どんなライブか知りたいって?


それじゃあ、ここを見ればいいじゃん!

<Tour Romance 氈



1997. 7. 25 (FRI)   渋  谷  公  会  堂
01Richmondo High
02腰ぬけマシーン
03G-Surf
04METAL LUNCHBOX
05Night Rally
06玉突き
07Under the Dog
08
09ビーチボール
10Last Song
11ナツマチ
12マイクロ・マシーン
13バビニボン
14R.I.P
15Madness Blue
16エデン特急
17DISCOMAN
18Cruel World to Heaven
E.C.1-1マイ・ウェイ
E.C.1-2Star Tours
E.C.2-1Baby Please Don't Go
E.C.2-2Open My Eyes
 G: Fujita Akira (Plectrum)
 Key: Horie Hirohisa (Neal & Iraiza)
 Per: Oikawa Hiroshi (Studio Apes)
 M 09 〜12 Flute, Sax: Yamamoto Takuo (Solid brass)
 M 10 〜12 Trumpet: Araki Toshio (Solid brass)
 Trombone: Murata Yohichi (Solid brass)
 M 13 〜14 G: Aida Shigekazu (EL-MALO)
 

7/25渋谷公会堂


ながた あや<DATE : 1997/7/30 23:44:38>

 ほんとに「すばらしかった」の一言に尽きます。とにかく、片寄くんが楽しそうでそれが一番良かった。

 片寄くんが「渋公はみんなの顔もちゃんと見えるから、大丈夫、緊張しない。」といってくれたときホッとしました。

 「影」のイントロで鳥肌立ちました。すげいかっこよかった。

 「ビーチボール」のイントロも良かった。フルートから入ったので、最初何の曲だったっけ?って思ってしまいました。

 「ナツマチ」、泣きました。なぜか泣けました。すごくすごくせつなかった。それにすんごく良かった。「良かった」としか言えない自分がもどかしいです。

 「DISCOMAN」の辺りではすっかり壊れてました。やっぱりキヨシはかっこいいねぇ、ほれぼれしちゃいます。

 「Cruel World to Heaven」は私的にはGreat3の曲のなかで一番好きな曲なので、ぜ〜ったいにビデオに入れていただきたい。ほんとに大好きです。

 「Baby,Please Don't Go」はほんとにしびれましたねぇ。私はTHEMのバージョンは聴きましたが、Great3のはそれに負けないくらいかっこいいと思います。

ほんとにすばらしかった。BLITZ待ち遠しいです。


 

7/25渋谷公会堂




ワッキー<DATE : 1997/7/31 21:07:05>

はじめまして。
G3初体験だった、24歳の男です。

行ってきました、渋公!
すごくロックだったな、と言うのが正直なところです。
しゃべりも面白かったし。
でも不満もありました。
「LITTLE Jの嘆き」やってくんなかったことと、
アンコールが2回しかなかったことです。
欲張りすぎですね。
失礼します。


 

7/25渋谷公会堂




山本 千織 <DATE : 1997/8/3 19:56:02>

正直新曲より旧曲のできが思った以上に良かったと思いました。
『アンダーザドック』、『マッドネスブルー』、『メタルランチボックス』
そして『エデン特急』、『スターツアーズ』!

新しい歌、特にみんなが言っている『アンダーザドック』から『影』への
眼の醒めるようなあざやかなせつなさはすばらしいです。
大好きな『R・I・P』も出だしはとちったけど
やはり胸がしめつけられる。
でもなんか『アンダーザドック』や『マッドネスブルー』を歌う片寄君に
すごくリアリティを感じました。
“確かにそこにいる”って気がしました。
“片寄君を観ている”って気がしました。

そして今回歌われたあの曲のあの詞の中で今『スターツアーズ』を歌うことが
すごく価値があるように思いました。

きっと死ぬまでぎりぎりなんだ
愛を頼りながら
淋しい夜をのりこえていこう!

サポートに入ったアッキーこと藤田君は長田さんと違うタイプで
これまたこれからが楽しみ。
実は彼の入った編成が今回の意外に大きい収穫だったような気がします。
長田さんのちょっと爪弾くような色っぽい(サンタナ系?)ギターの
『アンダーザドック』とはちょっと違うジミヘンばりの
音が入ってくる『アンダーザドック』は最高のバランスでした。
たぶんそれは私が考えているところのgreat3のバランス!
各々が突出してきたとこでできあがっていくバランスなんです。

なんとなく一週間してもまだ終わっていない気がします。
たぶん、(札幌で)8月、そして10月とまだ続きが観れるという
気がしているからかな。

欲を言えば「THERE IS NOTHING MORE TO SAY」を聴きたかった。
あの曲は片寄君の声質とすばらしくマッチしていると思うから。
生で聴いてみたかった。

 

7/25渋谷公会堂




小出 紀子 <DATE : 1997/9/15 16:36:09>

 今ごろになってライブのことを書こうとすることが間違っているのかもしれない。 でも、もうすぐが始まるし、これまでも自分が観たライブについては何かを書いて 残していたし、友達とのメールや手紙をもとに渋公のことを書いておきたい。

 ライブハウスという密な空間がもたらす効用はかなりのものだといつも思っている 。例えば細かい表情までもがはっきりと読み取れる感覚や手をのばせば届いてしまう ような錯覚(あと、キヨシがステージから撒き散らすミネラル・ウォーターが身体に かかる瞬間の興奮も付け加えておく)。そんなところに慣れてしまうと大きなホール で観るライブはいつもと違う広い空間だというだけで、なんとも言えないさみしさを おぼえてしまう。ステージに近かろうがなんだろうがどこにいようが広い空間に身を ゆだねることに変わりはない。渋谷公会堂はツアー中唯一のホールライブ。ツアー中 というわけではない。GREAT 3ワンマンでは初のことだ。大阪、名古屋ととにかく新 鮮な素晴しいライブを観ることができていたので「大丈夫かなあ、、、」なんていう 昔よく抱いていた気持ちは全くなかったが、ほんの少しだけホールでのライブという さみしさを感じてはいた。すぐそこにかぶりつき、そういうライブの楽しみ方しか知 らないちょっと贅沢しすぎたがゆえのさみしさなのかもしれない。が、そんなさみし さは『Richmondo High』のイントロによってとっとと消え失せてくれた。

 それからは「いいなー今夜のライブ」なんてひたすら楽しむだけだったが、しばら くして自分の気持ちに大事件が発生した。『Under the Dog』の、君はただ、、、と カタヨセが歌い始めるところのライティングで、赤いスポットライトがキヨシにあた った時だ。え? なんで、なんでそうなるの? なんでカタヨセにあたらないの?  そんな疑問を持ち、それからしばらくの間、その疑問に自分自身が翻弄されてしまっ た。ステージをただ見つめるだけの自分。心ここにあらず状態。一人だけ取り残され てしまった自分。この曲って小さい箱向きなんじゃない? なんで私はここにいるの ? ほんの一瞬のライティングでこんな気持ちになるなんて、、、ステージの彼らは 全然変わらず、熱い演奏を展開してくれているのに(やっぱりプロなんだよね)、な のに私ったら、、、。ちゃんと彼らのライブを観なきゃ、そう気持ちの立て直しを次 の『影』で図ったが、始まりの全体的に暗いステージを目にして、今度は、どうして カタヨセの表情がちゃんとわかるライティングにしないの? ねえ、この曲であのカ タヨセの表情をみせずしてどーするの? なんて思っていまい、結局立て直しはすぐ にはできなかった。この曲がエンディングに向かうにつれてステージ後方から白い光 が溢れ出してきた。それをみせたい、引き立たせたいがための前半のライティングだ ったのか? そうかもしれない。でも「この解釈は間違ってると思う」そんな思いで いっぱいだった。後日読んだライブレポートで誰もがライブ中で圧巻と評していた『 Under the Dog』から『影』。私の中ではこんな感じに過ぎていった。でも表情はは っきり見えたということも聞いて、表情が見えなかったのは私だけかもしれないし、 あのくらいのライティングの方が、ビデオになったらかっこいいのかもと今は思い直 している。

 一転して、ホーンセクション投入の4曲はほんとうにかっこよかった。すぐに立ち 直ってしまいさっきの気持ちはどこ吹く風。初めて聴く『Last Song』はもちろん、 フルートの鳴り響く『ビーチボール』も素晴しかった。ここで『ナツマチ』、そして 『マイクロ・マシーン』がこんなにもかっこよく思えたのは初めてだった。またもや 新鮮な気持ちに支配されはじめた。その新鮮さが奇妙なイントロとアイゴンの登場で ますます大きくなり、今回のツアーで再評価の『Madness Blue』の頃にはも完全燃焼 中な感じになれた。この曲のオープニングのライティングは素晴しかった! 気持ち よくて野外ライブ? なんて気持ちになった。風が吹いているような感じがした。気 持ちよかった、ほんと。

 ここでいいテイクがとれたらビデオに収録すると言われていた『Cruel World to H eaven』。なんとなくキヨシの歌い方がいつも以上に気持ちが溢れているように思え た。『玉突き』のベースに次いで私がキヨシにみとれたシーン。

 あとはアンコールを一気に駆け抜けて幕。途中、気持ちがのらなくなったところも あったが、終わってみれば楽しくいいライブだった。楽しい気持ちとうれしい気持ち に身体は自然と渋公の裏口へと動かされてしまった。会場を後にする3人にありがと うって手を振りたい、そんなことするつもりはなかったのに、出てくるのを待ってし まった(結局、3人が乗っていると思われる大きなワゴン車はものすごい勢いでタイ ヤを鳴らしてハンドルをきっていってしまったので、手を振ることさえもできなかっ たが、、、待たなきゃよかった。最後にちょっとさみしさ再び)。

 ツアーが終わって気付いたのは、新しいアルバムの曲よりも昔の曲にハッとさせら れることが多かったということ。どれも新鮮な感じがして、また好きになれたという のが多かった(『Star Tours』に関してはようやくその素晴しさに気付いた)。やっ ぱりいいという感じ。そんな昔の曲の中に新しい曲を織り込んだ今回のツアーはタイ トルだけは『Tour Romance 氈xとアルバムタイトルがつけられていたが、新しいア ルバムのためのものというより、久しぶりの挨拶ツアーという感じがした。自分で歌 いたいもの歌ってみんなに『やあ』って挨拶するためのツアー。だから『Tour Roman ce 』があって、それがアルバムリリースしてのライブなんじゃないかとそんなこ とを感じた。勝手にそう感じたせいもあって、『Tour Romance 』、本当に楽しみ 。また、多くのみなさんのライブレポートにも期待しています!




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