伊賀忍伝凱王とは、日本物産が、PC-Engine(SCD)にて発売した、 凱王が立派は忍者になるまでを綴った物語のゲームである。 (なんか日本語が変だが、ゲーム中の日本語はもっと変だぞ^^;)ゲーム自体をとれば、ごく普通の忍者ものだが、挿入されたビジ ュアルの素晴らしさと、キャラクタの間で交わされる会話の破綻 具合は、観るものを笑いの渦へと飲み込んでいってくれる。
某氏曰く「シナリオ作った人は、３日寝てなかったに違いない」 変な日本語、噛み会わない会話、随所に見られる誤植、どれを取 っても、とても狙って作ったとは思えない見事さである。
ともあれ、あなたが、PC-Engine(SCD)を起動できる環境を持って いるのであれば、ぜひ買って遊んで貰って欲しい作品の一つ。
編者は、日本物産の回し物ではないが、同様に、麻雀を題材にし て作成されたソフトが存在する。聖戦士伝承という名前なので、 見掛けたら買って遊んでみることをお勧めする次第。
編集者の方針に従い、誤植であろうがなんだろうが、できる限り、 ゲーム中に出た通りの記述に合わせてあります。日本語が変だろ が何だろうが、ゲーム中にこう出てくるんだから、仕方がないん ですってば。なお、各ファイルを見るとわかると思いますが、この会話集は、 TAGをかましてHTML化すると、色付き文字が色付きで表示される ようにしてあります。ただ、色の調整までは行っていないので、 ゲーム中に出力されるそのままが出るかどうかは、ちと自信が ないです。
なお、本台詞集は、あくまで、伊賀忍伝凱王という作品の台詞を 文章に起こしたものに過ぎないので、著作権等の絡んだ問題が、 起こるようなことはしないでいただきたいです。 仮に、そのような事態が起きたとき、編集者である私は、何の、 手助けもしないことを、ここに明記します。
このゲームもですが、世の中には、数知れない、いかした(いか れた?(笑))ゲームが眠っています。私は、幸いにも、そういう ゲームを発掘するのが得意な知人、そういうゲームを発掘する ことを生きがいにしている知人に恵まれているため、その恩恵に 預っています。この手の会話集は、そういうゲームを紹介してく れた人への感謝の気持ちと、そのゲーム自体を自分の心に止めて おきたいという欲求の元に作成しています。もちろん、映像重視のゲームを否定するわけではありません。 CVによって、そのゲームの魅力が増すことがあることも否定でき ません。また、ゲームの本質は何か？などという形のないものに ついて語りたいと思っているわけでもありません。
ただ、私は、このゲームにあえて良かったと思っているものを、 形にして残していきたいだけなのです。
………と、ここで終ると、あまりに私らしくないので、私の近況 についてを蛇足としてくっつけます。
最近…といっても、半年程前ですが、長年愛用してきたPC-9801DX2 とお別れをしまして、PC-9821Na13/H10を購入しました。このNoteを買ったときは、「今、なぜ、Noteで98なのか？」など と、周りから散々言われました。しかし、私は、この決断が失敗 だったなどと思っていません。前々から、テレビ画面を前に、編 集作業ができたらいいなという願望を持ち続けていた私にとって、 この買物は、少なくとも間違いではなかったのです。
事実、それ以来、こうした副産物を作り出すのが、かなり、楽に なりましたし、3.9KgあるとはいえNoteですので、持ち運ぶこと により、思わぬ幸福にも出会ってきました。
つうことで、これからも頑張るぞぉ、ってことで、お開き。