過去からの
 迷子メールが
    流れ着く
ふるき世紀の
 終わる夜ふけに

いつよりか
 目を凝らしおり
僕の住む
 ここを世界の
 みなもとと決め

隣国の
  謀反の噂
先立ちて
 ただ一羽赤い鳥
   逃げてくる


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