1996年8月24日
 第1回ペットボトルロケット横浜大会に参加しました。
 飛距離は船橋大会よりもさらに悪くて68.80mでした。
 
1.発射記録
   惑星芝元5号(P-Shiba-5)で2回発射しました。
   
時刻名称パワー状況飛距離高度
10:55惑星芝元5号水  250ml風向    不明68.80m不明
P-Shiba-5圧力 40回風力    弱
発射方位 不明
発射角度 65deg
13:00惑星芝元5号水  230ml風向    不明ファール不明
P-Shiba-5圧力 50回風力    中
発射方位 不明
発射角度 65deg

2.使用機体
  今回の大会は機体の仕様についてはあまり厳しくはありませんでした。
  メインタンクの容量は特に制限はないようでしたし、ポンピング回数もともに40回だったので
 500mlサイズのほうが有利だと考えました。
  そこで惑星芝元5号(P-Shiba-5)を出場させることにしました。
  また、予備のために標準の1.5lサイズで翼もペットボトルを使用した惑星芝元7号(P-Shiba-7)も
 持っていきました。
  機体の検定時にクラッシャブル化したダミータンクをメインタンクに確実にくっつけるように
 指摘がありましたので、ビニールテープでまいてくっつけました。

3.結果

(1)1回目
  発射の順番がまわってきたときに遅れてしまい、滑り込みで発射台にセットしました。
  このためか、空気注入部の装着がうまくなかったようで、ポンピングがあまりにも軽く感じました。
  空気入れが自分がいつも使っているものと違うからかな、と思ったものの、あっという間に
 秒読みとなりました。
  発射してみると68.80mの記録でした。
  1回目が終わった段階で100組くらいのなかで32位でした。

(2)2回目
  今度はポンピングのときに失敗しないように十分に時間に余裕をもって装着しました。
  ポンピングの手応えもよく、確実に加圧できたようです。
  しかし、発射してみると、大きく左にそれてしましました。
  飛距離は100m近くあったと思います。
  翼の形がすこし歪んでいたように思います。
  また、1回目の着地の際にダミータンクとメインタンクの間のつなぎめがとれかかったので
 もう一度ビニールテープでつなぎなおしましたが、とうしてもまっすぐにくっつけることが
 できませんでした。
  そのままにしてもっと微妙な修正を怠ったのもいけなかったかもしれません。

4.反省
  優勝者の記録は129mでした。
  また、500mlでもポンピング40回のためか500mlサイズのタイプが飛距離がのびたようでした。
  そこで、大会で良い記録を出すためにはどうしたら良いか考えました。

(1)正確な機体作成
  直進安定性に十分に注意を払って機体を作成するべきです。
  本体のゆがみと翼のゆがみは想像以上に影響が大きいようです。

(2)発射準備
  発射の前には十分に時間をとって注水、順番待ち、発射台へのセット等をするべきです。
  発射のときにはいろいろとすることが多く、何人かまとまって発射することもあり、ポンピング
 から秒読み、発射までにミスがはいる可能性が高くなります。

(3)練習
  一人で打ち上げしているときには、あまり方向のずれなど気になりませんが、実際の大会の
 コートはサッカーグラウンドのような長方形です。
  つまり、距離がのびれば伸びるほど、少しの左右へのずれでもファールになってしまいます。
  大会を意識した打ち上げが必要なようです。

  それにしても大会で実力を出して上位に入賞するのは難しいものです。
  何事も同じで簡単にはいかないようです。


    
ペットボトルロケットについて何かヒントがありましたら教えてください。

tsshiba@st.rim.or.jp