どんなライブか知りたいって?


それじゃあ、ここを見ればいいじゃん!

10月23日(金) 札 幌:ペニーレーン24





10月23日(金) 札 幌:ペニーレーン24

 
いなば さん <DATE : Sat, 24 Oct 1998 03:31>


  yukari さん <DATE : Mon, 26 Oct 1998 17:58>


  アキィコ さん <DATE : Mon, 26 Oct 1998 20:57>


 山本 千織 さん <DATE : Fri, 30 Oct 1998 13:13>


  

10月23日(金) 札 幌:ペニーレーン24


  いなば さん <DATE : Sat, 24 Oct 1998 03:31>

Set List:

00 SE~
01 Sabbath
02 Chop The Meat
03 R.I.P
04 日陰
05 Party
06 METAL LUNCHBOX
07 GOLF
08 ジェットコースター日和
09 Under the Dog
10 影
11 Whopper Goo!
12 Kiss To Domino
13 Soul Glow
14 エデン特急
15 Cruel World to Heaven
E.C.1-1 Night Rally
E.C.1-2 DISCOMAN
E.C.1-3 マイ・ウェイ
E.C.2-1 Star Tours


いやーサイコー(by圭)でした。この3+3のメンバーはほんとカッコいいです。
GREAT3らしい、ポップさと力強さと切なさがよく出ていたと思います。
あえて特によかったのをあげるなら、「METAL LUNCHBOX」「Under the Dog」
「Cruel World to Heaven」でしょうか。「Under the Dog」は鳥肌モンでした。

「Cruel World to Heaven」は「いつかはきちんとした形でCDに入れるんぼ
だろうけど、しばらくはライブに来てくれるファンのためだけにやろう
と思います。」と片寄が言ってました。賛成。

アンコール、「札幌では他でやらないのやろうか」と「Night Rally」を
やってくれました。去年も「他ではやらなかったけど」と言って
「Little Jの嘆き」をやってくれたっけ。これはうれしい。

片寄も圭も、何度もたくさん来てくれてうれしい、ありがとう、と言っていた
けど、客の入りはイマイチだったんです。もちろん、盛り上がってはいました
けど。こんなに素晴らしいアルバムを作っているのにどうしてなのかな。
なんとかまた来てほしいものです。

あ、そういえば髪切った圭が及川ミッチーに見えたのは僕だけでしょうか。



10月23日(金) 札 幌:ペニーレーン24


  yukari さん <DATE : Mon, 26 Oct 1998 17:58>

はじめて行きました。もぅ、最高です。
初めて買ったCDは、「玉突き」で、
それ以来のファンです。
!!わたしも、圭さんがミッチーに見えました。
ロン毛の時よりもかっこよく見えたけど・・・・・
はぁ、頭の中はGreat3でいっぱいだ!
今度はいつ会えるか、楽しみだな。

んーーーー、ライブの感想ではなくなってしまった・・・



10月23日(金) 札 幌:ペニーレーン24


  アキィコ さん <DATE : Mon, 26 Oct 1998 20:57>

レポ書こうと思ったけど、
いなばさんの書いたとおりなんで、裏のお話します。
札幌限定だったみたいですけど、10名様ライブ&バック
ステージご招待ってのがあって、私それに当選しました。
ライブ終了後で、疲れてるのに、3人とおしゃべりして
ポラ撮って、サインしてくれました。他の9人は、
ライブの感想とか喋ってたみたいだけど、私はたいした
ことない話をして、プレゼントをあげました。ススキノの
情報誌を買っていったら、カタヨセ君が反応してました。
3人に囲まれて話すのは、緊張したし、それ以上に
なんか背の高さで、怒られてるような気もしました。
すごくいい想い出が出来ました。
ライブレポじゃなくてごめんなさい。



10月23日(金) 札 幌:ペニーレーン24


  山本 千織 さん <DATE : Fri, 30 Oct 1998 13:13>

こんにちは。 ツアーも残すとこクアトロ2DAYSになりましたね。

NEW ALBUM『WITHOUT ONION』の輪郭もまだぼやけたまま向かえた札幌でのライヴ。 、っていうか、それを確かめることになったライヴでした。

えーと、
私は『エデン特急』という曲がめちゃくちゃ好きです。
自分にとって完璧な曲で、
3年前に初めて聴いて、その後聴くことになったたくさんのGREAT3の曲も、
どこかでこの曲と照らし合わせてしまうという変なクセがついてしまっています。
とにかく、"ここから始まっている"と、
"「悲しみも願いもどうでもいい」と、片寄君は言ったんだな"と、
すごい重量で思っています。
"心の親分"のような曲です。

「悲しみも願いも〜から遠くはなれて」

『WITHOUT ONION』を聴いたとき、そう思いました。

悲しみも願いも全てがどうでもよくなる時 
失うことは恐くない その手を差し出す夜(エデン特急)

悲しみも願いも全てがどうでもよくなる時、片寄君はきっと至福に満ちていた
んじゃないかな。
きっと「失うことは恐くない」、という感覚を手にいれ、
ぎりぎりのところにいることをかんじながら、
同時に「勝ち」も予測できたんじゃないかな、と思う。
(「勝ち」というのは、たぶん“希望”が持てるということになるんだけど。
だからこそ、手をさしのべることができているんだと思う。)

ただ闇雲に彷徨うだけの“ガラクタの希望”(Tree Top Shine)の中には
決して「勝ち」は見つけていないし、
恐いという感覚さえなくなっているんじゃないのか。
逆に恐いという感覚さえなくなってきていることが恐くてたまらないんだと思う。

いつからか片寄君は、自分がひどくみにくく、価値の無い人間のようなことを
頻繁に口にするようになる。

でもそれは彼が他者と比べてそう思い、言っているのではなく、
("他者"的な言い廻しは使うが)
たぶん青春のキラキラした時間や、その中で自分が思ってきたこと、
そこに見い出してきた憧憬と比べて言っているんだと思う。

『Richmondo High』でキラキラした時間を手放していく瞬間を歌い、
それが片寄君の「リアル」だった。
どうしようもないけど終わっていく瞬間が美しくて
たまらなっかた。まだこの先の「勝ち」も信じることができていた。

そのあとづっと片寄君は焦がれているように思う。
失ってしまった「リアル」に。
「失ってしまったリアル」を受け止めることとどうにか折り合い付けようと、
必死に悪戦苦闘しはじめ(『METAL LUNCHBOX』)、
「もう負けなのか」と、“去っていく人はいつもあぁこんなにも美しい”と、
“人生最高の一日なんてもうとっくの昔に終わってしまった”と言いながらも。
(『Romance』)

『WITHOUT ONION』の詞が今までの中で一番私にはむづかしく聞こえた。
感覚的な言い方から、そのキワ(=たぶん私がいつもくみ取ろうとする
ギリギリ感)がつかみとれないんだ。

その分メロディの美しさが際だってくる。
(あと音楽のストックとかそれを消化して自分たちのものにしていく力とか)
感覚的な歌詞がそのメロディの補足さえしている気になってくる。

今回各地の曲目表UPを見て、『WITHOUT ONION』の曲が思った以上に
少なく、「Tree Top Shine」もやってなく、
(片寄君が「ガラクタのきっぼぉーよー」と云うのを見たかった。
でも実際ライヴ向きじゃないか。)
思った通りの展開で、「リハ不足かい?」と思っていました。

10月23日、「聴くと観るとは大違い」(あれ、"見ると聞くとは"?反対?)
昔の人はいいことを言ったもんだ。

出色のできは、なんと「日陰」でした!
実はこれ、アルバムの中でも比較的流して聴いていたのです。
(「Chop The Meat」とか「GOLF」とかやっぱ、メロディ良すぎだし)
いやぁ、やられました!
ぼやけていた『WITHOUT ONION』のフォーカスは
「Tree Top Shine」じゃなくて「日陰」だったのか!?
と思わずにはいられませんでした。

CDとライヴの印象が全然違う。
歌われている言葉の、言葉そのものが違うように聞こえてくる。
実際聴いた
"どうして泣く?/あきらめきれないくせに泣く/"
という、
文字にしたらなんてへなちょこな言葉には
片寄君の何か交換不可能な、何かに代替していけない
本当にそれこそ"手に負えない"ものへかけていく
気持ちの力強さを感じました。

たしかに「悲しみも願いも〜から遠くはなれて」だな、と思います。
でも、たしかに続いていた道を歩いてここまできたんだな、
とも思いました。
かっこよすぎる。GREAT3。
(「日陰」の最後の"no way"って「バナナ」の"Rock'n Roll Days"と
かぶる人いません?たぶん"酔う"とかけていると思うけど。
"Rock'n Roll Days"ってすごいショックでした。好きな展開です。)

あと、秀逸はやはり 「Under the Dog」から「影」という、泣かせの2曲
でした。すでに切れた弦を、繋ぎ合わせようとしたとっさの行動が
あの「影」の音の中でかなり泣けました。

そして今「STAR TOURS」を演る意味、
っていうか聴けるありがたさ、っていうか。
"きっと死ぬまでギリギリなんだ/愛を頼りながら"で
行ってくださいって気になったもの。
ライヴが進むに連れ、だんだんひどくなっていった声も一度引っ込んだ時に
直してきて、すばらしく良くなって。
これ最後でホンと良かった。
カヴァーとかで終わんないで。
(演るならいっそ「There is nothing more to say」演って!)

ライヴ後、一緒に行った友人といつも行く飲み屋へ。
お互いマシンガンのようにライヴの感想を話し、叫び、笑い、曲名を述べる
だけで、互いにうなずき合い、
(例:「エデン特急!」「そう!エデン特急!」「キャー」)
要するに傍から見れば単に“超盛り上がっている状態”。

並びに座った今さっき来た友人に「いやぁ、盛り上がっているねー。」と言われ、
一緒に行った友人がひと言、
「そう見えるでしょ。
でもね、今、小突かれたらそれをチャンスとばかりに
床に突っ伏して泣いてしまいそうなくらいせつないんだよ!」と
言いました。
そして私も友人も黙ってカウンターに座りながらにして、
さっきまでいた場所に戻っていきました。号泣。

GREAT3は信じられないくらい、せつないバンドになっていました。

えと、ここまで読んでくれた人いたらありがとうございます。
途中まではライヴ前に書いた個人的メールの一部で、
後半がライヴの感想でした。
後半文章めちゃくちゃになってますが、それもこれも含めて
ほんっと、ライヴっていろんなこと
ひっくり返して行くから、おもしろいですね。(←これが今回のまとめか)
ってことで。

みなさんクアトロ楽しんできてください。


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