万座毛


沖縄の恩納村にある、万座毛(まんざもう)です。 ゴジラ対メカゴジラでは、いきなり沖縄の女性が、踊りの最中に、 これから島を襲う災厄を予知してしまい、失神する場面から始まります。 キングシーザーの復活のキーを握る、シーサー像をめぐって、謎の男、 死ぬと猿人になる謎の男たち、そして、謎の解明に奮闘する者たちの 駆け引きや格闘がづづくわけですが、ただ一人、明るい笑顔で自分の おかれた運命に従っている沖縄女性が、キングシーサーの復活を祈って 歌をささげた砂浜が、たぶん、このあたりなのでしょう。きっと。
もちろん、正面の岸壁は、キングシーサーの眠る場所です。普通、祈りで 呼ばれて復活した怪獣?は、みんな、”もうやめてください!”と、 同じ女性に泣かれて消えてゆくのが常なのですが(すくなくとも、大魔神 やブルガサリは、そうだった)、キングシーサーは、よくしつけられて いたのでしょう。戦いが終わると、誰も何もいわないのに、穴の中にも どって、岩で入り口をふさいでいたのでした。つまり、いま訪れる観光客は、 キングシーサーの眠る頭の上で、”きれい!”と、景色に見とれていたり するわけです。
なお、唐突に交通の便について書きますが、映画ではメカゴジラが、玉泉洞(ぎょくせんどう) からてくてく歩いてきたようですね。でも、この距離は、歩いてなんとか なる距離ではありません。私は、ホテルに着いて実際の地図を見たとき、 あわてて移動方法を考えなおしました。





映画にでてきたものとは、ずいぶん形が違います。




(2004/3 撮影)



この映画を観なおしてみて驚いたのですが、いま見直すと、ひどく 混乱しますね。伊藤チーフの弟がゾーンファイターで、沖縄で、伊藤 チーフの運転するマイティライナーに、ゾーンファイターが同乗します。 牧さんは、東京の石神井公園で、”もう、スペクトルG線の研究で殺人を 犯すのはよせ”と語りかけた同じ相手に、サングラスをかけた顔で、いきなり 撃ったりします...。戦いが不利になれば、ジャガーバルカンを発進させればいいのに... なぜか歴史にかかわる博士になっている”彼”は、科特隊に連絡さえしない。 そういえば、ゴジラの顔が、ゾーンファイターの友達のゴジラに似ている.... デストラップの偉い方は、ここでは宇宙人だし....


万座毛の付近は、有名な万座リゾート....

(2004/3 撮影)



この映画では、キングシーサー、つまりシーサーをベースにした怪獣 (神獣 とでもいうべきか)が登場しますが、私個人はシーサーのことを、 よく知りませんでしたので、移動の暇な時間を利用して、道に面した門や 建物についているシーサー像を、残らずチェックしてみました。
”門などに対にしておかれている。片方が口をあけ、もう一方が口を閉 じている”ということは、よく話題にされることですが、実際にそれぞれを 見て見ると口なんかあいてるか閉じてるか、よくわかりません。また、1 対というわかでもないような...以下、とっても気になった点を書きます。 正面とは、道路に面した方向、左は、道路側から見て左です。
    向きと数
  • 左が首を正面に向けている/右が首を正面に向けている
  • 左が首を正面に向けている/ 右がいない
  • (右1頭だけで首を正面に向けているのは、まったく見かけず)
  • そのまま正面に向かっている(左か右か不明)
    姿勢
  • 犬が正座しているような姿勢
  • 犬が威嚇するような姿勢
  • ちんちん(なぜ?)
    設置場所
  • 交番
  • 公衆便所
  • お城
  • マンションの壁に埋め込み(全戸の代表のよう見える)
  • 郵便局
  • 民家の門柱

那覇や恩納村に向かう道筋ではたくさん見かけましたが、なぜか糸満に向かう 途中では、ぜんぜんない場所がありました。





特撮へ 特撮のある風景 ローカル特撮へ

(C) Copyright 2004 val All rights reserved.
ご意見、ご希望をどうぞ val