デス・シャドウ


  1. ある部屋で

    ミミナガ
    「この岩なんかヘンだよ!もしか
    したら、押すと動くんじゃない
    かなぁ?」

  2. 岩を押すと

    ミミナガ
    「下の方で何かが動く音がするよ!」
    ルシオン
    「行ってみよう!」

  3. 最後の部屋

    デス・シャドウ
    「ほぅ、愛弟子が到着したぞ、コ
    ッキンドールよ。」
    コッキンドール
    「ルシオン!」
    ルシオン
    <お師匠様!
    どうしてこんなところに!?>
    コッキンドール
    <話は後だ!
    今は、こやつを倒さねばならん!>
    デス・シャドウ
    「ふっ、コッキンドールよ。
    随分とモウロクしたものよ、自
    分の置かれた立場も理解できん
    とは。」
    コッキンドール
    「何っ!?」
    デス・シャドウ
    「貴様の注意が弟子に向いた瞬間、
    貴様は私の術中にハマっておる
    のだ。
    受けよ、我が秘術を!
    デス・バインディング!!」
    コッキンドール
    <な、なにぃっ!>
    デス・シャドウ
    「年はとりたくないものだな、コ
    ッキンドール。
    いかに貴様がすぐれた魔導の使
    い手であろうと、我が秘術デス
    ・バインディングからは、逃れ
    ることはできん!
    もはや、指1本動かすことはで
    きまい?」
    ルシオン
    <お師匠様!!!>
    コッキンドール
    「ふ・・・不覚・・・。」
    デス・シャドウ
    「貴様の弟子とその仲間には、我
    が部下が随分世話になった。
    この国を我が物とするために、
    貴様らは目障りだ。
    師弟ともども死ぬがいい!>
    ルシオン
    <そんなことは、させない!
    お師匠様も、沢山の優しい人達
    の平和も、あたしが守ってみせ
    る!>
    ミミナガ
    「ボクもいるよ。」
    エルゴート
    「私も、及ばずながら力になりま
    す。」
    ルシオン
    「ミミナガちゃん・・・エルゴー
    ト・・・。」
    カネヨン
    「がははは。
    久しぶりに全力で戦えるぜ。」
    ビオメルダー
    「全く、退屈だけは無縁ですな。」
    ルシオン
    「カネヨン・・・ビオメルダー・
    ・・ありがとう。」
    デス・シャドウ
    「ふ・・・。
    友情、団結・・・そして勝利、
    というわけか?
    ふふふ・・・ふわーっはっはっ
    はっは!!
    くだらん、実にくだらん。
    そういった猿芝居には、虫酸が
    走るわ!」
    ルシオン
    <・・・あたしに仲間がいるかぎ
    り、あたし達に負けはない!>
    デス・シャドウ
    <ならば、死ね!
    仲間と共に!!>

  4. とりあえず、戦闘に勝利

    デス・シャドウ
    「この程度で私に勝ったと思って
    いるのではないだろうな・・・?
    我が魂を竜に移し替え、貴様ら
    を蹴散らしてくれるわッ!
    見よ、最終奥義!ドラゴニック
    ・メタモルフォーゼ!!」

  5. 勝利!

    コッキンドール
    「ルシオン・・・しばらく見ない
    間に大きくなったものだ。」
    ルシオン
    「お師匠様ぁ!」
    コッキンドール
    「喜ぶのは後だ!
    デス・シャドウが滅んだ今、フ
    ィンデサイクル城は崩壊する!
    さぁ、早く、外へ!!」


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