初めてＧｒｅａｔ３のライブに行ってきました！
「Ｇｒｅａｔ３だった〜」って感じです！ すみません、貧弱な表現で。なにしろ感激のあまり…

＞骨太な音、説得力のある唄、安定した演奏と連携、アンバランスな魅力、、、ぼ 広島レポートの知さんとまったく同感です。 すみません、他人のフンドシで。だって、そのとおりなんだもん。

去年のＲＯＭＡＮＣＥの仙台は仕事の都合で行けなかった（改めて悔しい）。ここ数年、ＣＤやラジオ（あんまり入らないけど）や雑誌（チェック甘いけど）で築いてきたグレート３像は、初めてのライブでかなり修正が入りました。
まず、まず、こんなにかっこいいバンドだったなんて！ こんなにいい楽曲だったなんて！
最高だよ！ グレート３！
あんなにライブ映えする曲だとは！ ソリッドでエッジのきいた音、切なさとシニカルな甘さ、いい感じのパートナーシップ、会場のみんな… あぁ、迫力が違う。
「行って良かった〜」って感じです。
たぶん、何度か足を運んで生で聴いている方はいろんな感想をお持ちでしょう。ビギナーの私はとち狂ってます。お許しを。

さて、興奮のあまり整然とした文にならないので、以下、思いつくままに並べます。ＨＰ管理者の判断で削って（載せないで）ください。
ナマ片寄明人さん、ほぼ思ってたとおりの印象（私以外の人には意味不明かもしれないけど）。しゃべると少しスマートでナーバスな感じ。目が印象的。片寄さんと全国のファンの皆様には大変失礼だけど、私、彼はギターをあまり弾かない（不得手？）という根拠のない思い込みがありました。勝手にゴメンナサイ、あんなにレコーディングやライブをこなしているのに。ライブで、ギターを弾きながら歌い、高桑圭さんと向き合って演奏し、跳ねるする姿をみて、己の愚かさに気づきました。唄も素敵だった！ 認識を新たにしました。たぶん、私は今までソングライティングの部分に比重をかけて受け止めてい たのかな。
ナマ高桑圭さん、今までの印象を裏切らない（他人には意味不明でスミマセン）。指が印象的。見かけは似ている知人２人を足して２で割って１．２倍したような人だ。頼もしいＭＣ。ふと思ったけど、職場なんかに彼のような人がいるとすごく助かるんじゃないかしら。上司にしたい有名人投票ってあったけど、私だったら長島茂雄より高桑圭に一票入れるな。プレクトラムは幸せ者だよ。
ナマ白根賢一さん、見れなかった、残念。マイウェイでお声を聴いたのみ。無念。賢ちゃん声援（女声）は一番多かったような気がする。
ナマ及川浩志さん、あちこちでお名前は拝見しておりました。よく見えなかったけど、堅気なサラリーマン風とお見受けしました。音も確実だし。まあ、私の印象は当てにならないけど。
ナマ藤田顕さん、はじけてたねー。上手い！ 左利きのギタリストってなんかいいね。惜しむらくはよく見えなかった。
ナマ堀江博久さん、１年半前のプレイグス（仙台）以来です。楽しそうでいいなあ。音も人もなじんでいて。話は音楽じゃないけど、開場前に私たちが並んでいる所で、「さみい」と言って去って行ったのは堀江さんのようだと、私の隣の人が気付きました。
演奏のあの厚み、あの流れは６人の力の結集だったんだよね。ほんと、素晴らしかった。
ライブ以来、数十時間が経っているんだけど、まだ余韻に浸っています。すごく共感できて元気になれるライブでした。

＜蛇足＞
仙台行きの車中で寺田寅彦の随筆を読んでいたんだけど、こんな一節がありました。
「（略）映画では筋は少しも重要なものではない。人々が見ているものは実は筋ではなくてシーンであり、あるいはむしろシーンからシーンへの推移の呼吸である。（略）連句には普通の言葉で云い現せるような筋は通っていないが、音楽的にちゃんと筋道が通っており、三十六句は渾然たる楽章をなしている（略）」
これって、グレート３のことのようだと思いました。片寄は歌詞にスラッシュを入れるし。って言うか、字を目で追っていても気持ちは初ライブに向いていたんだなあ。
帰りはずっとボーっとしていました。車窓から外を眺めては「寒そう」「空が高いなあ」「どこの田んぼも稲刈りが終わってるなあ」「紅葉はまだだなあ（私は新緑の山の色が好きだけど）」など思いながら。ふと気付くと「エデン」を頭の中で歌っている自分がいたりして。