かめの穴にて。チュッ☆


  1. かめの穴に入って

    ルシオン
    「行き止まりだよ。
    どうする?」
    ミミナガ
    「まって!
    くんくんくんくんくんくんくん
    くんくん、くんくんくんくんく
    んくんくんくんくん、ここだけ、
    土の匂いが違うゾ!」
    ルシオン
    「くんくん、別に違いはないと思
    うけど・・・。」
    ミミナガ
    <モールベア・ネイル!!>

    説明せねばなるまいっっ!!
    モールベアは、土を掘るために
    長くて丈夫な爪が発達している
    のダッ!!!

    ミミナガ
    <そぉれっ!
    父ちゃんのた〜めな〜ら、え〜
    んやこ〜ら。
    母ちゃんのた〜めな〜ら、え〜
    んやこ〜ら。
    ルシオンのた〜めな〜ら、え〜
    んやこ〜ら。
    もひとつ、ついでにえ〜んやこ
    〜ら。>

    通路が開けた!

    ミミナガ
    「よしっ、開いた!」
    ルシオン
    「すごーい!
    ありがとう、ミミナガちゃん!
    これはお礼よ、はい、チュっ☆」
    ミミナガ
    「いやぁ、それほどでも・・・。」

    ミミナガは赤くなった!(R)

    エルゴート
    「あ、いいなぁ・・・。」

    エルゴートはうらやましそうに
    ミミナガを見ている。

    ルシオン
    「さぁ、行くわよ!」
    ミミナガ
    「お〜!」

    ミミナガは、まだ赤いままだっ
    た!

    エルゴート
    「いいなぁ・・・。」

    エルゴートは、やっぱり、うら
    やましそうにミミナガを見てい
    る。


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