1996年6月30日17:35(日本時間)
 500mlびんを使用した小型のペットボトルロケット「惑星芝元3号 P-Shiba-3」を発射したところ
 70mもの飛距離となり、予想以上の好成績に驚いています。


1.発射記録
   6月30日3回の発射は3号3回でした。
   着地時の衝撃は先頭のテニスボールでずいぶん吸収しているようですが、3回目にはダミータンクの
  ゆがみが目立つようになりました。
時刻名称パワー状況飛距離高度
17:35惑星芝元3号水  200ml風向    南西50m不明
P-Shiba-3圧力 15回風力    弱
発射方位  西
発射角度 55deg
17:45惑星芝元3号水  250ml風向   南西65m不明
P-Shiba-3圧力 20回風力    弱
発射方位  西
発射角度 55deg
17:55惑星芝元3号水  300ml風向   南西70m不明
P-Shiba-3圧力 25回風力    弱
発射方位  西
発射角度 55deg

2.惑星芝元3号(P-Shiba-3)の今後

  飛距離を100m以下にするという目的は達成できたようです。
  しかし、数回飛ばすと確実に着地時の衝撃で頭部のダミータンクがつぶれてしまうというのは
 こまりものです。対策としては以下のような方法があるでしょうか。

(1)先頭のノーズコーン(3号ではテニスボール)をもっと改善する。
(2)飛行の頂点でパラシュートが開くようなしかけを作る。
(3)上部のダミータンクを交換可能な形式にする。

  だんだんと手の込んだ形になってきそうで、着手するのにちゅうちょしています。

    
ペットボトルロケットについて何かヒントがありましたら教えてください。

tsshiba@st.rim.or.jp