▼幕末動乱期の一孤島に起こった“国際事件”の顛末と、島役人・栗本市郎左衛門が独力で作った英単語帳を掲載(市郎左衛門は東京福袋・みやしたのご先祖様)。
▼アジアの最底辺で生きる人々のルポルタージュ。子供を誘拐し5歳になると手足を切断し物乞いにするムンバイのマフィアの話がハード。
▼地球でバカンスを楽しむイエスとブッダ。なぜか立川で部屋をシェアして暮らしている。のほほんとした味を楽しめ。
▼東京の13箇所の土地にスポットをあて、その土地の過去を振り返ることで、場所固有の文化的・歴史的・社会的な位置づけを明らかにしていく。
▼ヒリヒリした読後感。これ笑っちゃっていいのか。斬れば血の出るような傑作です。