[SFC]天使の詩  ランネル


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(1)西側の女の人に話しかける
「‥‥‥あんたもしかして
  レイアードって言う名前じゃない?」
レイアード
「‥‥‥そうですが?」
「やっぱりっ!
  トニーに聞いてた  カッコに
  にていたからね。
  もし  あんたがこの街に来たら
  トニーが  さがしていたと
  伝えてくれって  言われたの。」
レイアード
「トニーさんが?」
「たしかに伝えたからね!」

(2)トニーの家の前に来ると
トニー
「レイアード  レイアードだろう?
  俺だよ。さがしていたんだぜ。」
レイアード
「おひさしぶりです。」
トニー
「たしかに  レオンが言った通りだ。
  はじめて会ったときより
  かなり  たくましくなってるな。」
レイアード
「レオンさんを知っているんですか?
  ぼくは今  彼の行方をさがしている
  です。彼はどこに‥‥‥!」
トニー
「そうあわてるなって。
  しかし  タイミングがいいんだか
  悪いんだかなぁ‥‥‥
  まぁ  いいか。
  こんなところで話すのは都合が悪い
  ちょっと会わせたい人もいるし
  ついてきてくれ。」
<井戸に入り進んでいく一行>

(3)レジスタンスのアジトにて
(3-1)女の人に話しかける
「あら  また会ったわね。
  トニーは  グレイに  あなたたちを
  会わせるためにさがしてたようね。
  あなたたちが  私たちの力になって
  くれると  うれしいんだけど‥‥‥」

(3-2)グレイに話しかける
グレイ
「君達はおぼえていないかも知れない
  が  これで会うのは  二度目かな?」
レイアード
「おぼえています。
  ベルンの街で  レオンさんが
  ぼくらを助けてくれたときに
  一緒にいた方ですね。
  ところで  レオンさんの行方を
  ごぞんじでは  ないですか?」
グレイ
「それは都合がいい。
  レオンは明日  この街に
  やってくる事になっている。」
クラーナ
「本当ですか?」
グレイ
「ああ。明日  我々は  ランネルに
  戦いをしかけるつもりだ。
  心だけではなく  本当に悪魔に
  なっちまったランネルにな。」
クラーナ
「悪魔になった!?」
グレイ
「そう
  あいつは悪魔に魂を売ったんだ。
  城にせんにゅうした  仲間からの
  情報で  わかったことだが
  すでに  ベアド軍の兵のおおくは
  人間ではないらしい。」
キース
「人間ではないというのは
  いったい?」
グレイ
「魔法によって  人間を魔物に
  変えちまったか‥‥‥それとも
  地底から魔物を召喚したか‥‥‥
  どちらにせよ  我々は  二十年前に
  おこったひげきを  くりかえすわけ
  にはいかない!」
ギルガ
「で  ワシ達に何をしろというのじゃ
  そこまで話して  ハイ  さようなら
  ということはあるまい?」
グレイ
「さすがは  かつては一軍をひきいて
  戦場をかけた事のある  ギルガ殿。
  お見通しですな。
  げんざい  各地にいる我々の仲間が
  この街に  あつまりつつある。
  だが  さらに一人でもおおくの人の
  力をかりたいんだ。
  君たちの事はレオンから聞いたが
  力もあり  信用もできると思った。
  どうだろう
  力をかしてもらえないか?」
{いいえ}
クラーナ
「レイ  そんな事は言わないで。
  みんなで力を合わせて  この地上界
  を守らなくては‥‥‥
  だから  そんな事は言わないで‥‥」
グレイ
「どうだろう
  力をかしてもらえないか?」
{はい}
グレイ
「そうか!  かんしゃする。」
クラーナ
「ありがとう  レイ。」
ギルガ
「うっほー!
  明日から  いそがしく
  なりそうじゃな。」
キース
「悪魔と  ご対面かい?
  今回の事は  今後のけんきゅうに
  大いにやくに  たちそうだ。」
グレイ
「部下に部屋を用意させよう。
  今日は  ゆっくりしていってくれ。」

(3-3)レジスタンスの寝室にて
クラーナ
「地上の人達も  この世界を守る
  ために  こうやって力を合わせて
  戦おうとしているのね。
  悪魔のさそいに  負けてしまう人も
  いるかもしれない。
  でも  自分の愛する者を守るため
  戦う人もたくさんいるのね。」
レイアード
「‥‥‥愛する者‥‥か。」

  レイアードは
  何かを言いかけたが  すぐに
  顔をひきしめた。

クラーナ
「なに?  どうしたのレイ。」
レイアード
「いや  これから戦いなんだ。
  今  言うことじゃない。」
クラーナ
「‥‥‥レイ
  私のわがままを聞いて‥‥‥
  それは  今  言ってほしいの。」
レイアード
「‥‥‥」
クラーナ
「‥‥‥」
レイアード
「‥‥‥クラーナ
  この戦いがおわって  平和に
  なったとき‥‥‥
  そのとき‥‥  一緒に‥‥
  エウリカの話を摘みに行ってくれ。」
クラーナ
「‥‥‥ありがとう  レイ‥‥‥
  でも  本当に  私でいいの?」
レイアード
「クラーナじゃなきゃ  いけないんだ」
クラーナ
「うれしいわ  レイ‥‥
  私も  あなたと一緒に  あの花を
  摘みに行きたかった。」

(3-4)次の朝
トニー
「レイアード  おきてくれっ!!
  大変な事になったっ!!」
<全員起きてくる>
トニー
「魔物の軍がせめてきた!
  やつらは  すぐそこまで来ている
  気をつけてくれ。
  レジスタンスの仲間たちは  城に
  向かった。俺も行かなきゃならん。」
レイアード
「レオンさんは!?」
トニー
「残念だが今はいない‥‥‥
  だが  きっと来てくれるはずだ。
  信じるんだ!
  じゃあ  俺は行くぜ。」

(4)ベアド城へ
(4-1)水路で反対側に向かおうとすると
ギルガ
「ベアド城はそっちじゃないぞ。」

(4-2)ベアド城二階(西)にて
「あら  レイアード君
  また会ったわね。
  クラーナさんだったかしら‥‥‥
  彼女を守ってあげなくちゃダメよ。」

(4-3)最上階にて
レイアード
「グレイさん!!」
グレイ
「にげるんだ‥‥‥
  ランネルの力は  我々が思っていた
  よりも‥はるかに強大な‥‥‥
  破壊の力だ‥‥  ゴホッ!」
クラーナ
「グレイさん  しっかりしてっ!」
グレイ
「あいつを倒せるのは  レオンしか
  いない‥‥‥
  だが  レオンがいない今  我々には
  うつ手がない。
  君たちだけでも  にげるんだ。」
クラーナ
「それでも私達は  行かなくては
  ならないの‥‥‥
  そのために  ここまで
  来たのですから‥‥‥」
ギルガ
「まぁ  そういうことじゃ。
  さぁ  行こうかのぉ!」
キース
「我々の力が  どこまで通用するかは
  わからないが
  何もせず  にげだすのは
  性にあわないからな。」
グレイ
「ムリだっ!  君たちだけではムリだ
  ひきかえすんだっ!!」
{ビジュアル}
ギルガ
「この男がランネルか
  たしかに  こんじょうのまがった
  ツラをしとるわいっ!!」
キース
「見た目よりもすごい力を感じる‥
  たしかに魔物をしたがえるだけの
  力はありそうだ」
ランネル
「ネズミはネズミらしく
  コソコソとしていればいいものを
  フッフッフッ  まあよいわ
  我にしたがわぬものには
  死あるのみ」
レイアード
「その力は  お前の力ではなく
  魂を売ったかわりに  手に入れた
  悪魔の力だろうっ!!」
ランネル
「だからどうした
  この世は力がすべて力あるものが
  力なき者を支配して何が悪い
  きさまらのきれいごとなど
  この俺には通用せん
  見るがいい  我が力を!!」
{ビジュアル}

(4-4)ベリアルを倒して
ランネル
「な  なぜだーーーっ!!
  なぜ  この俺がーーーっ!!
  すばらしき  悪魔の力!
  邪悪なる  悪魔の力を手に入れた
  この俺が  なぜ  なぜ  なぜ!
  やぶれなければ!やぶれなければ!
  ならないんだあああああああああ!
  お  おしえてくれえええええええ!」
レイアード
「はぁ‥‥はぁ‥‥はぁ‥‥
  ランネル‥‥貴様の負けだ
  その悪しき魂とともに
  地底界へ帰れっ!!」
ランネル
「俺は  まだ負けていない‥‥
  俺は‥‥まだ‥‥ま‥‥けて‥‥
  な‥‥い‥‥‥」
クラーナ
「聖天使クラーナの名において命ずる
  罪ぶかき魂  ベリアル・ランネルよ
  汝のいるべき世界へ帰りなさい!」
ランネル
「う  うわーん!  パパー!
  ボク  怖いよお!
  助けて‥‥‥助けて  ルカーズー!」
レイアード
「‥‥‥やったのか?」
クラーナ
「ええ  ランネルの‥‥
  いえ  ベリアルの魂は
  地底界のやみの中へ  帰ったわ。」
ギルガ
「フォッフォッフォッ
  これでようやく  平和な日々が
  もどるんじゃな。」
キース
「そうだな。魔王ルキフェル  クラス
  の悪魔が復活した日にゃ
  こんなものじゃすまないからな。」
レイアード
「でも  悪魔ベリアルは倒したんだ。
  魔物たちもおとなしくでしょう。」
ギルガ
「そうじゃな。
  さて  帰るとするか!」
<グレイの元に駆けつけるレジスタンス>
グレイ
「君たちのおかげで命拾いしたよ。
  礼を言わせてくれ‥‥‥」

(4-5)王の間を出ようとすると
「‥‥‥しょせんは人間にとりついた
  中級悪魔よ‥‥‥」
レイアード
「誰だっ!!」
「フッフッフッ  知ったところで
  どうする?
  死にゆく者に  かんけいあるまい。」
レイアード
「なに!」
「それにしても  いまいましい奴め。
  白き翼を持つ小娘が!
  じゃまをしおって!そのだいしょう
  におまえの命を  いただこうか。」
クラーナ
「‥‥‥正体をあらわしなさい!」
「フフフ  この身体にはきゅうくつ
  していたところだ  よかろう。」
サルガタナス
「我が名は  サルガタナス。
  魔王ルキフェルさまの
  ちゅうじつなる  しもべ。
  ルキフェル様の復活のためにも
  貴様らには  ここで死んでもらう。」

(4-6)サルガタナスとの戦闘を終えて(実は勝てるのだが‥)
サルガタナス
「フッフッフッ  地上人としては
  よくやったと言ってやろう。
  この私に  これほどの手きずを
  負わせるとは‥‥‥
  さすがは聖天使に選ばれただけの
  事はある。
  その力  あなどりがたい‥‥‥
  だが!  貴様の命もここまでだ。」
レイアード
「まだだ!貴様の思うように
  させてたまるかっ!!」
サルガタナス
「ムダなあがきは  やめるのだ!
  フッフッフ
  その  おろかなるいきごみに
  めんじて  殺さずにおいてやる。
  そのかわりと言ってはなんだが
  おまえには  さらなる苦しみを
  あたえてやろう。
  我が  呪いの言葉で石像となって
  地上が  我ら悪魔の手におちる様を
  見とどけるがいいっ!!」
クラーナ
「レイ!あぶないっ!」
<レイアードを庇い石像になるクラーナ>
レイアード
「ク  クラーナァーーーーッ!!」
サルガタナス
「フンっ!  天使の小娘めっ!!
  まあよい。つぎこそ貴様の番だ!」
レオン
「そうはさせんっ!!
  貴様に
  レイアードたちは  やらせんっ!!」
レヴィ
「クックックッ  サルガタナス‥‥‥
  会いたかったぜ‥‥テメーだけは
  俺の手でほうむってやるっ!!」
ソフィア
「レオン!  レイアード君たちを
  はやく助けないと!」
レオン
「レヴィ!!」
レヴィ
「おうっ!!」
サルガタナス
「‥‥‥この身体で  貴様ら二人を
  相手にするには分が悪すぎる。
  こぞう  おぼえておけ!
  天使の小娘を助けたくば  地底界へ
  おりて  この私を倒すことだと。」
レヴィ
「待ちやがれ  サルガタナス!!」

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