1997.7.6(SUN) タワーレコード渋谷 店

  

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「Great 3」<<片寄明人/高桑圭/白根賢一>>
01R.I.P
02 玉突き
03
04ナツマチ
05エデン特急
06DISCOMAN
E.C.1マイクロ・マシーン


1997.7.6(SUN) タワーレコード渋谷店


 アルバム『Romance』特典イン・ストア・イベント



ただいま。0:15、今、渋谷から戻りました。
今日の特典イベント・ライブは1時間弱ほどのもので、
タワー渋谷店の8Fスペースに400人まで入れるということだったようですが、、、400 人弱ですね、きっと、うん。
私は12:00に着いて275番をゲット。
徹夜組もいたそうですから、彼らの人気もなかなかのものですね、恐れ入りました。

さてライブ、
ライブはよかった。ところどころ演奏がオヤ? というのもご愛敬。
ハミ出し加減が最高のカタヨセのボーカルも二重丸、花丸。
ギターにはプレクトラム(7/10にshibuya NESTでライブがあるそう)からフジタさん (呼び名はアッキーらしい、、、そしたらカタヨセが、オレもアッキーだ、、、なん てつぶやいてた)、キーボードにはもうお馴染み、ニール&イライザ(今月リリース するって、何? アルバム? シングル?)からほりえくんの合計5名。

ライブはよかった。そう、曲をやっているときは。
ただ、MCがちょっとみんなヘンだった、そんな気がした。
なんでも今、9月に予定しているシングルのレコーディングをしていて、カタヨセは 例のごとく煮詰まっちゃってて、キヨシとけんちゃんは待ちぼうけなんだって。ステ ージで悪い! ってカタヨセが謝ってたけど、そんな、みんなの前で謝らなくても。 でね、今日できなきゃヤバイって言ってた。カタヨセはここ3日間夕方6:00から翌日 の14:00までスタジオでがんばってるけど、いろんなことが頭ん中にあってまとまら なくて悩んでいるらしい。会場のあちこちから『がんばって』という声援が送られて いた。

ライブほんとよかったのよ。『影』はやっぱりいい。カタヨセのハープももちろんね 。『玉突き』だって、『ナツマチ』だって。『ナツマチ』いいねえー。けんちゃんの 最初のカウントがすごく“ナツ”らしかった。昨日みたいなうだるような暑さじゃな くて、暑いんだけどどこか涼しげな“ナツ”の感じがして。ほりえくんもよかったよ ー。この曲のときから、カタヨセが紺色か黒かわかんないけど、Great3のネーム入の ニットキャップかぶってて、笑いがとまらなくて困ったな。ヘンなんじゃなくて、な んか、可愛いの。で、笑っちゃって。ごめん。

MCだってさ、ライブのこととかちゃんと告知してるし、終わりの方でアルバムが売れ てどんだけうれしいかわかるか? ってほんとにうれしそうに言ってたし、ちゃんと してるところはしてたんだけど、(アルバム発売のころ、タワーレコードにいて、試 聴してる人に向かってアルバムすすめて、10枚は売ったってさわいでた。先日プロモ ーションで訪れた福岡でも同様に、試聴してる人の背後に忍び寄り、「これ、俺、俺 」とか言って2枚は売ったらしい。そりゃびっくりするよー、それにうれしいだろう な。)でも、なんか空回りしているように見えてしまって。面白いところも確かにあ った。なんか訊きたいことある? なんてステージに問いかけたりとか、みんな楽し んでる? なんて言ってみたり。うれしそうにしゃべってた。うん。そうなんだけど 、でも、、、というのが私の中ではどうしても出てきてしまったんだっ。

レコーディングに煮詰まっていることが原因しているのか定かじゃないけど、とにか く疲れているように見えて、心ここにあらずって感じがした。アルバム買ってくれて ありがとう、タワーで1位になったし、うれしい、そんな気持ちから還したいという のは充分すぎるほど伝わってきた、曲をやっているときはほんとによかったからね。 でも、MCの感じは、なんかそんなに疲れてるのにごめんねライブさせちゃって、と思 ってしまうほど痛々しく思えることもあって、そこが見ていて辛かった。いつものは ちゃめちゃ感とはちがってたもん。あ、でも、疲れていたのは3人だけじゃなくて、 私もそうだったから余計にいけなかったのかな、、、MCで疲れているような感じはも しかしたら私の勘違いかもしれない。キヨシのヘンな受け答えもカタヨセの間の悪さ も(けんちゃんはよく見えなかった)みんな勘違いだ、私の。

きっとそんなこと絶対にないと思うけど、もしも疲れてみえたのが実際ほんとのこと で、原因はレコーディングだったら、そんなのすぐにやめてもらいたい。いついつま でに曲をかけ! なんてことに翻弄されているのなら、そんなに悲しいことはない。 カタヨセをそんな状況に置きたくない。そんな中からほんとのことなんて生まれてく るの? 私はこないと思う。今日中にかかなきゃって悪戦苦闘するのは身を削っての 産み出すものとは違う、Great3の、特にカタヨセの詞は時間を制限されて産み出され るものじゃ決してない。自然に発せられる言葉を紡いでいく、もちろん身を削りなが ら、そんな中にほんとのことが込められていると思っているから。

私にとって一ヵ月ぶりのライブはカタヨセの表情にまたもや釘付けになった、そんな ライブでした。音楽業界の仕組もわからず、『そんなのすぐやめてもらいたい』なん て大きな口をたたいたこと、謝ります。カタヨセの作業が今日中にできないとヤバイ っていうんじゃなかったら、もっと楽しいイベントだったと思う、どうしてもそれだ けは拭い切れず言いたいことを言ってしまいました。勝手な思い込みでごめんなさい 。でも、約2週間後にひかえたツアーはきっといいものになるはず。だってGreat3だ もん。

小出紀子



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このページは、桝田陽子小出紀子の普通の社会人2名が手を結んで作りました。
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