悪魔くん ストーリー集


第六話 首人形

ある夜、廃品になったマネキンの倉庫で、マネキンが動き出した。
マネキンは、暗がりを通りかかったバイクに乗せてもらい、 バイクが止まった瞬間に、首が落下した。 首は、マネキン顔から、どんどん変化し、口、目がそれぞれ1つになって、男性を襲った。白い粉末をはきかえられた男性は、バイクにまたがったまま、マネキンに なった。
マネキンは、また、バレー教室で踊る先生と生徒の前に現れ、勝手に踊りだした 後に、妖怪に気づいて驚く2人をもてあそんだ後で、マネキンに変えてしまった。
事件を知った悪魔くんとメフィストは、いつものように、この妖怪と 戦うが、女性に弱いメフィストは、なかなか退治できず、真吾までが、 石膏にとじこめられてしまう。
そして、マネキンは、倉庫へ逃げ込んだ。命をふきこまれたたくさんの マネキンと戦う2人。やがて、真吾は、マネキン妖怪につかまり、巨大な ファンにほうり込まれようとする。あやうし真吾!
だが、つぎの瞬間にファンに巻き込まれたのは、妖怪のほうだった。
妖怪は、高い悲鳴をあげると、こなごなに砕け散っていった。




悪魔くん のなかで、もっとも人気のある妖怪、首人形。番宣用の写真 では、巨大化したものもみられるが、番組中で巨大化する場面はない。
無生物だが人間に酷似したものが、人間であるかのように動く気味の悪さ。 なんでもない顔が、アナログに変化してゆく怖さは、当時、番組を観た 子供達の記憶から一生消えはしないであろう。
この妖怪は、走ったりはしない、だが、たまらなくコワイのである。



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