[SFC]天使の詩  太陽の破片


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(1)ベンに話しかける
ベン
「はっはっはっ
  お前さん達  気に入ったぞ。
  口さきだけでは  ないようじゃな。
  これからは  ワシの船を好きに
  使ってくれていいぞ。
  かじは  このワシがとってやろう。
  さぁ  つぎの目的地はどこじゃ?」
レイアード
「島とかぎったワケではないけど
  砂漠らしき所を  知りませんか?」
ベン
「砂漠‥‥か‥‥
  うむ。レイアードのさがしている
  場所かは知らないが  この島の東に
  サラと呼ばれる  砂漠の島がある。」
レオン
「砂漠の島‥‥?」
ベン
「うむ  二十年ほど前までは
  みどりにみちた島だったらしいん
  じゃが‥‥‥
  炎の魔神が島であばれていたせいで
  島の砂漠化がすすんでいるらしい。」
レヴィ
「炎の魔神‥‥カルナ‥‥か。」
レイアード
「レヴィ  知ってるのか?」
レヴィ
「師匠から  話だけは  聞いたことが
  あるんだ。
  しゃくねつの炎に身をつつんだ
  魔神カルナ‥‥守護神として
  あがめられていたはずだが‥‥‥
  人々に  きがいを加えているなんて
  信じられない。」
ソフィア
「とにかく  行ってみましょう。
  行ってみれば  真実がわかるはず。」
レヴィ
「そうだな‥‥‥」

(2)サキの願い
(2-1)サリーヌの神殿に入って
サキ
「お待ちしておりました。
  私が  カルナの巫女  サキです。
  実は  みなさんに  おねがいが
  あるのです。」
レイアード
「待っていた‥‥というのは
  どう言うことでしょう?」
サキ
「フェレル殿から  貴方がたの事を
  聞き  貴方がたならば  カルナ様を
  救っていただけると思ったのです。」
レイアード
「魔神カルナを‥‥‥救う?」
サキ
「はい‥‥‥
  カルナ様は  悪魔アスモデウスの
  呪いによって  狂気の世界に
  のみこまれてしまっているのです。
  カルナ様は  二十年前の悪魔との
  戦いで  アスモデウスという悪魔と
  戦いました。
  そのころからなのです‥‥‥
  カルナ様が
  狂気に支配されたのは。
  そして  時をおなじくして
  みどりゆたか  だったこの島も砂漠
  と化してしまいました。」
レヴィ
「それで  俺達にどうやって
  カルナを救えと言うんだ?」
サキ
「つい最近になって
  わかったのですが‥‥
  カルナ様とアスモデウスの
  戦った地で  アスモデウスの
  亡霊を見た者がいるのです。
  他の者が向かったのですが
  アスモデウスの亡霊を
  倒すにはいたっておりません。」
レオン
「かんじんの  魔神カルナは
  今どこに  いるんだ?」
サキ
「カルナ様は‥‥‥‥‥
  前のカルナに仕える私の父と
  旅の魔導士ソロン様の
  手によって‥‥‥
  十五年ほど前に  カルナ様の
  居城である  太陽の神殿の中に
  封じられました。
  カルナ様が  狂気の支配を
  のがれた時  封印は
  とかれるようになっております。」
レヴィ
「‥‥‥‥‥‥‥‥」

  レヴィは  サキの顔を見つめ
  何かを考えているようだった。

レヴィ
「ようするに  俺達にその
  アスモデウスの亡霊を
  倒してほしいということか。」
サキ
「はい。
  貴方がたならば
  できると信じております。
  何とぞ  おねがいいたします。」
{いいえ}※
サキ
「協力していただけないのですか?」
レオン
「レイアード  悪いが  俺は行くぜ。
  お前が行かなくても  俺は一人でも
  行く。
  どちらにせよ  さけては通れない道
  だからな。」
サキ
「何とぞ  おねがいいたします。」
{はい}
レイアード
「わかりました。
  アスモデウスを倒しに行きましょう。」
レヴィ
「‥‥‥代わりと言っては何だが
  もし  魔神カルナを助けることが
  できたなら「太陽の破片」を
  もらいたいんだがな。」
ソフィア
「レヴィ!?」
サキ
「太陽の破片ですか‥‥?
  貴方がたが  この地をおとずれた
  目的は  それでしたものね。
  たしかに  それに  あたいする
  おねがいをしているのでしょう。
  ですが‥‥‥
  それは  私のいちぞんでは
  おこたえできません。」
レヴィ
「なら  カルナに俺達の力を
  みとめさせれればいいんだろう?
  呪いをかけた  悪魔アスモデウスを
  倒し  カルナを救い出せば
  カルナとて俺達の力を
  みとめざるをえない。
  その上で  太陽の破片がほしい。」
サキ
「‥‥‥カルナ様が  みとめたならば
  カルナ様の巫女として
  カルナ様の意にしたがいます。」
レヴィ
「まぁ  そう言うことだ。
  さぁ  行こうぜっ!!」

(2-2)更にサキに話しかける※
サキ
「よく来てくださいました。
  貴方達に  カルナのしゅくふくを
  あたえましょう。
  お気をつけて‥‥‥」

(3)アスモデウスの亡霊の居場所にて
(3-1)入ってすぐ
ソフィア
「ねぇ  レヴィ。
  ちょっと聞いていいかしら?」
レヴィ
「ん‥‥‥何だ?」
ソフィア
「カルナの巫女さんの所で
  レヴィ  きゅうに考えこんで
  いたようだったけど‥‥‥」
レヴィ
「ん‥‥なんでもないさ‥‥。」
レオン
「‥‥‥いや  カルナの封印の
  話が出てから  何か思いつめた
  ような顔をしていたぞ。」
レヴィ
「‥‥チッ  しょうがねーな。
  あの  カルナの封印の話に
  出てきた  旅の魔導士っていうのは
  俺の師匠の事だ。
  レオンと  ソフィアは知ってる
  と思うが。」
レオン
「ああ  おぼえている。」
レヴィ
「俺が物心ついたころには
  あの悪魔達との戦いもおわり
  師匠と一緒に旅をしていた。
  あの女‥‥‥サキとは
  十五年ほど前に会っている。
  ただ  それだけだ!
  はい!話は  これでおわり!」
ソフィア
「それじゃ  彼女とレヴィは
  知りあいだったの‥‥‥?」
レヴィ
「いいじゃないか  もうそんな事は。
  とにかく 先をいそぐぞ。」

(3-2)残留思念のところにたどりついて
アスモデウス
「‥‥に‥‥い‥‥
  にく‥‥い‥‥
  ‥‥憎‥‥い‥‥
  憎い‥‥憎い‥‥憎い‥‥」
レオン
「奴が  アスモデウスか‥‥‥
  何なんだ  この憎しみにみちた
  波動は‥‥‥」
ソフィア
「これは‥‥‥
  アスモデウスの残留思念体‥‥?」
レイアード
「残留思念体?」
ソフィア
「そう  憎しみやうらみなどが
  きょうれつな力となって  その地に
  とどまっているもの。
  わかりやすく言えば  とてつもない
  力を持った  ゆうれいといった
  ところかしら。
  でも  アレはそんな  なまやさしい
  ものじゃないわ。かくごしてね!」
レヴィ
「どっちにしても  やるしかないんだ
  かくごはきめとけよ  レイアード!
  ‥‥来るぞっ!!」

(3-3)アスモデウスの残留思念体を倒して
レヴィ
「はぁ‥‥はぁ‥‥はぁ‥‥。
  どうやら  やったようだな。
  カルナにかけられた  呪いがとけて
  いるといいが。」

(4)サキのやしろにて
レヴィ
「サキ  ねがいどおり
  悪魔アスモデウスを倒してきた。」
カルナ
「戦士達よ  礼を言うぞ。
  汝等のおかげで私はアスモデウスの
  悪夢から  さめることができた。
  ‥‥‥話は  サキより聞いている。
  汝等が  太陽の破片を求めている
  こともな‥‥‥
  私をあれほど苦しめたアスモデウス
  を倒した汝等には  所有者としての
  資質はじゅうぶんあるだろう。
  さあ  太陽の破片にふれるがよい。
  汝等の誰かを所有者と
  みとめればよいのだが‥‥‥」

  レヴィが手をさし出すと
  太陽の破片は  すいこまれるように
  レヴィの手におさまった。

アスモデウス
「太陽の破片は
  汝を所有者としてみとめたようだ。
  汝にこれをあたえよう。」

  レヴィは  カルナより
  「炎の指輪」を受けとった。

アスモデウス
「レヴィ  汝に力をかそう。
  太陽の破片と私は 一心同体
  太陽の破片の所有者は
  我が友であり  我が主‥‥‥
  汝が  私の力を必要としたならば
  いつ何時でも  汝のもとにあらわれ
  汝のために戦おう。」

  レヴィは
  「プロミネンス・ウォール」を
  手に入れた。

レオン
「よし  あとは天河の雫だけだな。」
レヴィ
「魔神カルナよ。
  天河の雫のありかを
  知っているなら  教えてくれ。」
カルナ
「天河の雫は  我ら守護者の王が守る
  秘宝石‥‥‥
  ‥‥‥しかし  汝等ならば
  教えてもよかろう。
  この地より遠く  西方の島にある
  霊峰サベールキサの頂きに
  天河の神殿がある。
  そしてそこには  天河の雫の守護者
  プラチナドラゴンのシーザーがいる」
レイアード
「それが守護者の王‥‥‥」
カルナ
「天河の神殿のトビラには封印が
  なされている。
  そのトビラは  「大地の息吹」
  「蒼月のかけら」「太陽の破片」の
  三つの秘宝石がカギとなるのだ。
  トビラにある穴に  秘宝石を
  はめこむことによって
  トビラは開かれるだろう。
  汝等ならば  たどりつけよう‥‥‥
  だが  シーザーにみとめられ
  なければならぬ。
  ‥‥‥心してかかることだ。」

サキ
「どうもありがとうございました。
  みなさん  おつかれのようですから
  今日はここで  お休みになって
  行って下さい。」

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