新しい神様とは?


ゾクゾクするほど面白い、衝撃の超ドキュメンタリー!
北朝鮮や国際指名手配犯まで巻き込んだ、
トンデモなく壮大でマヌケな「自分探しの旅」!!
でも決して、他人事ではない話。

今、24歳の女の子の日常に迫った映画『新しい神様』が世界中の人々を虜にしている。 日常の地獄に耐えかねて、自殺未遂するだけの日々。生きてる実感、社会と繋がってるカンジが欲しくての右翼団体への入会。元・赤軍派議長に誘われての北朝鮮旅行( !)と「よど号」ハイジャック実行犯との出会い(!) これは決して、小難しいイデオロギー映画ではない。ひとりの女の子が、バカ正直に、そして大がかりに自分の生き方を模索する物語だ。 各国の映画祭で常に物議を醸した超話題の、十年に一度の大傑作!!


うわの空の日常の中で息ができなくなった女の子は、
絶対的に信じられるもので身を焦がしたかった・・・

主人公、雨宮処凛は、伊藤秀人らと共に、民族派パンクバンド「維新赤誠塾」で「 天皇陛下万歳!」を叫ぶ。彼女が<依存>するのは天皇。自分が存在価値を見出せな かったこの社会を変えられるのは民族派右翼の思想だと、信じていた。  一方、監督の土屋豊は、この空虚な日常の原因は天皇制だと考えていた。相反する 考えの中で社会に対する閉塞感という共通性を見つけた土屋は、雨宮にビデオカメラ を手渡し、自らの日常を撮影させる。雨宮は、一水会の集会、維新赤誠塾のライブ、 北朝鮮訪問といった生活の中で、時に土屋、伊藤らと意見を交わしながらビデオカメ ラに向かって自らを語っていく。やがて3人はビデオカメラと共に変化し、自律に向 かって歩き出す。 国家と個人、依存と自律の問題を真摯に、そしてユーモラスに描いた本作は、日常 を生きる私達に送られたビデオレターである。


コラムニスト・中森明夫---「週刊SPA! 」より

君が代が鳴り「天皇陛下万歳!」と叫んで唄い始める右翼パンクバンド・維新赤誠塾の女性ボーカルにしてバリバリの民族派構成員、キャバクラ勤めのミニスカ右翼ギャル=雨宮処凛を主演とするドキュメンタリー映画『新しい神様』が要注目!反天皇制監督・土屋豊と赤誠塾代表・伊藤秀人との対峙、元赤軍派・塩見孝也との北朝鮮行と、よど号メンバーや一水会・木村三浩代表など右から左まで総出演の中、激しいイジメ体験・常習自殺未遂・人形作り・ビジュアル系バンド追っかけの果てに靖国神社に漂着した超右翼ギャルの日常を『電波少年』や『ASAYAN』ばりのポストモダンな映像で生き生きと描く今夏公開の超快作だ!!


 
出演の伊藤秀人、雨宮処凛、土屋豊監督(向かって左から)

 


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