マスターズリーグ観戦記
11月1日(木)○東京ドリームス3−0札幌アンビシャス●
とにかく急がなくては。16時から始まった会議を早々に打ちきり、会社を飛び出し、駅へ走る。
小生をかりたてるものは何なのか?久しぶりの東京ドーム。2回表に間に合った。マウンドには、
村田兆治。マスターズリーグの開幕である。
企画発表の段階から楽しみにしていたマスターズリーグだが、開幕戦予告先発・村田兆治と発表
されてからは、本格的に落ち着かなくなってきた。東尾でも山田でもましてや、鈴木啓示さんでは、
こうはいかない。このへんの違いは何なのかは、自分でもよくわからない。とにかく、現実に、マ
ウンド上では、マサカリ投法で、138キロのストレートと123キロのフォークでばったばった
と三振の山を築いているのだ。
その東京ドリームス、攻撃陣では、5番DH張本も衝撃的である。しかも、4番駒田が打ちまく
っているので、チャンスにまわってくるが、いかんせん61歳である。
対する札幌アンビシャスは、村田兆治よりも15歳若い、読売の宮本。しかし、2回に突然故障
発生し降板。あまりにも情けない。
それにしても、なんだかんだとよくお客さんが入っている。そして、何よりも暖かい声援がとび、
スタジアムの心がひとつになっている。鳴り物がないのもいい。
試合前は、金田−長嶋の始球式で盛り上がったらしいが、この企画、当初は、カネやんを無視し
て進められ、怒ったカネやんが、「名球会の選手は出さん」などとヘソをまげ、実際は、続々と名
球会の選手が名乗り出て、恥の上塗りになるなど、去就が注目されていたのだが、開幕戦始球式と
いう無難なところで手打ちが行われたようで何よりである。このあたり、チェアマンであるところ
の大沢親分の人徳なのだろうか。
試合は予想外の投手戦となったが、意外にも、ベテラン59歳、どっかのベテラン競艇選手みた
いな風貌の大洋の伊藤捕手のあわやホームランという2点タイムリーで、東京が先制。松原が1年
後輩で入団したが、正捕手を譲らず、1塁に追いやったというのだから、タダものではないのだろ
う。その後、東京ドリームスは、ストッパー渡辺久信が8回から登板。今年も台湾で現役だったと
いう36歳。142キロのストレートでは、さすがに打てない。9回2死からは、「江夏コール」
が沸き起こったが、そのまま投げきって快勝。若すぎる選手は、かえってまわりを敵にまわすよう
で気の毒な面もある。
ときどきよく知らない選手が出てくるのだが、気の毒だったのは、札幌の萩原選手。場内の選手
紹介では、「ファン8人が応援に来ています」と告げられる。8人しかいないのか、まぁそうだろ
うな、と思っていると、目白で喫茶店を経営していて、常連客が8人来ているという。しかしなが
ら、見逃し三振に、外野フライを落球とまったく見せ場がなく、これでは、店の経営が心配される。
試合後半には、札幌の山内監督が、突然アピール。30代選手は、同時に3人までというルール
が問題になり、試合が中断。実際には、渡辺久信、鮎川、城の3人で、森は38歳だがDH、広瀬
は40歳で問題はなかったが、本来なら見苦しい中断もなぜか許せてしまう。
試合はこれから40試合、1月まで続く。いきなり宮本が故障では、張本をはじめ、先が思いや
られる感もあるが、暖かい応援と楽しい真剣勝負。なんともいい気分にさせていただいた。
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