ルシオン
「行き止まりだよ。
どうする?」
ミミナガ
「まって!
くんくんくんくんくんくんくん
くんくん、くんくんくんくんく
んくんくんくんくん、ここだけ、
土の匂いが違うゾ!」
ルシオン
「くんくん、別に違いはないと思
うけど・・・。」
ミミナガ
<モールベア・ネイル!!>
説明せねばなるまいっっ!!
モールベアは、土を掘るために
長くて丈夫な爪が発達している
のダッ!!!
ミミナガ
<そぉれっ!
父ちゃんのた〜めな〜ら、え〜
んやこ〜ら。
母ちゃんのた〜めな〜ら、え〜
んやこ〜ら。
ルシオンのた〜めな〜ら、え〜
んやこ〜ら。
もひとつ、ついでにえ〜んやこ
〜ら。>
通路が開けた!
ミミナガ
「よしっ、開いた!」
ルシオン
「すごーい!
ありがとう、ミミナガちゃん!
これはお礼よ、はい、チュっ☆」
ミミナガ
「いやぁ、それほどでも・・・。」
ミミナガは赤くなった!(R)
エルゴート
「あ、いいなぁ・・・。」
エルゴートはうらやましそうに
ミミナガを見ている。
ルシオン
「さぁ、行くわよ!」
ミミナガ
「お〜!」
ミミナガは、まだ赤いままだっ
た!
エルゴート
「いいなぁ・・・。」
エルゴートは、やっぱり、うら
やましそうにミミナガを見てい
る。