こより「え! あんた敵のクグツ兵じゃない?!
ハガネ「‥‥
ハガネ「俺には人間の魂が宿っている。
敵ではない。
こより「‥‥うん、信じるよ。
あんた悪い奴じゃない。わかるよ。
ハガネ「そうか。
こより「あんた、便利なカラダだねぇ!
全身が兵器ってわけね。
ハガネ「‥‥このカラダ欲しくば、
いつでも代わってやるぞ。
こより「い、いや、遠慮しときます。
こより「城が浮いた! かなり上空だよ!
ハガネ「儀式に必要な高度を得るためか‥‥
まさか城ごと飛ばすとはな!
ハガネ「飛蒼石が共鳴している!
こより「うん、あとは、この石が導いてくれるよ
こより「強く感じる!
儀式の祭壇は、すぐそこだわ!
ハガネ「日の出までに、けりをつけるぞ!
こより「終わったね!
ハガネ「あぁ、協力を感謝する。
お礼に、お前にも
このハガネのボディをあげよう。
こより「何?!
そんなの、いらないよう!
ハガネ「遠慮するな、ほら。
無敵のボディだ!カッコいいぞ!!こより「いやぁあ〜っ!!
‥‥って、夢かぁ!?
今までの全部、夢?
あぁ、よかったあ。
‥‥古典的なオチで。