河童の三平妖怪大作戦 ストーリー



第一話 妖怪水鬼

河原家には、開かずの間があり、ふだんは優しい母親も、息子の三平に 対して、厳しく入室を禁じていた。あるとき、三平は、友達と部屋に入ると、 しり込みした2人を残して、河童の国へ落ち込んでしまう。
河童の国では、64代前の河原家の当主のしうちを根に持っており、三平を ”尻小玉の刑”に処しようとするが、そのとき、河童の天敵”水鬼”が現れ、 河童達を次々にひからびたミイラにしていったので、三平の処刑は沙汰やみに なってしまった。が、水鬼に教われて逃げかねていた三平は、河童の国の跡取り 娘に助けられ、かわりに彼女が水鬼にさらわれてしまう。
悲嘆に暮れる河童の国の人々の前で、三平は、自分を地上にもどしてくれれば、 ”火”で妖怪を退治しようと言い、六兵衛の口添えで、地上へもどり、無事、 河童の国へマッチを持ち込む。彼の義理堅さに感動した長老は、三平に48手の 妖力を授けた。
三平と六兵衛は、協力して水鬼を倒し、娘を助けた。三平は、無事人間界へ もどされたのだが、母親がいない。現場にいたイタチ男によれば、妖怪のたたりに より、記憶を奪われて、あてどのない旅にでてしまったということだった。



第二話 人喰いマンション



第三話 吸血自動車

行楽帰りのアベックが、倒してしまった石塔に封じ込められていた妖怪に よって、崖から墜落し、妖怪の餌食になってしまった。が、その運転していた 車は、そのまま元の姿にもどった。そのナンバーは、"4242"。
砂かけおばばの案内で、母親の行方を追っていた三平たちは、通りかかった いたち男の車に乗って崖下に落ち、同じ妖怪に襲われるが、なんとか逃げのび、 偶然、三平の母親に出会う。しかし、母親は、そのまま車でいずこかへ立ち去る。 その車のナンバーも、"4242" であった。



第四話 黒髪魔女

母親さがしの旅を続ける三平たちが乗った列車の中で、三平は女性の悲鳴を聞き、床に落ちていた 訃報の電報をみつける。 三平は、母親をさがしに訪問した先で、ホテルの娘が偽の電報で帰宅したことを知り、列車の 中での出来事との関連を疑うが、おびえる娘の誘いによって、その家に一夜の宿をとらせてもらう ことにした。
そして深夜、娘は、夢遊病であるかのように、神社によびよせられて、妖怪の餌食になろうとするが、 三平の妖力(水玉模様)によって難を逃れる。
翌日、娘は、知人の女性に伴われて湖畔で遊ぶが、妖怪である正体を現した女性によって、 体を消され、一握りの髪の束になっていった。遅れて現場に現われた三平は、妖怪に真意を正す。 妖怪は、なんと、300 年前に村人にたぶらかされて身篭り、そして捨てられたために、雨乞いの鐘で 洪水を起こし、鐘と共に湖底に静められた濡れ女の娘なのだという。そして、その女性が集めた黒髪は、 母親を湖底から引き上げる為に使われるということであった。
この妖怪に対し、三平、六兵衛が次々に戦いを挑むが、妖怪は、この2人を簡単に破り、いよいよ 母親を引き上げはじめる。
空はかき曇り、強い雨が襲い、そして雷鳴がなりひびく。そして、妖怪は、黒髪で綯った縄を引き続ける。 だが、三平たちにはなすすべも無い。そして、ついに、鐘が鐘つき堂へもどり、濡れ女と妖女が鐘を つきはじめる。雨は一層強まり、雷鳴はさらに強くなる。
と、三平は、足元に櫛が落ちているのに 気づき、それを鐘楼へ投げつけ、そこを、雷が直撃した!

三平は、妖怪が鐘に閉じ込められて没した湖をみつめながら、不幸ながらも、やっと一緒になることの できた妖怪たちを思い、また、母親さがしの旅に出なければならぬ自分の前途を不安に思う。

つづく




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