1997年3月23日
埼玉県狭山市で行われたペットボトルロケット全国大会 in SAYAMAに参加しました。
記録は77.21mで123位でした。
1.発射記録
惑星芝元9号(P-Shiba-9)で2回発射しました。
時刻 | 名称 | パワー | 状況 | 飛距離 | 高度 |
---|---|---|---|---|---|
11:00 | 惑星芝元9号 | 水 400ml | 風向 南東 | 77.21m | 不明 |
P-Shiba-9 | 圧力 40回 | 風力 2m/sec | |||
発射方位 西 | |||||
発射角度 65deg | |||||
14:00 | 惑星芝元9号 | 水 420ml | 風向 南東 | 71.06m | 不明 |
P-Shiba-5 | 圧力 40回 | 風力 2m/sec | |||
発射方位 西 | |||||
発射角度 65deg |
2.使用機体 機体の仕様は1500mlのボトルで翼もペットボトルであることがきめられていたのでまた、新たな機体を 作成しました。(惑星芝元9号(P-Shiba-9)) 標準的な形態で作成しましたが、ちょっと違うところは2点。 (1)スカート部分 スカートは使用せず、翼を直接ボトルの肩の部分につけるようにしました。 これは空気抵抗が減ってくれるのではないかと期待したからです。 (2)ダミータンク ノーズコーンをPCA.Jの標準品を使用したところ、重心が思いのほか尾翼に近い位置になってしまい ました。 そこでノーズコーンを2段重ねにして重心が前方へよるようにしました。 それでも不十分なようなので、ノーズコーン内にナットを5個いれました。 3.結果 狭山大会は日本のペットボトルロケットの発祥の地であり、大会の規模は今まで参加した中で 最大のものでした。
参加登録数 | 267組 |
出場数 | 230組 |
有効記録 | 171組 |
私の順位 | 123位 |
1位の記録 | 127.33m |
さすがに、水準も高く、残念な結果でした。 飛距離部門の機体もさることながら、展示してあるデザイン部門の機体や、各自が持ちよってきた 多段式の機体もみな完成度が高くおどろきました。 まさに狭山はテニスにおけるウィンブルドンと同じでペットボトルロケットの頂点の地といっても おかしくないほどです。 (1)1回目 空気入れは大会規格のものでしたので、40回のポンピングでもあまり圧力は大きくなっていない ようでした。 発射は慎重に行うことができ、特に失敗した点は有りませんでした。 飛行姿勢はよく記憶していません。 飛距離は77.21mでした。 (2)2回目 1回目の飛距離があまり延びなかったことと、それほど不安定でもないようなので、ノーズコーン内の 重り(ナット5個)をはずしました。 ノーズコーンはすこしへこみができていました。 水はほんの少しだけ増やすことにしました。 発射してみると、上昇中に尾部がゆらゆらゆれながらゆっくりスピンしているのがみえました。 飛距離は71.06m。 4.反省 特に大きな失敗もなかったのに、飛距離が延びなかったこと、100m以上の記録が次々と出ていたこと 等を考えると私の機体の水準がまだ低いものと思います。 今、考え付く改良点は次のような点です。 (1)機体の軽量化 ダミータンクは1個で、安定良く作ることを工夫してみます。 (2)尾翼 尾翼はもっと小さくしてかまわないと思います。 ねじれを与えるのも効果があるかもしれません。 今回は機体の作成後に試射する時間的余裕が有りませんでした。 次回はもっと余裕を持って準備をしたいものです。 そのために何とか時間の捻出に知恵を絞りましょう。