TALES OF PHANTASIA 『常闇の町アーリィの宿屋にて』
※註:<>の中はト書き(笑)
※註:※が最後についているものは繰り返し聞ける
※註:☆はハートマーク

クラース
「う〜、さみ〜。ストーブ、ストー
ブ‥‥。
<部屋に入って行く3人>
クレス
「どうしたの、ミント?
ミント
「クレスさん、あの‥‥‥、話があ
るんです。宿屋の裏で待ってますか
ら、
荷物を置いたら来て下さいね。
クレス
「え、あ、はぁ‥‥。
<外に出ていくミント>

<部屋に入って行くクレス>
アーチェ
「あれ?ミントはどうしたの?
クレス
「‥‥‥散歩だってさ。
クラース
「何もこんな寒いところでしなくて
も‥‥‥。う〜、さぶ〜。

<思わずそっぽを向くチェスター>
チェスター
「何でもねぇよ。
アーチェ
「ね、外行こ。
チェスター
「いいよ、オレは。
アーチェ
「来て。ほらほら
<チェスターを引っ張って外に出るアーチェ>

<宿屋から出てくるクレス>
クレス
「ごめん、待った?
ミント
「ううん。
クレス
「一人で出てくるタイミングがなか
なかなくて‥‥‥。
<少し間>
クレス
「となり‥‥‥、いい?
ミント
「ええ。
<ミントの前に歩み寄るクレス>
クレス
「で、話しって‥‥‥何?
ミント
「これを見て‥‥‥。
<ミントの横に移動するクレス>
クレス
「これは‥‥‥。

<牢獄にいたときのクレスの回想シーン>
クレス
「‥‥‥これは‥‥‥イヤリング?
???
「それを壁にかざして‥‥‥。
あなたならきっと館から出られる
わ‥‥‥。
クレス
「ちょ、ちょっと待って!
あなたは‥‥‥。
‥‥‥とにかくイヤリングをかざし
てみよう。
<壁に穴が開いたところで回想シーン終了>

<宿屋の横の場面に戻って>
ミント
「このユニコーンの飾りがついたイ
ヤリング、珍しいでしょ?
この世に二つとない、私のお母さん
が身につけていた法術師のあかし
‥‥‥。
<言葉を失うクレス>
ミント
「お母さんは、もう‥‥‥。
クレス
「‥‥‥ごめん‥‥‥。
ミント
「謝らないで。あの時クレスさんが
ウソをついてくれなかったら、私
きっと取り乱して
迷惑かけてた‥‥‥。
クレス
「ミント‥‥‥。
ミント
「本当に‥‥‥ありがとう‥‥‥。

<宿屋の下にて覗いているアーチェとチェスター>
アーチェ
『ミント‥‥‥。
チェスター
『おい、もう戻ろうぜ。また雪も
降ってきたし‥‥。
アーチェ
『も、もうちょっと‥‥。
<アーチェを引っ張って宿屋に入るチェスター>


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