[WIN]プリンセスメモリー フィーリアの感情表現

選択肢のおかげで全部聞けなかった人は、脳内再生させながら読んで下さい;-)

(註1)「」の前にフがついているのがフィーリアの台詞
(註2)「」の前に○がついているのは選択肢
[台詞集のページ | トップページ]
(01)奉仕1
フ「おにいちゃん、うれしい?」
『ぼくに喜んでほしいのかな?そう思えるようなフィーリアの問いかけに、ぼくはなんだかうれしくなった』
「うん、うれしいよ。ありがと、フィーリア」
フ「うん!」
(01)奉仕2
フ「おにいちゃん、フィーリア、うれしい!」
『何がうれしいのか、よくわからないけど、いま、フィーリアは喜んでくれてる・・。それが、なんだかうれしかった』
「フィーリアが喜んでくれて、ぼくもうれしいよ」
フ「うん、ありがとう、おにいちゃん!」
(01)奉仕3
フ「おにいちゃん、フィーリアも、宿屋のお仕事、お手伝いできるかな?」
○もうすこししたら、できるようになるよ
「もうすこししたら、できるようになるよ」
フ「そうなの・・?いまは、お手伝いできないの?」
『なんだか残念そうにしている・・。そんなにお手伝いがしたかったのかな?』
フ「・・ざんねん」
○サリアンに言ったら喜ぶと思うよ
「サリアンに言ったら喜ぶと思うよ」
フ「うん!今度サリアンさんに言ってみる」
(01)奉仕4
フ「フィーリアね、おにいちゃんの役にたちたいの。何ができるのかな?」
○ありがとう。でも、気持ちだけで十分だからね
「ありがとう、フィーリア。でも、気持ちだけで十分だからね」
フ「・・・」
『”気持ちだけで十分”というのが、いまいち釈然としないようだ』
「どうして?気持ちだけでいいの?」
『そんなふうに言われてしまうと、どう答えたらいいのかわかんなくなるけど・・』
○いつか、なにかできるようになるよ
「うん。いまはわからないけど、いつか、なにかできるようになるよ」
『そんな漠然とした言葉しか返せなかったけど、ぼくとフィーリアは優しい気持ちになれた』
フ「うん。おにいちゃん、ありがとう!」
『こんな気持ちにしてくれる・・もう、十分役に立ってくれているのかもしれないな』
(02)好奇心1
フ「ん?んん?」
『どうしたんだろう?フィーリアがきょろきょろしてる・・』
「フィーリア、どうしたの?」
フ「いろんなものがあるの」
『どうやら、まわりのものが気になっているみたいだ』
(02)好奇心2
フ「おにいちゃん、どうしてなのかな?」
『突然”どうしてなのかな?”と訊かれても、何のことだかさっぱりわからない』
「えっ?なにが?」
フ「・・わかんない」
「・・・」
(02)好奇心3
フ「おにいちゃん。お外って、どうなっているの?」
○お外は怖いところなんだよ
「お外は怖いところなんだよ」
フ「どうして?どうして怖いの?何かあるの?」
『しまった!そんな質問をされるとは思ってなかった』
フ「おにいちゃん、嘘ついたでしょ!」
○お外は楽しいところだよ
「お外は楽しいところだよ」
フ「どんな風に楽しいの?」
「太陽の光とか、風が運んでくる優しい香りとか、何もかも最高なんだよ」
フ「お外に出てみたい!」
「それじゃあ、今度一緒にお外に行こうね」
フ「うん!」
(02)好奇心4
フ「ねえ、おにいちゃん。洞窟って、どんなところなの?」
○怖いモンスターがいっぱいいて、危険なところだよ
「怖いモンスターがいっぱいいて、危険なところだよ」
フ「おにいちゃんは、どうしてそんなところに行ったの?」
『サリアンに行かされたなんて、恥ずかしくて言えないよなあ・・』
「自分の”勇気”を試すため・・かな」
フ「ふーん。サリアンお姉ちゃんが言っていたのと違うね」
『サリアンから聞いていたのか!?』
○ドキドキする冒険の世界だよ
「ドキドキする冒険の世界だよ」
フ「冒険?ねえ、お姫さまは?ドラゴンとかは?」
「えっ?そんなのいないよ?」
フ「なあんだ・・ポーニィさんが言っていたのと違うんだ・・」
『ポーニィ・・何を言ったんだよ・・』
(03)博愛1
フ「おにいちゃん・・だいすき・・」
『フィーリアがぼくを見つめて、そう言った』
「なんだか照れちゃうよ、フィーリア」
フ「えへっ」
(03)博愛2
フ「おにいちゃん、大好き」
「フィーリア、ぼくも大好きだよ」
フ「違うの!そういう大好きじゃないの!」
「・・・」
『どんな大好きなんだろう・・?』
(03)博愛3
フ「みんなと、仲良く暮らしたいな・・」
○今のままじゃいけないの?
「今のままじゃいけないの?」
フ「そうじゃないの!もっと多くのひとと、仲良く暮らしたいの!」
「多くのひとって、村のひとたちのこと?」
フ「そういうことじゃなくって!」
『フィーリアが何を言いたいのか、よくわからない。でも、なんだか一生懸命なところがうれしくなった』
○そうだね。みんな仲良く暮らせるといいね
「そうだね。みんな仲良く暮らせるといいね」
フ「うん。みんなで仲良く暮らすの!」
『みんなと仲良くやっていこうとするフィーリアの気持ちが、なんだかうれしかった』
フ「ね、おにいちゃん!」
(03)博愛4
フ「モンスターと仲良くなることって、できないのかな?」
○何かきっかけがあれば、できるようになるかもしれないよ
「何かきっかけがあれば、できるようになるかもしれないよ」
フ「うん。みんなで仲良く暮らせるようになるといいね」
『フィーリアは、ぼくが思っていたよりも、ずっといろんなことを考えているみたいだ』
『ぼくがあげたプレゼントで、いろいろと思ってくれるようになったのだとしたら、なんだかうれしいな・・』
○ぼくも、いつもそう思うよ
「ぼくも、いつもそう思うよ」
フ「おにいちゃんがそう言ってくれると、なんだか本当にそうなるような気がするね」
「そ、そう?なんだか、照れるなあ・・」
(04)気高さ1
フ「ふん」
『どうしたんだろ・・?機嫌が悪いってわけじゃないようだけど・・』
「フィーリア、どうしたの?」
「ふん・・」
『なんだか良くわからないけど、強気に振舞っているような感じがする・・』
(04)気高さ2
フ「よくってよ、おにいちゃん」
「どうしたの?何がいいの?」
フ「ふん!」
『機嫌が悪いわけじゃないみたいなんだけど・・さっぱりわからない・・』
(04)気高さ3
フ「フィーリアね、本当はお姫さまなの」
○そうなんだ、お姫さまなんだ
「そうなんだ、お姫さまなんだ」
フ「うん。お姫さまなの」
『なんだか良くわからないけど、そう言われると、気品があるような気がする・・』
「それじゃあ、ぼくは王子さま?」
フ「うん!フィーリアの王子さま!」
「・・・」
フ「どうしたの、おにいちゃん?」
『あらためて考えると、なんだか恥ずかしいような気がするなあ・・』
○ポーニィになんかお話聞いたの?
「ポーニィからお話でも聞いたの?」
フ「そういうのじゃないの。フィーリアは、お姫さまなの!」
「フィーリアがお姫さま・・」
「じゃあ、ぼくは?」
フ「えーっと、おにいちゃんはね・・」
フ「おにいちゃん!」
『・・さっぱりわからない』
(04)気高さ4
フ「どう?フィーリアの髪の毛、きれいでしょ。なでてもいいのよ」
『なんだかよくわからないけど、いつものフィーリアと違うような気がする・・』
○なでなでしてあげる
『ぼくは、フィーリアが言うとおりに、髪をなでなでしてあげることにした』
フ「わーい。なでなでされるの、うれしいな!」
『あれ、さっきと雰囲気が変わっちゃった。なんだったのかな?』
フ「なでなでされると、うれしいね!」
○いったいどうしたの、フィーリア?
「いったいどうしたの、フィーリア?」
フ「遠慮しないでいいの。なでて、おにいちゃん」
「・・・」
『なんだか様子がおかしいような気がする・・。でも、フィーリアもなでてって言っているし・・』
『ぼくはフィーリアの髪をなでた』
フ「わーい。おにいちゃんになでてもらえた。うれしいなー」
『なんだ・・。いつものフィーリアじゃないか・・』
(05)犠牲心1
フ「おにいちゃん・・」
『フィーリアが、泣きそうな顔でぼくを見ている』
「どうしたの?何か怖いことでもあったの?」
フ「・・・」
『ぼくが訊ねても、何も答えてくれなかった。どうしたんだろう・・?』
(05)犠牲心2
フ「おにいちゃん・・死んだりしないよね?」
『フィーリアの思いがけない言葉に、ぼくは驚いた』
「突然、どうしたの?」
フ「なんだか、急に不安になっちゃったの・・」
『何があったんだろう・・?』
(05)犠牲心3
フ「フィーリアね、おにいちゃんのために、何かしたい」
○ありがとう。でも、無理はしないでね
「ありがとう。でも、無理はしないでね」
フ「おにいちゃん・・」
『フィーリアの気持ちがうれしかった』
『そして、フィーリアの微笑みを、いつまでも眺めていたい・・そんな気持ちになった』
○フィーリアがそばにいてくれるだけでいいんだよ
「フィーリアがそばにいてくれるだけでいいんだよ。それだけで、ぼくは冒険を続けられるんだから」
フ「でも・・フィーリア、何もして・・」
「いいんだよ。本当にフィーリアに何かしてほしいことができたときに、フィーリアにはお願いするからね」
フ「うん!そのときはフィーリア、がんばるから!」
(05)犠牲心4
フ「おにいちゃんの痛いの、代わってあげたい・・」
○これは、ぼくの痛み。だから、気にしなくていいんだよ
「これは、ぼくの痛み。フィーリアにはフィーリアの痛みがあるんだから、気にしなくていいんだよ」
フ「でも、おにいちゃん。フィーリアのせいで、こんなに傷だらけになってる・・」
「これは、フィーリアのためだけじゃないんだよ。ぼく自身が、そうなることを選んで進んでいるんだから」
フ「・・・」
『フィーリアは、黙ったままうつむいてしまった』
○ありがとう、優しいね
「ありがとう、優しいね」
フ「フィーリアなんかよりも、おにいちゃんのほうが、ずっとずーっと優しいよ」
(06)恐怖心1
フ「おにいちゃん・・」
『フィーリアは身体を小さく震わせながら、ぼくの腕を抱えてきた』
「どうしたの、フィーリア?」
フ「・・・」
『フィーリアは何も言わずに震えていた』
(06)恐怖心2
フ「おにいちゃん、フィーリア、怖いの・・」
『不安そうな面持ちで、フィーリアがぼくに身体を寄せてきた』
「大丈夫だよ。何があっても、ぼくがフィーリアを守ってあげるから」
フ「おにいちゃん・・」
『いくらか安心したのか、フィーリアは表情をやわらげた』
(06)恐怖心3
フ「フィーリア、お外に出るの怖い・・」
○そうなんだ。でも、いつか出られるようになるよ
「そうなんだ。でも、いつか出られるようになるよ」
フ「そう・・なのかな・・」
「うん。そうだよ。いまは怖いと思っていても、そのうち自分から出たいって思うときが来るよ」
○大丈夫だよ
「大丈夫だよ。フィーリアに何があっても、ぼくが守ってあげるから」
フ「ありがとう・・おにいちゃん・・。でもね・・」
『言葉だけじゃ、フィーリアの不安はぬぐえないみたいだ』
(06)恐怖心4
フ「おにいちゃん、あのね・・眠ると、四つ目の生き物に追われる夢を見ちゃうの・・」
○怖いね
「怖いね。でも、ここにいればみんなが守ってくれるから大丈夫だよ」
フ「でも・・でもね・・」
「大丈夫だから、ぼくも守ってあげるから」
『ぼくは、フィーリアの手を握ってあげた。フィーリアの小さな手から、震えがだんだんと消えていくのがわかった』
フ「おにいちゃん、ありがとう・・」
○どうして、そんな夢を見るんだろうね?
「どうして、そんな夢を見るんだろうね?四つ目の生き物なんて、いるはずないのにね」
フ「でも、いるの。フィーリアのことを、呼びながら追っかけてくるの」
「うん。大丈夫だよ、フィーリア。そのときは、ぼくがフィーリアを守ってあげるから」
『ぼくは、フィーリアの手を優しく握ってあげた。フィーリアの手の震えが、ゆっくりと止まっていく・・』
フ「おにいちゃん、ありがとう・・」
(07)嫉妬心1
フ「おにいちゃん!」
「わっ!」
『突然大きな声で呼ばれたから、驚いちゃった・・』
「フィーリア、突然どうしたの?」
フ「・・・」
『フィーリア自身も、どうして大声でぼくを呼んだのか、よくわかってないみたいだ』
(07)嫉妬心2
フ「・・・」
「ねえ、フィーリア」
『なんだか、ぼくを睨んでるみたいだけど・・』
「どうしたの?フィーリア」
フ「フィーリアね・・。もう!良くわかんない!!」
『なんだか、イライアしてる・・。よくわかんないんだけど・・」
(07)嫉妬心3
フ「サリアンさん、胸が大きくてうらやましい・・」
○そうかな。あんまり気にならないけど・・
「そうかな。あんまり気にならないけど・・」
フ「ううん。男のひとって、絶対おっぱい大きい方がいいに決まってるもん」
『なんだか興奮してて言葉が変だけど、きっとサリアンが自慢しに来たんだな・・』
○そうだね。やっぱり胸は大きい方がいいよね
「そうだね。やっぱり胸は大きい方がいいよね」
フ「やっぱりそうなんだ!フィーリア、胸がちっちゃいから、おにいちゃんからスキって言ってもらえないんだ!」
「そんなことないよ。胸がすべてじゃないんだから・・」
フ「それって、フィーリアの胸は小さいってこと!?」
『あーあ、ひがんじゃってる・・」
(07)嫉妬心4
フ「ポーニィさんって、家庭的でかわいいよね」
○そうかな?あれでいて意外と・・
「そうかな?あれでいて意外と・・」
「はっ!!」
『しまった!軽はずみなことを・・ポーニィには、聞こえてないよな』
フ「・・?どうしたの、おにいちゃん?」
「いや、何でもないよ・・」
フ「変なおにいちゃん・・」
○そうだね。お嫁さんにするなら、あんな感じの子がいいよね
「そうだね。お嫁さんにするなら、あんな感じの子がいいよね」
フ「それじゃあ、フィーリアもポーニィさんみたいにならなくちゃ!」
「別に、ポーニィみたいにならなくてもいいんじゃないかな?フィーリアはフィーリアらしく家庭的になればいいんだよ」
フ「うん。わかった。フィーリア、がんばる!」
(08)野蛮さ1
フ「う〜〜!!」
『フィーリアが枕に八つ当たりしている』
「フィ、フィーリア・・何かあったの?」
フ「う〜〜〜!!」
『こ、怖い・・。そっとしておこう・・』
(08)野蛮さ2
フ「う〜〜!」 『フィーリアが枕に八つ当たりしている』
「・・・」
フ「う〜〜?」
『枕がかわいそうだから、ほどほどにしてね・・ぼくは、こころの中でそう思った』
(08)野蛮さ3
フ「フィーリア、強くなりたいの!誰にも負けないくらい!」
○そうだね。その気持ちがあれば、きっと強くなれるよ
「そうだね。その気持ちがあれば、きっと強くなれるよ」
フ「おにいちゃんがそう言うなら、間違いないわね。フィーリア、がんばるから!」
『なんだか、怖い・・』
○ぼくのほうが、フィーリアよりも強いよ
「ぼくのほうが、フィーリアよりも強いよ」
フ「おにいちゃんのいじわる!!」
『つい、そんなこと言っちゃったけど、よく考えたら大人げないような・・』
「ごめんね、フィーリア・・」
フ「もう!知らない!」
(08)野蛮さ4
フ「物を壊すの、楽しいよね」
○物を壊しちゃダメだよ!
「物を壊しちゃダメだよ!」
フ「えー、どうして?」
「物が、痛がるじゃない」
フ「えー!?物は、痛がらないよ」
「物は、お話できないからわからないだけで、本当はすっごく痛がってるんだよ。だから、大切に使ってあげないといけないんだよ」
フ「うん、わかった。大切に使うようにするね」
○そういえば、ぼくもそんな時期があったなあ・・
「そういえば、ぼくもそんな時期があったなあ・・。まわりにあるもの、みんなに八つ当たりしたくなるんだよね」
「でも、ぼくは、もうやめたんだ」
フ「どうして?楽しいのに」
「そんなの、楽しいことじゃなかったんだよ。本当に楽しいことを見つけたら、そんなことするのが、バカらしくなっちゃったんだよ」
フ「ふーん、そうなんだ。うん、フィーリアもバカらしくなる!」
「・・・」
『本当にわかったのかな・・?』
(09)思いやり1
フ「・・・」
『フィーリアは静かに涙を流していた』
「フィーリア、どうしたの?」
フ「・・・」
『ぼくは、なんだか寂しい気持ちになってしまった』
(09)思いやり2
フ「うぅ・・ぇっ・・」
「フィーリア、どうしたの?」
フ「おにいちゃぁん・・ひくっ・・」
『どうしていいのかわからないけれど、フィーリアが泣いている。ぼくは、泣きやむまでそばにいてあげた』
(09)思いやり3
フ「おにいちゃん、傷だらけになってる・・。かわいそう・・」
○それじゃあ、ぼくを慰めてくれる?
「それじゃあ、ぼくを慰めてくれる?」
フ「うん」
フ「おにいちゃん、なでなで」
『フィーリアは、腕を伸ばして僕の頭をなでなでしてくれた』
『なんだか、ちょっと恥ずかしい・・』
「ありがと、フィーリア」
フ「うん!」
○そんなことないよ
「そんなことないよ。冒険は、自分から好きでやっていることなんだからね」
フ「でも・・こんなに傷だらけなのに・・」
「いいんだよ。好きなことのためだったら、いくら傷ついてもかわいそうじゃないんだよ」
「自分がやりたいことをやって、それで傷ついているだけなんだから」
フ「なんだかよくわかんないんだけど、自分で決めたから、傷ついてもいいってことなの?」
「まあ、だいたいそうなんだけど・・」
フ「・・・」
(09)思いやり4
フ「フィーリア、サリアンさんやポーニィさんのために、何かしてあげたいの」
○フィーリアは優しいね
「フィーリアは優しいね。きっとサリアンもポーニィも、喜ぶよ」
『フィーリアに、優しい心が芽生えだしてる。ぼくは、なんだかうれしくなった』
フ「うん。おにいちゃん、ありがとう」
○もうすこし良くなってからね
「もうすこし良くなってからね」
『フィーリアに、優しい心が芽生えだしてる。ぼくは、なんだかうれしくなった』
フ「うん。ちょっと残念だけど、今のままだと、きっと迷惑をかけちゃうよね」
(10)稚拙さ1
フ「おにいちゃん!」
『フィーリアが、ぼくを見てニコニコ微笑んでいる」
「どうしたの、フィーリア?」
フ「ううん。なんでもないよ」
(10)稚拙さ2
フ「おにいちゃん!」
「フィーリア、どうしたの?何かあったの?」
フ「ううん、なんでもないよ」
「なんでもないの?じゃあ、どうしてぼくを呼んだの?」
フ「どうしてかな?」
(10)稚拙さ3
フ「ごはんいっぱい食べたら気持ち悪くなっちゃった・・」
○あまり食べすぎちゃダメだよ
「あまり食べすぎちゃダメだよ」
フ「でも、ポーニィさんの作ってくれるごはん、おいしいんだもん」
「いくらおいしくても、食べすぎて気持ち悪くなっちゃダメだよ」
フ「うん、わかった!いっぱい食べても気持ち悪くならないようにがんばるね!」
『そういう意味じゃないんだけど・・』
○いっぱい食べていいよ。元気なのが一番だからね
「いっぱい食べていいよ。元気なのが一番だからね」
フ「うん。いっぱい食べて、元気になる!」
『ちょっと心配だけど、元気になるのなら、ま、いっか』
フ「いっぱい元気に食べるの!」
(10)稚拙さ4
フ「ねえ、おにいちゃん。どうしてキライなものも食べなくちゃいけないの?」
○嫌いでも、栄養がいっぱいあるから食べなくちゃ
「嫌いでも、栄養がいっぱいあるから食べなくちゃ」
フ「でも、食べたくないもん!」
「そんなわがまま言ってると、フィーリアのこと嫌いになっちゃうぞ」
フ「おにいちゃんに嫌われるのはイヤだけど、キライなものキライ!」
『どうしたらいいんだろう?』
○キライだったら、食べなくてもいいんじゃないかな?
「キライだったら、食べなくてもいいんじゃないかな?別に食べなきゃ死んじゃうわけでもないんだし・・」
フ「そうだよね。どうして、キライなものも食べなくちゃいけないなんて言うのかな?ポーニィさんのいじわるなのかな?」
「ポーニィはポーニィで、フィーリアのために言ってると思うんだけどね・・」
(11)恥じらい1
フ「・・・」
『フィーリアが熱っぽい目でぼくを見つめている』
「どうしたの?」
フ「ううん。なんでもないの・・」
(11)恥じらい2
フ「・・おにいちゃん」
『フィーリアがぼくを見つめている。ぼくもフィーリアを見つめ返してみた』
フ「おにいちゃん、恥ずかしいよ・・」
『・・なんだかなあ』
(11)恥じらい3
『フィーリアが、ぼくをじっと見つめている』
○フィーリア、どうしたの?
「フィーリア、どうしたの?」
フ「ううん、何でもないの」
『なんだか気になる・・』
○フィーリアを見つめ返す
『ぼくもフィーリアを見つめ返してみた』
フ「おにいちゃん、なんでフィーリアを見つめるの?」
「なんでって、フィーリアがぼくを見てるから・・」
フ「やだ・・恥ずかしいよ・・」
『・・なにが恥ずかしいんだろ?』
(11)恥じらい4
フ「フィーリア、サリアンさんみたいな短いスカート、恥ずかしくて履けないよ」
フ「おにいちゃん、大人になったら、みんな履かなくちゃいけないの?」
○そんなことないよ
「そんなことないよ。フィーリアが好きな格好をすればいいんだよ」
フ「そうなの?」
「うん、そうだよ。サリアンもポーニィも、自分が好きな服を着ているんだから」
フ「うん、わかった。フィーリアも、フィーリアが好きな服を選べばいいのね」
○短いスカート・・ちょっと見てみたいな・・
『短いスカート・・ちょっと見てみたいな・・』
フ「おにいちゃんの目、なんだかエッチ!」
「いや、フィーリアの短いスカートが見たいだなんて、思ってないよ。本当だよ」
フ「・・・」
『なんだか疑われてる・・』
○きっと似合うよ
「きっと似合うよ」
フ「えへへ・・なんだか、すっごく恥ずかしい・・」
『フィーリアは、真っ赤になってうつむいた。着たくないんじゃなかったのかな・・』
(12)虚栄心1
フ「ふん!」
「どうしたの、フィーリア?」
フ「ふん!!」
『どうしたんだろう・・?誰かの真似でもしてるのかな?』
「わかった!!怒ったサリアンだ!」
フ「ちがうもん!」
『違ったのか・・。それじゃあ、何だろう?』
(12)虚栄心2
フ「すごいんだから!」
「何がすごいの?」
フ「すごいの!すっごくすごいんだから!!」
『何が言いたいんだかよくわからないけど、とにかくすごいらしい・・』
(12)虚栄心3
フ「あのね、おにいちゃん。フィーリア、アクセサリいっぱい欲しいの!」
○そうなんだ。洞窟で見つけたら、フィーリアにあげるよ
「そうなんだ。洞窟で見つけたら、フィーリアにあげるよ」
フ「わーい。ありがとう、おにいちゃん。大好き!」
○女の子って、そういうのホントに好きだよね
「女の子って、そういうのホントに好きだよね」
フ「うん。だって、きらきらしてて、きれいじゃない」
『サリアンが変なこと吹き込んだんじゃないだろうな・・』
(12)虚栄心4
フ「フィーリア、サリアンさんやポーニィさんに負けないもん!」
○負けないって、何が?
「負けないって、何が?」
フ「だから、負けないの!」
「だから、何がなの?」
フ「フィーリア、負けないんだもん!」
○フィーリアはフィーリアなんだから
「フィーリアはフィーリアなんだから、そんな勝ち負けでこだわらないで、フィーリアらしくしていればいいんじゃないかな?」
フ「どうして?フィーリアらしいのがいいの?」
「フィーリアがフィーリアでいれば、誰よりも一番のフィーリアだろ?」
『自分で言っていて、何を言ってるのかわかんなくなってくる・・」
フ「そうなんだ。じゃあ、フィーリア、フィーリアの一番になる!」
『なんか、納得してくれたみたいだ』
(13)愛情1
フ「おにいちゃん・・」
『フィーリアがぼくを見つめている。なんだか、ちょっと照れくさい・・・』
「フィーリア、どうしたの?」
フ「・・ううん」
『フィーリアはうつむいてしまった。何だったんだろう?』
(13)愛情2
フ「おにいちゃん・・大好き」
『フィーリアは、照れながらそう言った』
「フィーリア、ありがとう」
フ「うん」
『フィーリアは、ぼくに向かって優しく微笑んだ』
(13)愛情3
フ「フィーリア、おにいちゃんが大好き。おにいちゃんは、誰が好きなの?」
○ぼくも、フィーリアのことが好きだよ
「ぼくも、フィーリアのことが好きだよ」
フ「ほんと?うれしい!」
フ「おにいちゃん、だーいすき!」
○内緒
「内緒」
フ「どうして教えてくれないの?」
「誰が好きってのは、秘密にしておいたほうがいいんだよ」
フ「じゃあ、フィーリアがおにいちゃんが好きなのも、秘密にする!」
『・・もう、ばれてるんだけど』
(13)愛情4
フ「おにいちゃん、いつも迷惑かけてごめんね」
○ぼくは迷惑だなんて思ってないよ
「ぼくは迷惑だなんて思ってないよ」
フ「本当・・?」
「うん。気を遣われると、かえって疲れるじゃない」
フ「うん。おにいちゃん、ありがとう!」
○フィーリアも大変なんだから、仕方ないと思うよ
「フィーリアも大変なんだから、仕方ないと思うよ」
「ひとつづつ、ゆっくりとでも自分ができることをして、フィーリアのためになるのが、ぼくはうれしいんだよ」
フ「おにいちゃん、ありがとう!うん。フィーリアもがんばるね!」
(14)無邪気さ1
フ「えへっ。おにいちゃん」
「ん?どうしたの、フィーリア?」
フ「えへへっ」
『フィーリアが無邪気に喜んでいる。何がそんなにおもしろいのかな?』
『何がおもしろいのかわからないけど、ぼくもなんだか楽しくなってきた』
「あははは」
「おもしろいね、おにいちゃん」
『なんだか良くわからないけどね・・」
(14)無邪気さ2
フ「おにいちゃん、遊ぼう!」
『フィーリアが、にこにこしながらぼくに話しかけてきた』
「うん。それじゃあ、何をして遊ぼうか?」
フ「えっと・・」
フ「じゃあ、今度までに考えておくね」
(14)無邪気さ3
フ「おにいちゃん、大好き!」
○ぼくも大好きだよ
「ぼくも、フィーリアが大好きだよ」
フ「うん!」
『にこにこしながら答えてくれた。なんだか、すごくうれしい』
○うん、ありがとう
「うん、ありがとう」
フ「すっごく、大好きなの!」
「うん、うれしいよ」
フ「すっごく、すっごーく、大好きなの!」
「ぼくも大好きだよ」
フ「うん!!」
『あ、ひょっとしたら、フィーリアは”好き”って言ってほしかったのかな?』
(14)無邪気さ4
フ「おにいちゃん、モンスターっておいしいのかな?」
「えーっと・・」
『食べたことないから、よくわからないんだけど・・』
○食べ・・られないよ
「食べ・・られないよ。たぶん・・」
「フィーリアは、どうして食べようと思ったの?」
フ「リンゴさんも、ニンジンさんもおいしかったの。だから、どうかなって思ったの」
○食べ・・られるのもいるかも
「食べ・・られるのもいるかも。たぶん・・」
「どうなんだろうね?食べたことないから、わからないや」
フ「じゃあじゃあ、今度食べてみて。おいしかったら、おみやげね!」
「おいしくないだけだったらいいけど、毒とか持っていたら、ぼくはどうなるの・・?」
○食べ・・てみたいの?
「食べ・・てみたいの?」
フ「ううん、別に、食べたくはないよ。でも、どうかなって」
「ぼくも食べたことないから、よくわからないよ」
フ「ふーん、残念」
(15)母性1
フ「おにいちゃん、なでなで・・」
『なでなでして欲しいのかな?ぼくは、フィーリアをなでなでしてあげた』
フ「違うの。あのね、あのね・・」
『何がしたんだろう?なでなでしたかったのかな?』
(15)母性2
フ「おにいちゃん、フィーリアがなでなでしてあげる」
フ「なでなで・・」
「・・・」
『うれしいけど、なんだか複雑だなあ・・』
フ「おにいちゃん、うれしい?」
「う、うん。うれしいよ・・」
フ「よかった」
(15)母性3
フ「おにいちゃんからもらった白いお花に水をあげたら、元気になったの!」
○贈り物だから、大事にしなくちゃいけないよね
「贈り物だから、大事にしなくちゃいけないよね」
フ「うん。おにいちゃんからもらったものだから、大事にするね」
「・・・」
『なんだか、ヌボタリアンたちのこと、話しづらくなっちゃった・・。ごめんね、ヌボタリアンたち・・』
○良かったね。大事に育てるんだよ
「良かったね。大事に育てるんだよ」
フ「うん。大事に育てるね。おにいちゃん、ありがとう!」
『物を大事にする気持ちが育ってきている・・それが、ぼくにはうれしかった」
(15)母性4
フ「おにいちゃんのこと、フィーリアが守ってあげるね」
○ありがとう。お礼に、ぼくもフィーリアを守ってあげるね
「ありがとう。お礼に、ぼくもフィーリアを守ってあげるね」
フ「うん、ありがとう!」
フ「わーい。おにいちゃんが守ってくれるんだ!」
『自分が最初に何を言ったのか、もう忘れてるんだろうな・・』
○ありがとう、うれしいよ
「ありがとう、うれしいよ」
フ「うん。フィーリア、おにいちゃんを一生懸命守ってあげるね」
『フィーリアの微笑みが、なんだかとても温かく感じた』
「フィーリア、ありがとう」
(16)勇気1
フ「フィーリア、がんばる!」
「何をがんばるの、フィーリア?」
フ「・・・」
フ「がんばる!フィーリア、がんばるの!」
「・・・」
『何も考えてないみたい・・』
(16)勇気2
フ「フィーリア、がんばる!」
「何をがんばるの?」
フ「なにって・・」
フ「いいの!がんばるの!」
『何をがんばるのかよくわからないけど、がんばってね、フィーリア』
(16)勇気3
フ「フィーリアね、一人でお外出たいの!」
○うん。もうすこしで出られるようになるよ
「うん。もうすこしで出られるようになるよ。でも、外で何がしたいの?」
フ「うーん・・何がしたいのかな・・?」
「・・・」
○どうして一人で行きたいの?ぼくと一緒じゃダメなの?
「どうして一人で行きたいの?ぼくと一緒じゃダメなの?」
フ「うーん・・じゃあ、おにいちゃんと一緒に、一人で出かけるの」
『なんだか、”一人”って言葉を使いたいだけみたいだ・・』
(16)勇気4
フ「フィーリアね、おにいちゃんと冒険に出たい!」
○うん。きっと、いつか行けるよ
「うん。きっと、いつか行けるよ」
フ「本当?わーい、おにいちゃんと冒険だ!」
フ「じゃあ、冒険に行くときは、ポーニィさんにお弁当作ってもらわないといけないね」
「お弁当って・・」
○洞窟は危険だよ?
「洞窟は危険だよ?」
フ「洞窟じゃなくて、おにいちゃんと冒険がしたいの!」
「それって、冒険じゃなくて、ピクニックでもいいんじゃない?」
フ「”ぴくにっく”?”ぴくにっく”ってなに?」
「ピクニックって言葉を知らないから、冒険・・か」

[データ集のページ | トップページ]