ぽっぷんぽっぷレビュー

ゲームシステム

対戦モードもあるのだが、このゲームの対戦モードって運の要素が強過ぎる感があるのでパスして、ぱずるもーどについて。

目的は、雲にくっついている風船を手持ちの風船を使って全部割ること。風船が割れる条件は、ぷよぷよと同じで3つ以上同じ色の風船が隣接することである。手持ちに出てくる風船は2個つながっていて、これを図1のように回転することが出来る。

図1:風船の回転
 ○    △    ○
 △→△○→○→○△→△

風船がくっついている雲は画面内をインベーダーのように移動しながら降りてくるため、目的の場所に狙い置きする能力も必要になってくる。雲のないところに風船を出して手持ちの風船を捨てることも出来る。攻撃風船などもあり、これを割ると雲の上に雷女が出て雷などの攻撃を降らせてくる。攻撃に当たると「風船を持っているときはその場で手放してしまう」「一定時間動けなくなる」「風船が1個追加される」のペナルティを受けることになる。

また、アイテム風船というものが存在し、これを割ると様々な効果がある。使用キャラ固定のアイテム以外はランダムで手持ちの風船に配置されるようだ。使用キャラ固定のアイテム風船は、画面左上の砂時計が満たされると出てきて、砂時計は連鎖をすることにより、早く進めることができる。連鎖の法則はぷよぷよと同じである。

とまあ、大体こんなシステムであるが、雲が上にあるときは狙い打ちが難しかったりして良くつまらないミスをしてしまう。難易度の低い面はミスもあまり影響しないのだが、難易度の高い面は1回のミスが致命症になることもあるのが難しいところだ。

当然のことながら、雲にくっついている風船が自機手前のデッドラインを越えてしまうとゲームオーバーである(書くの忘れてた)。

面構成

全5ゾーン(1ゾーン4面)とラストステージにより構成されている。各ゾーンの最後はボスステージで、攻撃を降らせてきたり雲を下げたりしてくるのでなかなか嫌らしい。また、ダライアス形式のゾーン分岐構成をしているので、総面数は65面かと。まだ未確認だけど。

A->B->D->G->K, A->C->F->J->Oをやった感じでは、難易度の低めの面と高い面との差があり過ぎるといった感じがする。もうちっと考えて面構成して欲しかった。

所感

ある程度やり込んでみると、ぱずるモードに関しては、なかかパズル性があって良さげな感じである。初期配置を見てざっと崩し方を考える必要があるし、手持ち風船をほぼ自由に回転できるので入れ方を探る楽しみもある。狙い打ちが出来るまではとらえドコロのないゲームであるのは痛いところかも。

あと、手持ち風船のパターンにもうちょっと融通が効いててもいいんじゃないかなあと思ってたりもする。残り黄1赤1とかなってるときに緑緑なんかくるんじゃねぇよ、と思うことが多い。これはかなりのマイナス点だなあ。

結論。久しぶりに新たな考え方を必要とするパズルゲームだし、使用キャラを小夜ちゃんに出来るので、結構気に入ったゲームである。


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