最初に触れたのはBASICである。8bitマイコン時代に雑誌のソースコードをまるまる写してゲームで遊んでいた。プログラミング言語がどうのこうのとはこれっぽっちも考えたことなかった。
初めてきちんと勉強したのはFORTRANだった。大学の授業で汎用機で使った。FORTRAN77と呼ばれていたやつである。授業の課題をこなすのに端末の空きが足りなくて家のパソコンである程度こなそうとBASICも覚えた。 なんかの授業でポケコンを使ってたのでBASICもそこそこ使えるようになった。いろんな基本的アルゴリズムを覚えたのはこの頃。
情報処理試験第二種あたりを取ろうと願書まで出した。言語はその当時はアセンブラ、FORTRAN、COBOL、PL/Iから選択だったと思う。試験当日はなぜか受験者ではなくて試験監督のバイトしてた。金がなかったから。
半年の授業が終わると汎用機は使えない、家のパソコンのBASICではあまりに遅いので8086アセンブラをかじってみるが、自分がやりたいことにたどりつくまで途方もない時間が必要であると悟り、挫折。アセンブラの基礎の基礎と8086のレジスタ構成ぐらいは学んだ。
大学2年か3年ぐらいでC言語に興味を持つ。3年になったころからCコンパイラの使えるPCを借りて3人ほどで勉強会した。C特有のポインタや構造体にお約束の通り悩まされる。
フラクタルに興味を持つ。マンデルブロ集合とかジュリア集合とか。複素関数ライブラリを自作したり、ライブラリだと遅いから全部実部虚部に分けて書き直したり、浮動小数点が遅いから整数にしたりしていろいろ遊んだ。このころの母国語はC言語になっていた。
入社してからC++だのよくわからない汎用機のscriptだのjavaだのいろいろ覚えたが今でも一番得意なのはCである。