そう、今夜は3人で並んでライブを観るのだ。3人、、この数はこれから始まる私たち3人とGREAT3の3人の3ON3の激しいバトルを予感させ、そして後で分かることだが「予感は当たっていた」のだ。「ど、どうするう!」なんて気持ちを抱えながら、アンプやらモニターやら、キーボード、ドラムとあちこちに飾られたカタヨセの自前と思われる電飾をじっと見つめていた。すると聴こえてきたのは、あの曲。大阪で私が腰砕けになったIsly Brothersの「Summer Breeze」が場内に流れる。どうしたらいいかわからない気持ちはピークを迎え、3オクターブ位高い声でGREAT3と仲間たちを迎えることになった。そしてピークを迎えたその気持ちは夏を感じさせるパーカッションの響きと共に更に昇華し、カタヨセのギターが鳴ったと時を同じくして限界を越え、突き抜けていった。

 「1.想い出のサマーブリーズ(Summer Breeze)」
 今夜の一曲目を飾ったこのナンバー。GREAT3の異常なまでの思い入れを感じた。パーカッションが加わったことにより、夏のイメージが広がり、GREAT3の演奏(ボーカル含む)にも、これまで以上のウマさを感じた。うまいというのはテクニック云々というより(なんて言うほど音について分かってはいないけど)気持ちの交錯(GREAT3ーサポート陣ーオーディエンス間)によるもの?いや演奏もうまい(うまくなった)と想うけど、、〜You're waiting there not a CARE〜ここのカタヨセ、すごくいい。

 「2.I Believe In you」
 続くのはイタミにあふれたR&Rナンバー。ギターのイントロがカッコイイ。何度もこのバージョンを聴いているけれど、いつでも「えっ」なんて思わせられる。今夜の場合はカタヨセの歌い方、、これはもしかしてメロウな気持ちで歌ってるのかな。あとは例の"バンドの真髄ライブの醍醐味"である「GREAT3」の間奏編、、いいなあーライブなのライブ。身体が揺れずにはいられない。

 「3.Fool&the Gang」
 キヨシの簡単な(外タレの東京公演みたいな)挨拶のあとはケンイチのドラム。パーカッションが加わると知った時にまず思い描いたのは、この曲のイントロ。でもやっぱりこの曲はドラムがポイント。どの曲もケンイチのドラミングに目を見張るものがあった。ライブではCDよりもターボ全開で加速していく感じが強くていい。
 告知関係の前にメンバーの紹介。キーボードは堀江博久さん(今夜のスタイル素敵です)、パーカッションにはキヨシのダンス仲間、オイカワキヨシさん、そしてギターには長田進さん。

 「4.Oh Baby」
 8月23日の2ndシングルのリリース告知の後、まさにそのシングル曲。ラジオ(ミュージック・スクエア)のオンエアの際もすごいと思ったが。ライブで聴いていたら目が潤んでしまった。「いい曲だろっ」だって。うん、ホントいい。センチメンタルな男のヒトって、、愛しい。1秒間でくるくる変わるクレイジーさと、、君が好きなものはみんなキライと言うあまのじゃくのようなトコロ。。。泣いてしまったよ。

 「5.Summer's Gone」
 昔のライブと歌詞が変わった話をしながら、中に出てくるウルフマンについて、それが'70年代の伝説的なDJ、ウルフマン・ジャックのことで、彼がこの7月1日に亡くなってしまったことを話したカタヨセ。「いいんだよ、、」とため息混じりにつぶやくカタヨセの言う通り、ホントにいい曲。もともと私はこの曲が大好きで、きっとメロウな曲に弱かったのね。変わった歌詞は"**色の**"というように色んな色の名前が出てくるので「クレイジー」だなと思った。ランボーの詩みたい。ほら、小さな子供が空を何色にも塗りつぶすような。カタヨセのハープはもちろんグウだったが、それよりも気に入ったトコロは〜オレンジ色の何とか〜ってフレーズのカタヨセの歌い方。すごくメロウなのにその時だけシャウトしてはみ出していて、、なんだかハンバーグのナツメグ、ジンの香りといったようなそそられる感を得たから。やっぱり好きなんだ「Summer's Gone」。泣いた、また。

 「6.エデン特急(Eden Express)」
 心の涙が渇かないうちにすごくイカシタベースラインをキヨシが奏でてくれた。「えっ!?」カッコイイ。歌詞はほとんど聴きとれず、キヨシとカタヨセの声が寄り添っていて(この二人の声って合うよねえスゴク)何故か全身ベースマンのキヨシを思い起こさせた。サビの部分で〜失うことはこわくない〜って歌っていて、私はものすごく男になりたくなった。そして男の子の友人たちもしくは知人の息子さんに聴いて欲しくなった。男のヒト、うらやましく思ったよ、コレ聴いて。カタヨセってば、また素晴しい曲を書いてしまったのね。実は鳥肌も立ったのだ。

 「7.Under the Dog」
 ギターの弦が切れちゃったカタヨセ。ギターはこれまでいつも使っていたアコースティック・ギターはこれまでいつも使っていたアコースティック・ギターに替えられる。「ああ、でもお、、、」何を言い始めるのかと思ったらカタヨセ「今日はねえ、、、すごいイイよ」。「がんがん行くから」という言葉で始まったこの曲。ギターが替わったから?イントロのギターが力強い。この曲の魅力は目には見えないモノが潜んでいるトコロ。初めてライブを観た人は、きっとこの曲に魅かれたり、あるいは〜そんなに悲しいなら〜のフレーズが頭の中で鳴ったりすると思う。(私は魅かれたというよりもあのフレーズが頭の中でぐるぐるという感じだったなあ、去年の夏)。もちろん曲調や詞もこれまで体験したことの無い日本のポップソングなんだろうけど、目に見えないモノ(マジックというのかも知れない)が潜んでいることのほうが大きいと私は思っている。
 この曲のケンイチのドラムが好き。どちらかというとスローなテンポなのにスカスカしてない。ってことはドラムの音の余韻がいいのかもなんて思うの。カタヨセのボーカルが一段と冴えているのもそんなことがあるからかなあって。
 にしても終わりのほう(テープ逆回転的グルーブ 感)にはいつも救われる。カッコ良くてでも頭イタくて、泣きたくなる。でも踊るみたい。「GREAT3」大好きですよ、全く。

 「8.Madness Blue」
 〜ウバワレタモノハ/トリカエス/コノテノナカニ〜いいよね、この曲、ライブバージョン(でもアルバム収録がどんな感じか知らないのだ)。サポート陣の演奏も光ってるよねえ。もちろんキヨシのベース&ケンイチのドラム。そしてカタヨセ。イイんだってば。カッコイイよね、あのギターとドラム。キヨシのベース聴いてるとすごくワクワク気持ちが高揚する。

 「9.腰抜けマシーン」
 ワンツースリーってスティックに合わせてカウントをとるケンイチ。そしたらこの曲だった。この頃の私たち3人はといえば、バトルのまっ只中、泣く、喚く、叫ぶ、笑う、どれをとっても限界をはるかに超え、おまけに揺れもハンパじゃない。始まる前「壊れちゃいたい」とあつく語っていた金沢から来てるT.M.が既にコワレかかっていた。この曲もケンイチのドラムが突っ走っていて、私が思ったことといえば、ああ、男になりたい、、、

 「10.Cruel World to Heaven」
 ここで9月6日リリースのデビューアルバムの話。「ションベンちびるからオムツして聴くように」と語るキヨシに「O.K.」と答える私たち。そして今夜のライブのプレゼントが何かを明かすキヨシ。それは光の加減で色が変わる特製ステッカー、立体的に見えるやつだって、ラッキー。それにしても、ああ、いい曲だな、去年ライブハウスでデモテープ(600円)を買って、イントロで泣いていた位、あのバージョンが好きだったけど。今はこの感じに本当のコトを見い出している。私たちファンもすごく好きで大切な曲だと考えているけど、恐らく「GREAT3」の3人だって、私たちが想像する以上に大切に考えていると思う、この曲。これから彼等がどんな風に向き合って行くのか楽しみです。ケンイチのコーラスにちょっと"ウッ"ときてしまって涙がにじんだ。だってすごいんだもん。嬉しかったんだもん。全編に渡ってちゃんと響いてたよ、ケンイチのコーラスが。
 エンディングの演奏ね、堀江さんのキーボード良かった。それから長田さんのギター、いつもよりグッとくるものがあって、お見事という感じ。サポート陣もちゃんと分かってるよね「GREAT3」のこと。嬉しいね。これが本編最後の今日、ハミ出しながら、しっかりキメてくれた。

 アンコール「My Bunny Eyes」
 私にとって初、アンコール曲は新曲。カタヨセがキーボードに陣取り、堀江さんがギターを持って演ってくれた。「ピアノのコードを4つ知っていて、それで曲を作りました」と語るカタヨセ。いい曲だよ、メロウなナンバー。色に例えると中間色。ルパン3世のエンディングテーマで「ラブスコール」って曲があって(誰も知らないか、、)子供心にカッコイイと思い大好きだったんだけどその曲を思い出しちゃった。アルバムに入ってるとのことなので期待していよう。

 アンコール「Not Fade Away」
 堀江さん着用の"GREAT3 Tシャツ"(ライトブルーにロゴ入り、バックプリントはTOSHIBAダっ)のことでしばし談笑した後は、期待していた次のライブ告知(10.27.パワステだって)!!。うれしい、ありがとう。「ちょっとアツくなんないかい」というキヨシの言葉でケンイチのドラムが走り出す。ああ、もう私たちだって留まる所を知らず。私たちだけじゃないよ、他のお客さんも、GREAT3も。

 アンコール「Louie Louie 」
 これだってそう。もうハミ出しちゃって、みんなでグルグルよ。無意識のうちにギターソロで「オサダーッ!」て叫んでた私。すごいイイライブ。デビューライブ!!。

 BGMが流れてきた。「Dau By Day」ああ、おしまい、、と思ったら3人が出てきて、おわりの挨拶。アルバムの話も交えて「絶対ウラギラナイから」と約束するカタヨセ。そしてサポートの仲間たちもまた呼んで紹介。6人並んでいい感じ。こうしてあっという間にライブは幕を閉じた。

 業界評判ばかりいいって聞いたり、雑誌の記事を読んでいると、自分が知っているGREAT3とのギャップなど、つい考え過ぎることが多かった。でもライブを観ると全てにケリがつく。自分の信じているものが確かなものだと再認識できる。
 「GREAT3」に出会えて良かった。
 彼らが転がって行くのを私も転がりながら見つめて行きたい。GREAT3のライブは答えをくれる。そして曲は日々の生活の一部。GREAT3は、、、、GREAT3はスゴイ奴らです。
         (BY 小出紀子)


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1995. 9.10 (SUN)  仙台明成学園


現在、調査中




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l0.27 (FRI)   NISSIN POWER STATION


「Great 3」<<片寄明人/高桑圭/白根賢一>>
01Open My Eyes(cover)
02腰ぬけマシーン
03ジェット・コースター日和
04Oh Baby
05Summer's Gone
06Under the Dog
07Fly Like An Eagle(cover)
08Madness Blue
09エデン特急
10DISCOMAN
11Fool & the Gang
12Cruel World to Heaven
ec1Richmondo High
ec2I Believe In you
G: Osada Susumu   Key:Horie Hirohisa Per:Oikawa Hiroshi
初体験 リッチモンド・ハイ


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