『これからの事』 [001] 下の階で父さんの声がする。 おりてみよう。 [002] きこり小屋に行って この 斧をとどけよう。 [003] アルフとミリアが待っているはずだ いそいで帰らないと。 [004] 旅芸人のテントへ行こう。 [005] 川辺でクラーナと会う約束を しているんだ。 [006] 川辺でクラーナと会う約束を しているんだ。 [007] 今日は 旅芸人の一座が 街を出発する日だったな‥‥‥ クラーナ‥‥‥行ってしまうのか。 [008] クラーナは行ってしまった‥‥‥ [009] きこり小屋に斧をとどけよう。 [010] ふぅ‥‥なんだか 気がぬけて しまったようだ。 はやく 家に帰ろう‥‥‥ ‥‥‥クラーナ 今ごろ どうしているんだろう。 [011] クラーナを助けに行かなければ! たしか父さんの しごと場に できあがったばかりの剣があるはず [012] クラーナを助けに行かなければ! たしか父さんの しごと場に できあがったばかりの剣があるはず [013] アルフ 「城塞都市「ベルン」はファーレルの 北にある街「マディック」の西に あるぞ。 まずはマディックの街だな。」 ミリア 「レイ マディックの街で ベルンの街についての情報を あつめていきましょう。」 [014] アルフ 「さて これからが かんじんだ。 クラーナの情報を それとなく 街の人に聞いてみようぜ。」 [015] アルフ 「とりあえず 情報は聞くだけ 聞いたし 今日はこれぐらいにして 宿屋に泊まろうぜ?」 ミリア 「そうしましょう。」 [016] ミリア 「あの情報屋の所へ行って グレイさんの事を聞いてみない?」 [017] アルフ 「レイ 宿にもどって これからの作戦をねらないか?」 [018] レオン 「フィーンに行くためには 「メイアー」「ターセ」 「ミーアン」 三つの街を 通ることになる。 つぎの目的地は「メイアー」 ベルンの北東にある小さな街だ。」 [019] レオン 「街の人に話を聞いてみよう。 もしかすると ベルンのウワサが 聞けるかもしれないからな。」 [020] レオン 「今日は この街で ひと休みして いくとしよう。 これから先 まだまだ長いからな。 休みはしっかりとるべきだろう。」 [021] レオン 「たしか 盗賊団のアジトは 北の山の廃鉱にあると 街の人に 聞いたが‥‥‥」 クラーナ 「さっそく 行きましょう。」 [022] 盗賊の連中が どのていどの数 いるかは わからないが 気をひきしめるんだぞ。 [023] クラーナ 「これで メイアーの街の人も 安心でしょうね。 はやく街にもどって このことを 教えましょう。 それに タック君も 宿屋で 私たちの帰りを待っているはずよ。」 [024] クラーナ 「タック君を ターセの街まで 送ってあげましょう。」 [025] クラーナ 「街中 魔物が出るというウワサで もちきりね。」 レイアード 「そうだな。たしかに 昔は 魔物の姿なんて 見かけたことは なかったのに‥‥‥」 クラーナ 「‥‥‥悪いことが おきなければいいけど‥‥‥」 レイアード 「レオンさん つぎはどこの街へ?」 レオン 「つぎは「ミーアン」の街だ。 そこについたら ひと休みしよう。」 [026] レイアード 「レオンさん。いよいよ フィーンが 近くなってきましたね。」 レオン 「ああ。この街の北東にある 大地下トンネルをぬければ 交易都市「フィーン」だ。」 [027] ギルガ 「魔物たちの住みかは 北の山の廃抗 にある。 街の若い者は すでに廃抗に 向かったようじゃ。」 [028] クラーナ 「これで ミーアンの街も 魔物にお そわれなくなったわね」 ギルガ 「これというのも お前さんたちの おかげじゃよ。 さぁ 街にもどるとしよう。」 [029] レオン 「これで魔物たいじも おわったな。 フィーンへ向かうとしよう。 酒場で 俺の連れが待っているはず だからな。」 [030] クラーナ 「二人になってしまったわね。」 レイアード 「これからは ぼくが クラーナの事を 守ってみせる。」 クラーナ 「信じているわ。レイ。 でも これから どうしたら いいのかしら‥‥‥ つぎの街に行こうにも 峠道には 魔物が出るという話だし‥‥‥」 [031] クラーナ 「やはり ムリをしてでも 峠道をこえた方がいいのかしら。」 [032] クラーナ 「これで ようやく ひと休みできるわね。」 レイアード 「ああ 宿屋をさがそうか。」 [033] レディアの街にあるという クラーナの姿ににた 天使の像 ‥‥‥行ってみる かちが あるかもしれないな。 [034] レイアード 「あの天使像をつくらせた 占い師のクリスという人は いったい どういう人なんだろう。」 クラーナ 「会いに行ってみましょう。 私 どうしても あの天使像の ことが気になるの。」 レイアード 「よし 行ってみよう。 クリスさんは 南の森の中に 住んでいると聞いたけど‥‥‥」 [035] クラーナ 「ねぇ レイ‥‥ クリスさんの占い どう思う?」 レイアード 「‥‥‥まだわからないな。 占いというのは なぞかけのような 言葉が おおいからね。 きっと あの言葉の意味が わかるときが 来るとは思うけど。 とりあえず 今は クリスさんから たのまれた手紙をとどけてしまおう」 [036] さて つぎの街へ行こうか! [037] ギルガ 「薬草の生えている山は この街の南東の方向にある。 娘の‥‥ファルのために‥‥‥ たのむ!」 [038-039] たしか ギルガじいさんは 薬草の山の南西に 街があると 言っていた。 [040] クラーナ 「ユースの街に たちよってほしいの あの街は私が育った街‥‥‥ 街の一番おくにある 教会に お母さん‥‥シスターがいるの。」 [041] ギルガ 「キースは ユースの街の南方にある 「ローフの街」に住んでおる。 あやつならば バベルの塔について 何か知っているはずじゃ。」 [042] キース 「まだ バベルの塔に行けるだけだ。 中に入れるかは 行ってみないとわからないぞ。 バベルの塔へ行くには 西にある 森をぬけなければいけない。」 [043] キース 「‥‥‥バベルの塔の入り口の封印が とけたぞ!! 塔の中を この目で見られるとは 感動だ これは感動だ! とにかく 上ってみよう。」 [044] いちど ファーレルの街に もどってみよう。 [045] ベルンの街には 情報屋のトニーさんがいたはずだ。 彼に聞けば 悪魔に魂を売った というランネルのウワサについて 教えてくれるかもしれない。 [046] クラーナ 「今は トニーさんに ついていきましょう。」 [047] ギルガ 「ここに これだけの魔物が 侵入しておるくらいだ。 城の中ともなれば‥‥‥」 キース 「レジスタンスが ベアド城への橋をかけたそうだ。 城の中へ行こう!」 [048-049] ‥‥‥‥‥‥ [050] レオン 「レイ その占い師のクリスという 人の所へ連れていってくれ。」 レイアード 「そうですね。行きましょう。 たしか あの館は レディアの街の南の森にあったはず」 [051] レオン 「キースの所へ行ってみるとしよう。」 レヴィ 「キースって なかなかゆうめいな 考古学者らしいじゃないか。 地底界について 知っているといいんだが‥‥‥」 [052] どこかで 親方は山から下りたと 聞いたような気がする‥‥‥ ファーレルに もどって 親方の事を聞いてみるか。 [053] レヴィ 「おい レイアード その木こりがいるっていう 山小屋はどこだ?」 レイアード 「ついてきてください。」 [054] レオン 「トレントをさがせ‥‥‥か。」 ソフィア 「トレントはめったに 人間の前に 姿をあらわさないというけど‥‥‥」 レヴィ 「だいじょうぶだ。 そのために 幻霧の鏡があるんだ。 なっ! レイアード。 それらしい木があったら かたっぱしから鏡を使えばいいさ。」 [055-056] レオン 「大地の息吹‥‥ひとつめのカギか。」 ソフィア 「レオンが 四星の士の一人だった なんて‥‥‥」 レイアード 「残りの秘宝石のありかは どこなんだろう?」 レヴィ 「キースのところへ行ってみようぜ。 あたらしい事が わかってると いいんだがな‥‥‥」 [057] ソフィア 「つぎは 蒼月の塔だったわね。」 レオン 「ああ 蒼月の塔はどこかの島に あるらしい。」 レイアード 「島 そうなると 船が必要になりますね。」 レヴィ 「たしか ローフの街のはるか西に 港町バルマンがあったはずだ。 そこに行けば 船が手に入るかも しれんな。」 [058] レオン 「街一番の漁師だった ベンじいさんか‥‥‥」 レヴィ 「そういうおっさんにかぎって とんでもねぇ ガンコじじい だったりするんだよな。」 ソフィア 「レヴィ まちがっても本人の前で そんな事 言わないでね。」 [059] レヴィ 「蒼月の塔の 最上階にある 海竜の鱗か‥‥‥」 ソフィア 「とにかく行きましょう。 海竜の鱗を持ってくれば シャリートは チャンスをくれると 言ったのですから。」 レヴィ 「でも さっきの海竜が本当に 蒼月のかけらを持ってるのか?」 [060] ソフィア 「やったわね。海竜の鱗を 手に入れたわ。」 レヴィ 「あの海竜も「チャンス」なんて えらそうなこと言ってねぇで そのまま蒼月のかけらをくれりゃあ いいじゃねえか。」 レオン 「そういうなって。 とにかく シャリートの所へ もどるとしよう。」 [061] ソフィア 「つぎは しゃくねつの島サラね。」 レオン 「ああ たしか ベンじいさんが 言うには 蒼月の塔の東の方に あるらしいが‥‥‥」 シ稈アード 「ベンじいさんの言っていた 炎の魔神カルナが 「太陽の破片」の守護者?」 レヴィ 「おそらくな。どっちにしろ 一戦 交えることになりそうだな。」 [062] レオン 「太陽の破片を手に入れるためには 魔神カルナを 正気にもどさねば ならない。」 ソフィア 「そのためにも カルナを狂気の世界 にひきこんだ悪魔 アスモデウスを 倒さなくちゃね。」 レヴィ 「サキが言うには サリーヌの東に そのアスモデウスの残留思念体が いるらしいが‥‥‥」 [063] レイアード 「アスモデウスを倒したぞ‥‥‥」 ソフィア 「これで炎の魔神カルナにかけられた 狂気の呪いも とかれているはず だけど‥‥‥」 レオン 「とにかく サキの所に行ってみれば わかることさ。 なぁ レヴィ。」 レヴィ 「ああ そうだな‥‥‥」 [064] レオン 「天河の雫は サラの島の西にある カルナは言っていたな。」 ソフィア 「そして 秘宝石の守護者達の王 プラチナドラゴンのシーザーの護る 秘宝石「天河の雫」」 レヴィ 「レイアード お前が その秘宝石の 所有者になれればいいんだがな。」 レイアード 「‥‥‥‥‥‥」 [065] レイアード 「前にギルガじいさんから エウリカの花の話を聞いたことがあります。」 レヴィ 「それなら 行ってみるか。 で そのじいさん どこに住んでいるんだ?」 レイアード 「たしか ランネルの戦いの後に キースさんがミーアンの街に 連れて帰ったはずです。」 [066] レオン 「エウリカの花を摘みに行く前に 俺の育った家へ たちよっていきたいんだが。」 ソフィア 「あの剣を取りに行くのね。」 レヴィ 「レオンの家は バベルの塔のそばにある山の はんたいがわだったよな。」 [067] レオン 「よし!エウリカの花を摘みに行こう」 ソフィア 「あの花は ミーアンのずっと北の 山の頂上に咲いているって ギルガさんは 言っていたわね。」 レヴィ 「しかし シーザーのところへ エウリカの花を持っていくことに どんな意味があるんだ? 俺たちゃ 子供の使いじゃねぇぞ。 あそこへ行けだの アレ持ってこいだのと まったく!」 [068] レヴィ 「これが エウリカの花か‥‥‥」 ソフィア 「きれいな花ね。 摘んでしまうなんて‥‥‥ね。」 レヴィ 「この花が 俺たちの何を シーザーに伝えるというんだ?」 レオン 「とにかく 持って行ってみれば わかることさ。」 [069] レヴィ 「たしか シーザーの奴 天河の神殿を出て 天河の雫を使え とか言っていたな。」 レオン 「天河の雫で 箱船を呼ぶのか。」 ソフィア 「箱船と言えば 三界創世伝で伝えられる 神が使ったという 空とぶ船よね。」 レイアード 「しかし 本当にあるんでしょうか?」 レヴィ 「使ってみりゃあ わかるって」 [070] レオン 「オリハルコンも手に入ったことだ マクロード殿に 剣をきたえてもらおう。」 [071] レオン 「たしか クラーナが最後の秘宝石の 天使の涙を持っていたはずだな。」 [072] レオン 「マクロード殿にたのんでおいた 剣が できあがるころだろう。 もどってみよう。」 [073] レヴィ 「さぁ 地底界へ行くとするかっ!」 レオン 「キースの話だと ベルンのはるか 北にある 山にかこまれた洞窟が 地底界への入り口らしいが。」 ソフィア 「箱船のおかげで そこにも行く ことができるわね。」 [074] レヴィ 「今の入り口が第一の封印ってわけか」 ソフィア 「地底界へつくまでの間に あと四つ の封印があるわけね。」 レオン 「ここからは 未知の世界だな。」 [075] レオン 「封印に門番がいるとはな。 ‥‥‥まさに 餓狼の門か。」 ソフィア 「次は たしか‥‥‥ 蛇邪の門だったかしら。」 レヴィ 「‥‥‥そういえば いたな。 とんでもない蛇の化け物が‥‥‥ できれば 会いたくないがな。」 [076] レオン 「残るは あと二つだな。」 ソフィア 「つぎが 悪魔の門ね。」 レヴィ 「悪魔の門か‥‥ つぎの門の番人がサルガタナス だったら いいんだがな。 門番を倒した上に 俺はカタキ討ち ができる。 そして レイアードは クラーナを助けられる‥‥ってな!」 [077] レオン 「残りは あと一つ‥‥か」 ソフィア 「もう少しね がんばりましょう。」 レヴィ 「ふぅ‥‥何か 気がぬけちまったな 今まで サルガタナスを倒すこと だけを考えて 戦ってきたからな。」 クラーナ 「レヴィさん まだおわったわけでは ありませんよ。 大魔王ルキフェルが 復活しようと しているのですから。」 レヴィ 「わかってるって。なぁ レイ!」 [078] ソフィア 「フェレルさんは ルキフェルの居城は北東の方にある と言っていたけれど‥‥‥」 レヴィ 「おいおい。あいつの言うことを 信じていいのか?」 レオン 「今は信じるしかあるまい。」 [079] レオン 「本当にルキフェルは 最上階にいるんだろうか?」 ソフィア 「たしかに ワナという可能性も あるけれど‥‥‥」 [080] クラーナ 「サタンがめざめる‥‥‥」 レオン 「ああ。一番やっかいな奴が 残っていたんだな。」 ソフィア 「地上全てを やきつくすという 悪魔の王‥‥‥」 レイアード 「まさしく最強の悪魔か‥‥‥」 『ランネルについて』 [018-032] 街の人の話だと ランネルは ぼくたちを さがすために かなりの数の兵士を出したらしい。 [033-040] あのレヴィという人は 「ランネルは悪魔に魅入られた」 と言っていたが‥‥‥ [041-046] ランネルが 魔物をあやつっている というウワサがあるそうだが‥‥‥ 本当に 人間が魔物をあやつること なんてできるのだろうか? [047-] 魔族を地上に はなった 地上人というのは ランネルの ことだったのか!? 『魔物について』 [020-024] 二十年ほど前に 地底界より悪魔が 復活し 地上に魔物があふれた ‥‥‥と いうことだ。 [025] 二十年前の 悪魔との戦いの時 勇者は 三人の仲間とともに 魔王ルキフェルを倒したらしい。 [026-28] 二十年前も 悪魔が復活しはじめた ころから 魔物があらわれて ひんぱんに街をおそったという。 [029] 魔物が きょうぼうになるのは 悪魔がかんけいしているそうだ。 魔物たちは 悪魔の邪悪な波動に えいきょうされるらしい。 [030-038] 魔物の中には 人間の言葉が わかる者もいるらしい。 さらには 友好的な者もいると いうことだ。 [039-048] 魔族が地上にあふれるのは そう遠くない日だと ラファエルと いう天使は言った。 その魔族を はなったという 地上人というのは まさか!」 [049-062] 悪魔が復活しようとしているのは まぎれもなく事実だった。 これからは さらに きびしい 戦いになっていくだろう。 [063-066] 死して なお そのうらみの力で 自分を倒した相手を 苦しめつづけるなんて‥‥‥ アスモデウス‥‥いや 悪魔という もののおそろしさを 見せつけられたようだ。」 [067-079] 二十年前の戦いで悪魔として 戦っていたエリゴル。 彼を悪魔でなく 人間の味方として 仲間にした勇者‥‥‥ いったいどんな人だったんだろう。 できるものなら会いたかった。 [080] 残る悪魔は 悪魔達の王 大魔王サタン‥‥‥ 『クラーナの事』 [020-025] クラーナのくびかざりは かなり めずらしいものらしい。 ミーアンという街が 宝石ざいくで さかえた街という話だ。 何か手がかりがあればいいけど。 [026-032] ミーアンでは 何の手がかりも えられなかった。 [033-034] レディアという街に クラーナに よくにた天使像がある という話だ。 クラーナと 何か かんけいが あるんだろうか‥‥‥ [035-038] クラーナは 占い師のクリスさんの 夢に出てきた天使の姿に そくりらしいが‥‥‥?」 [039-043] ケイダックに いた男は クラーナの事を知っているよう だったが‥‥‥ 彼は バベルの塔で待っていると 言っていた。 そこへ行けば クラーナの両親に ついて わかるのだろうか? [044-048] クラーナが何者だったとしても ぼくの クラーナに対する気持ちは かわらない‥‥‥ [049-076] クラーナ‥‥こんな事になって しまうなんて‥‥‥ かならずサルガタナスを倒し クラーナを もとにもどすっ! [077-] やっと クラーナにかけられた 呪いを とくことができた。 また クラーナの笑顔を見ることが できてよかった‥‥‥ 『天使について』 [033-043] 伝説の中では 悪魔が復活しようと すると 天界から 神によって 天使が使わされるということだ。 [044-077] 聖天使ラファエル‥‥‥ そして 聖天使クラーナ。 はたして 天使とは 地上人にとって味方なのか‥‥‥ それとも‥‥‥? [078-] 三人目の聖天使 フェレル。 彼は 地上の民をひたすら 見つけつづけていた。 そして地上人を つきはなして 考えていたラファエル‥‥‥ 地上のため 愛する人々のために 戦おうとするクラーナ‥‥‥ 『エウリカの花について』 [038-064] 昔から エウリカの花摘みという 伝説があるそうだ。 結婚をちかいあった男女が 聖なる花エウリカを 力をあわせて 摘みにいく‥‥‥ エウリカの花には 三つの花言葉があるそうだ。 「永遠の愛」「愛しき人」 そして「希望」 昔の人に どれほどエウリカの花に 思い入れがあったかがわかるような 気がする。 [065-067] エウリカの花といえば ギルガ じいさんがよく知っていたはずだ。 その花が いったい何を シーザーに教えるというんだろう。 [068-] ‥‥‥聖なる花と呼ばれるのが 何となくわかる気がする。 その美しさもcウることながら この花からは 神々しさすら 感じられる。 これが エウリカの花なのか。 『地底界について』 [052-071] 地底界へ行くには そこまでにある 五つの封印をとかなければならない 封印をとくカギは 秘宝石と呼ばれる 五つの宝石だ。 [072-] ベルンの北の方向にある島には 山にかこまれた洞窟があるという。 その洞窟が 地底界への入り口に なっているらしい。 『秘宝石について』 [052-055] 五つの秘宝石の名は 「大地の息吹」「蒼月のかけら」 「太陽の息吹」「天河の雫」 そして「天使の涙」 この五つが 封印のカギ‥‥‥ そして 聖なる獣の守る光。 クリスさんは そう言っていた。 [056] 「大地の息吹」は レオンさんを 所有者と みとめたようだ。 そして 大地の息吹の守護者 魔神リ・フィールも 仲間になってくれた。 残りの四つの守護者も 仲間に なってくれるんだろうか? それとも‥‥‥ [057-060] 蒼月のかけらは 人の住まぬ孤島に そびえる塔に 太陽の破片は しゃくねつの太陽の てりつける さじんの中に 天河の雫は 天にとどく 高き連峰の光の中に 天使の涙は 聖天使の心に‥‥ この詩が 秘宝石のかくされた 場所の手がかりだ。」 [061-063] 第二の秘宝石「蒼月のかけら」か たしかに この秘宝石の蒼い光は 神秘的な力を感じさせる。 [064-068] 第三の秘宝石「太陽の破片」も 手に入れることができた。 最後の秘宝石は「天河の雫」 守護者の王が守るという秘宝石だ。 [069-071] 第四の秘宝石「天河の雫」の 所有者が ぼくだなんて‥‥‥ 何だか信じられない。 天河の雫が そしてシーザーが ぼくをみとめてくれた‥‥‥ 四星の名に はじない男に ならねば。 [072-] 天使の涙‥‥‥ クラーナ かりていくからね。 必ず 生きて帰ってきて このくびかざりをかえすよ。