伊賀忍伝凱王台詞集  聚楽第


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城内へ

蘭「凱王さん!!
妹のユリも繭羅姫も おそらく
この城の天守閣に捕われている
ものと思われます。」
薔薇「集団で行動するのは危険だ・・
どうする!?凱王・・・」
凱王「よし!ここは城内を手分けして
捜そう!!
この城のどこかに秀吉が・・・
繭羅姫、今しばらくの辛抱です
只今、助けに参上いたします。」

天守閣にて

凱王「聚楽第の天守閣・・・
残すは この部屋のみだ・・・
繭羅姫は一体、どこに捕われて
いるんだ!?・・・

凱王「繭羅姫ーーっ!!
ぬっ・・・何者だ!?・・・
ひ・・・秀吉!?・・・・・・
・・・義体!?・・・か・・・
秀吉じゃあないのか!?・・・
まさかこんな事が・・・
俺達は今まで一体何のために
・・・こんな所まで・・・
俺達はこんな偶像を追って
はるばるやって来たんじゃ
ないんだ!
あいにく この義体は電源を
落とされて そんなに時間は
経っていないようだし・・・
秀吉め・・
どこかに潜んでいるのか?」


百合発見

凱王「!!・・・」

凱王「繭羅姫ーーっ・・・・・・!?
・・・・・違う・・・
彼女は繭羅姫ではない・・・
似ていると感じたのは
俺がそれだけ焦っているとゆう
証拠だ・・・一体何者だ!?」
百合「・・・そこの人・・・
お願いがございます。どうか
私を・・・・
私を殺しては、いただけないで
しょうか?・・・・」
凱王「!!何だって!?・・・・」
百合「私は鬼忍風魔の頭・風魔小十郎
の三人娘の三女、風魔ユリと
申します。
私が爆忍甲賀の外国人に
かどわされ、この土地へと
監禁されてから我が鬼忍風魔は
戦艦を用い、爆忍甲賀の手先に
成り下がったと聞きました。
私にはそれが耐えられないの
です・・・
お見受けいたすところ、あなた
様は鬼忍風魔にも爆忍甲賀にも
属さぬ忍者のようですし・・・
どうか私を殺しては、いただけ
ないでしょうか?・・・・」
凱王「・・・・・・・・・」
百合「早くせねば、奴が参ります!!
どうか・・・
きゃーーーーーーっ!」
凱王「しまった!!・・・」
ハウザー「伊賀者がよくも こんな所まで
出向いて こられましたね。
あなたはの悪運の強さには
本当にまいりますよ」
凱王「き・・・貴様は・・・
ドッペルゲン=ハウザー・・・」
ハウザー「くっくっくっくっくっ
秀吉様を お捜しですか?
くっくっくっくっくっ・・・
秀吉様はね、たった今
旅に出たところです。
あなたから もっとも近く・・・
もっとも遠い場所へとね。
お連れの方は あなたも
よく存じている お方です。
くっくっくっくっくっ・・・
そう 繭羅姫です。」
凱王「一体どこへ!?」
ハウザー「ふっ 自分で捜してみたら
いかがですか?・・・・」
凱王「なんだと!!」
ハウザー「ん!?そのいでたちは、
あのご老体と同じ物・・
ふっ なるほどね!」
凱王「・・・・・・・」
ハウザー「そういえば 私が徳川屋敷に
忍び込んだときに 相対した
老人は、どうしたかね?」
凱王「ぐっ・・・ 爺ちゃん・・・」
ハウザー「どうしたかと聞いているのだよ
・・・そうか 死んだか・・・
爆忍甲賀に歯向かわねば、もう
少し長生きできたであろうに!
・・くっくっくっくっ・・・
はーーっははははははは・・・」
凱王「おのれ!貴様だけは、許せん!」
ハウザー「ほーっ? やる気かね・・・
せいぜい死んでから後悔しない
ことだな!!くっくっくっ・・」
凱王「問答無用!! いくぞ!!!」
ハウザー「そう あせるなよ 凱王!!
あなたには・・この聚楽第まで
来られた褒美として この私が
内に秘めたる真の力を披露して
差し上げましょう。
私の絶対無敵の肉体でね。」
凱王「むっ!!」
ハウザー「はーーーーっ はーーーーーっ
はーーーーっ はーーーーーっ
はーーーーっ はーーーーーっ」
凱王「ばかな!!奴の体が張りつめて
内部より膨張している・・!?」
ハウザー「うっ・・・
うごおおおおおおおーーーっ
ふーーーっ ふーーーっ」
凱王「生物工学の産んだ化け物め!!
秀吉の行方は、貴様の体に直接
聞くよりほかなさそうだな・・
行くぞ! 爆忍甲賀 戦闘参謀
ドッペルゲン=ハウザー!!」


ドッペルゲン=ハウザーを倒して

百合「ありがとうございます。
えー・・・たしか凱王さん
でしたね・・・」
凱王「!?・・・そうだが
どうして俺の名を・・・!?」
百合「私が捕われの身となっていた時
爆忍甲賀の面々が口々に
凱王さんの噂をしていたんです
それで・・・ あの あたし
何とお礼を言ったらよいのやら
・・・
あの とりあえず・・・
ありがとう
・・・ウッ・・・ヒック・・・
ウッ・・うっ・・・
怖かったよーっ」
凱王「・・・・・・・・・やれやれ」
薔薇「凱王ーっ!てめえっって奴は・・
やっぱ信用なんねえ!!よくも
妹のユリを泣かせやがったな!」
凱王「待て それは誤解だ!!」
蘭「凱王さん・・まさか あなたが
そんな人だったなんて 思いま
せんでしたわ!!」
凱王「だから誤解だと言っている
ではないか!」
薔薇「てめえ・・・まさか!!
はなから爆忍とつるんで
爆忍風魔をぶっ潰すのが
目的じゃあねえだろうな!!」
百合「・・・・・・・・・・」
蘭「いいでしょう ここで相手に
なりましょう!!
我が符術 四面楚歌の符で!!」
薔薇「それとも あたいの体術で
ケチョン ケチョンに
してやろうか!?」
百合「やめなさーい!!!
もうお姉ちゃん達はどうして
そうなんでも疑ってかかるの
よお!!
私は今 この凱王さんに助けて
いただいた ところなのよ・・
全く 火のない所に煙をたてる
達人ね お姉ちゃん達は・・・」
薔薇「だってよー ユリ・・・」
蘭「申し訳ありませんでした
凱王さん・・・あなたを疑って
しまうなんて・・・
凱王さん・・・妹を・・・
ありがとうございます。」
凱王「いや礼には およばないさ・・
それよりも奴の・・・
至高将軍 秀吉の足取りを
お教え願えないか?」
蘭「凱王さん・・・秀吉の行き先は
あなたにとって・・・いえ
人間にとって もっとも近く
そして もっとも遠い場所・・」
薔薇「死人の国
冥界」
凱王「めいかい!?」
蘭「そう冥界です・・・
そこには秀吉の真の身体が
画されていると言われています」
凱王「して冥界へ出向く方法は!?」
蘭「凱王さん
あなたが 死ぬことです。」
凱王「!?・・・死か・・・
俺は死んだ事が一度も無いんで
よく解らんが・・・
繭羅姫を救うすべが それ以外
ないのならば いたしかたない
・・・
ラン・・・俺を殺せ!!」
蘭「凱王さん!!」
薔薇「ふっ 単細胞な奴だぜ!!」
凱王「なんだと!!・・・」
蘭「凱王さんよくお聞きなさい。
命ある者が死人の世界に落ちる
時、死の呪縛よりその者を
守るのは愛の力です。
凱王さん この符をお持ち
下さい。あなたを愛する者の
念を集める符術神紙です。」

凱王は「異口同音の符」を
手に入れた。

薔薇「・・・凱王・・・この城ん中で
いいもん拾ったから あんたに
やるぜ!!」

凱王は「爆裂手裏剣」を
手に入れた。

薔薇「今から死ぬ あんたに こんな
事言うのもなんだが・・・
死ぬなよ 凱王!!
あんたを殺すのは・・・
この あたいだ! 絶対に・・
生きて帰ってこいよ!!・・・」
百合「凱王さん・・・・
いっちゃぁ やだ やだ やだ
やだ やだ やだ やだー!!
・・なんて わがまま言っちゃ
いけないんだよね・・お姫様が
待っているんだもんね・・・
凱王さん これ・・・私には
まだ唱えられないけど凱王さん
なら・・・」

凱王は「不死の術」を
手に入れた。

百合「・・・凱王さん あんまり無茶
しないでね・・・
あたし 待っているから・・・」
蘭「凱王さん・・・
そろそろ 参りましょう!
今からあなたを愛する者の念が
ここに集います。愛の力が
満ちる時が出発の時です。」
凱王「うおおおおおおおおおおおーーっ」


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