From: Fujio Tsumori Date: Mon, 11 Dec 1995 23:22:07 +0900 Message-Id: <199512111422.XAA05437@serpent> Subject: [SFC] Panel de Pon X-Ml-Name: gamer-ml X-Ml-Count: 19440 Reply-To: gamer-ml@skylark.ics.es.osaka-u.ac.jp 津守な人(略)です。 最近はさすがにパネルでポン密度が低い(というより「ない」) ようですが、皆様の調子はいかがでしょうか? 私はようやく昨日、念願の Hardest ノーコンティニューが できて悦に入ってます。 さて、せっかくですので、これまでに得たテクニックについて 書かせてもらいます。 # テクニックって程のものじゃないかもしれませんが…。 まず、ゲームスタート時です。カウントダウンされている間に もパネルは表示されています。この間に 3 〜 4 連鎖くらい頭の 中で作る訓練をしましょう。慣れてくればかなりの確率で作れる ようになります。 # うまい人はもっと頭の中で作れるのかもしれません。 さて、カウントダウンが終ったら頭の中で考えたものを実際に 組み立てます。ここで注意したいのは下から出て来たパネルによっ て勝手に消えてしまうことです。これを回避するためにも、一番 下のパネルを操作する時は「一段せり上げてから」ということを おすすめします。下からでてくるパネルは一番下のパネルを動か さない限り消えることはないようです。これは、なかなか重要な ことです。 この最初の 3 〜 4 連鎖を組み立てている間に次の連鎖を考え ます。この時点で 4 連鎖以上のメドがたったら発動しましょう。 余裕があるならせり上げてから発動するのが良いかもしれません。 たいていの場合、連鎖をしている最中にも続きの連鎖を見つける ことができるので、このパターンが成功すれば 5 連鎖以上はほぼ 確定です。 CPU 相手ならば基本的に 6 連鎖程度のものを出して追い打ちを かければたいてい始末できるので、開幕に 5 連鎖程度出せるよう になれば、かなり勝率は良くなります。 さて、具体的な作り方です。とりあえず例を挙げてみます。 2 1 4 1 3 122 3 344 これは、かなり基本的なパターンです。考え方としては縦に消え る時はその一番下のラインに 2 個ある色を探し、上に同じ色のパ ネルを用意、横に消える時はそこを挟むように 3 個ある色を探す、 という具合です。 縦に消える時にその一番下のラインになくても 2 2 0 2 0 1 or 1 or 122 122 122 1 1 1 1 のようにつなげることもできます。(右の 2 つはアクティブでつな げます) 縦→横ができないなら 2 2 1 1 1 or 12 1 1 2 2 2 のように縦→縦という解もあります。ただ、これではせいぜい 3 連 鎖にしかなりません。大きな連鎖を作るためにも横につなげる練習 をする必要があると思います。 しかし、いつも上のようにきれいなパターンが見つかるとは限り ません。次のように、応用したパターンも必要となってきます。 A 3 3 B 2 2 C 1 D 14 → 4 → 34 → 4 E 122 22 222 3 F 3 3 3 3 G 344 344 344 344 このように、D のラインに3がなくても A のラインにあればアクテ ィブで次につなげることができます。また、C のラインに4がなく ても D のラインにあれば2の上を避けることで3が揃う時にその上 に持ってくることができます。 また、次のように敢えて 4 個消しを崩すということもあります。 2 2 2 23 23 3 111 → 111 → 2 2 2 2 323 323 323 この場合2がくっついてしまうともはや3は入らないので早めに2 の対処をしておく必要があります。 で、最後に横→横のパターンです。これは非常に重要で 6 連鎖以 上を作りたいとなると必修とも言えるでしょう。 とりあえず 3 33 2233 or 223 のような形がある時は最初から作っていきましょう。 2 2 1 1 1 3 or 133 12233 1223 のようにできることが多いです。これができないにしても 2 2 0 1 3 1 3 12233 or 12233 1 1 といった形ができないか探してみる価値はあります。 また、上で述べた方法をここでも応用して A 3 3 B 2 2 C 1 or 1 D 1 13 E 22133 2123 D のラインに3が充分にない時は A のラインに3を用意するという このような方法もあります。 このように最初からあらかじめ連鎖を作ることもありますが、こ の横→横の連鎖は一番下のラインまで連鎖が進んでしまった時に非 常に有効です。例えば次のような場合です。 40 0 020 00 000 03 000 04 023 431112 # 0は適当なパネルだと思ってください。 この状態で1→2→3→4でも1→4→3→2でも1→3→4→2 でも作れます。かなり融通がきくのでうまくいくとガンガンつなが ります。是非とも極めたいところです。 このように縦穴は非常に有効なパネルの移動手段です。これをい かにうまく利用するか、がこのゲームの鍵だと私は思っています。 この他にパネルの移動をいかに少ない手数で終らせるか、という ことも重要です。さらに、今回は挙げてませんがタイミング次第の 小手先の技もいろいろあります。「うまい連鎖の作り方」「小手先 のテクニック」などきっと他にもあることと思います。加筆・修正 の他に皆様からの情報もお待ちしています。 ではでは。 -- 東京大学大学院工学系研究科金属工学専攻 津守 不二夫 tsubori@dragon.mm.t.u-tokyo.ac.jp