ズバット

快傑ズバット





<写真解説>
リアルアクションシリーズ007の、快傑ズバットです。 最初、自作しようと考えましたが、非常に難しいんですね。 このフィギュアの完成度は、非常に高いです。



「はいっ! 女優さんと、少年!そのマークの位置まで出てくる!」
「さあ、さりげなく歩いて!」
「そら!そこに戦闘員 A, B, C すばやく回り込む!」
「女優さん、不安そうな顔でオーバーアクション気味に!」
「戦闘員、子供を乱暴に!こらこらそぶりだけだ!そう、乱暴に引き離す!」
「はいっ、ここで”地平線”流れるー!」
「ほら、ちょっとだれ気味に 宮ちゃん登場!」
「はーい、カット!」

なーんて撮影風景があったかどうか知りませんが、毎週毎週、同じようなシーンが観られたのは昭和の頃、決して多くはなかったファン達の声援にささえられて、復讐の為に生まれたヒーローが活躍していたのでした。 ファン曰く、”宮内ファンはV3で宮内を知り、ズバットに.....”。
早川の現われるところ、街は荒野になり、世界は宮内フィールドともよぶべき、不思議な空間となる!


このページのオープンした 2 月 2 日とは?

昭和52年に放送の始まった日、そして、飛鳥五郎の命日である。

快傑ズバットとは?

  • この者、さすらいの私立探偵

    いつも、事件のあるところにふらりと現われる早川は、自称、さすらいの私立探偵。 だが、ダッカーとの戦いに明け暮れる毎日、どのようにして食い扶持を得ているのかは、 だれも知らない。
    戦いの中で明らかになる通り、武芸にすぐれ、スポーツ、趣味そのほか、さまざまな 分野で、日本一の腕を誇っている。

  • この者、友人思い

    親友の飛鳥五郎を殺した犯人を追い求めることからも、その優しさを垣間見ることができるが、 大学時代からの親友である東条の命を救うために自分を犠牲にしたこともある。

  • この者、異様な風体

    普段は、ダッカーの戦闘員と同じような色のコーディネートで、黒の上下に黒のベスト、ベストは赤、 スカーフが白。帽子はテンガロンハット?、カウボーイのよう。上着の裏地は真赤である。夏場は白のボトムに白のベスト、帽子は 黒のまま(白になったらビッグ1の時と似てしまう)。ズバットスーツ装着時は、 上の写真の通り。



登場人物

  • 早川健(宮内洋氏)

    私立探偵をして生計を立てている若者。親友の飛鳥五郎が殺害されたことを きっかけに、”復讐の風”から、ズバットとして戦うことを誓う。

  • 飛鳥五郎(岡崎二郎氏)

    月面探検用の特殊な車と強化服を研究していた貧乏学者。早川の幼なじみである。 早川と再会した後、妹の勤務する幼稚園の子供たちを救って大怪我をした。入院先で 何者かに銃殺されてしまう。

  • 東条進吾(斉藤真氏)

    早川の、学生時代からの友人で、警視庁のエリート刑事。普段、早川の行動に苦言を 呈することが多いが、実は、心から信頼している。
    所属は警視庁だが、ズバットの現われるところ、どこにでも現われる、所轄の 枠を超えた、不思議な警察官。

  • 飛鳥みどり(大城信子氏)

    飛鳥五郎の妹で、ふたば幼稚園の保母をしていたが、兄を殺され、敵(かたき)を追う 早川を追って、あてのない旅にでる。

  • 寺田オサム(中野宣行氏)

    早川に救われたことがきっかけで、早川の後を追いはじめた少年。だが、私には、飛鳥 みどりを追いかけているようにしか見えなかった。

  • 首領L(はやみ竜次氏)

    あらゆる悪の元締めだが、彼の存在を知るものは、ごくわずかだった。

    (組織図)

    ????------首領L-------+--------悪の組織
                  |
                  +--------悪の組織
                  |
                  +--------悪の組織
                  :

  • 総統D

    この正体を知りたかったら、実際に作品を観てみよう!

    (組織図)
        総統D-------首領L



作品を彩る花3曲!

カラオケで、ある曲を歌っていると、となりの人が、突然、

アスカー!!!

と、絶叫することがある。そう、それが 名曲、”地獄のズバット”である!

  • 地獄のズバット

    オープニングの曲である。演歌風のテイストのある、覚えやすい曲だが、 思いっきり歌うと、息切れするかもしれない...って、歌い方書いても しょうがないな。テレビの画面に流れる、”キザな早川が親友の 死をきっかけに復讐に燃える”様子を観ていると、こころもち、血圧が上昇 する気がする(たいへんだな)。
    ・作詞 石森章太郎 ・作曲 京建輔 ・唄 水木一郎

  • 二人の地平線

    劇中で、”飛鳥五郎の作曲”という説明がなされている。 飛鳥の死後、復讐の旅のなかで、早川が口ずさんだり、ギターで弾いたりする曲、そして、悪漢に 襲われた人を助けに早川が現われるとき、どこからともなく聞こえてくる曲である。早川が ギターで演奏しているはずなのに、伴奏がついているように聴こえるが、これは、あくまで気のせい である。
    この曲に染まりすぎると、知らぬうちに口笛で吹いたりして、通行人に変な目で見られることが あるので、気を付けよう。
    ・作詞 八手三郎 ・作曲 京建輔 ・唄 宮内洋

  • 男はひとり道を行く

    エンディングテーマとして使われた曲である。私は、アイアンキングのエンディングも 好きだが、これもいいと思う。
    エンディングの映像で、なぜ、宮内氏が馬に乗っているのか、それは謎。 エンディングの背景は赤い夕陽である。当然である。
    ・作詞 八手三郎 ・作曲 京建輔 ・唄 水木一郎

  • 作品の評価

    • 作品の持つ、独特の雰囲気

      作品は、さまざまな映像作品の特徴を兼ね備えている。ヒーローが名乗りを あげて悪の手下と戦い、最後に悪を倒す流れは、時代劇そのものであるし、ヒーローの 登場するシーンは、昔からの”ヒーローもの”の定番の形式を、あえて崩していない。 主人公の行動パターンは、西部劇風、そして、よくいわれるように、”無国籍アクション” 作品の流れをくんでいる。東映作品でいえば、そう、キーハンターのような 雰囲気とでもいえばよいのだろうか。

    • 映像

      コマの割り方に無駄が無い。とんでもない怪人(実は生身の 人間だが)が現われる場合でも、画面の中のカラーは、適度な配色が保たれ、非常に 美しい。”たかが子供番組”などと考えずに、良心的な制作方針がとられていたものと 推察する。

    • キャスティング

      宮内氏が、”君にしか出来ない役だ”といわれて主演を要請されたという話は有名だが、 脇役で出演された方々のなかには、他の番組で活躍されている方々もある。
      悪役は悪役らしく、演技はけれん味たっぷりの出演陣! さすが東映である。



    謎の多い作品

    この作品を観ていると、首をかしげて、頭が一回転してしまうことがよくある。 (信じないでほしい)
    • 十字剣は、強化服の一部なのだろうか?宇宙空間で役に立つのだろうか?

    • 飛鳥が研究していたハイテク技術を数日間でものにしてしまう早川とは、一体、何者なのか? 東都大学や、西北大学の出身?

    • ギターの中に、ヘルメットと靴ははいったのか?

    • ズバッカーは、いつ移動しているのか?

    • 強化服のはいったギターがきちんと演奏できるのか?

    • ”ズバットのまねはしないでね”って、たぶん、悪人をけしかけて、わざと 喧嘩売るようなところまで含めていっているんだろうな。

    • 劇中で、早川は言った。”ズバットスーツは、タイマーを止めると、鉛のように 重いだけの代物になる。”彼は、それをいつもかついでいるのである。さすがだ。

    • 5分しかないのに、なぜズバッカーを返りさせたり、長い挨拶をかましたりして、時間を浪費 するのだろう。

    • いつ、カードを書いているのだろう。

    作品一覧

    当時、比較的マイナーであったテレビ局で放映された、比較的知名度の低い作品で あるが、統一のとれた作品世界、俳優達ののりなどにおいて、他の番組の追随を許さぬ ほどの完成度を誇っている。そこに、さまざまな東映の映像作品のノウハウが注ぎ込まれて いるのだから、おもしろくないはずがない。

    日本で2番目だった者達

    登場する悪の組織には、自意識の強い 用心棒が必ずいる。彼らは、自分の持っている 技能を誇りとし、早川の前に見せつけ、悦にいっている。しかし、次の瞬間に恐れおののくのは、 決まって、彼ら自身であった。早川の持つ天才的な技の数々が、敵のプライドをずたずたに してゆくのだ。

    強化服、武器、車両

    • 強化服

      なつかしい言葉である。光速エスパーの時の強化服は、あまりにも、(そのての人たちには) 有名であるが、この強化服は、自分で身につける必要のある服であり、普段は白いギターに 格納されている......はずだったが、ギターのないときもきちんと”変身”できていた。
      この強化服、つまりズバットスーツは、未完成であるために、装着して5分経つと、装着 した人を粉々に吹き飛ばしてしまう。このため、物語の中盤を過ぎると、この弱点を突いた 作戦が、ダッカーの側で発案され、ズバットを苦しめることとなった。

      武器

      十字剣とムチが、敵の動きを封じ、”あまつさえ”、ピストルの弾さえもはじいてしまう。 飛び道具を持たないズバットにとって、戦いは、すべて接近戦である。

      車両

      早川のいたぶられる時、それは、そばにある。
      この車は、もともと月面車として設計 された”特殊自動車”なのだが、車輪はゴム”に似ている”し、プロペラ”のようなもの”を、その 後部に搭載している。最高時速 350 キロということだが、早川が”フライトスイッチッ! オンッ!”と、力んでボタンを押せば、飛行することもできる。この瞬間、”地獄のズバット”が 高らかに鳴り響くことは、いうまでもない。
      電子頭脳搭載ということだが、早川の感情が著しく激したときは、翼が飛んで本体に セットされるようなシーンがあった。あるいは、画面に出てこない、特殊な機能を 持っていたのかもしれない。
      常識的に考えると、”早く目的地に着くために飛ぶ”ように感じられるが、敵の目の前に 現われたときに ”フライトスイッチッ オン!!!” をやっているケースもあるので、 相手を驚かしたり、威嚇したりする為に飛行させたと考えるのが妥当であろう。

    空想流行通信風、悪者のファッション解説

      ズバットと戦う悪者は、技、顔、そしてファッションまで個性派揃い!
      この作品を語る上では、この話題は欠かせない。

    早川に裏切られ続ける女心(みどり、その生き様)

      兄の敵を探すためといいながら、早川を追いかける女、飛鳥みどり、その、哀れな女心の遍歴を、ここに 公開...

    カード

      ズバットが、倒した敵の体に残す謎のカード。それを読み上げた東条は、我が友を思い、 犯人を逮捕して引き上げてゆく。
      このカードは、犯罪者の行状を数少ない文字で的確に表現する、芸術。各犯人に与えられた 言葉を確認したければ、”作品一覧”の、悪人の名前をクリックしてほしい。

    ズバットを笑う

      ズバットが生真面目に戦う様は、ある意味でもの悲しい。だが、考えようによっては、ひどくおかしい。

    ズバットにしかってもらおう!

      人は誰でも過ちをおかす。が、人に言えぬ過ちを、誰かにしかってほしくなることもある。

    以下、準備中
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