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大田区田園調布富士見会館で行われた「ポコの会」にOBとして出演、3曲を弾いてきました。この「ポコの会」とは、私の昔のピアノのお師匠様・熊谷勝江先生の主催する教室の演奏会で、主に成人の方のピアノ演奏会(発表会)です。 私が在籍したときに始まったこの演奏会。実は「ポコの会の第一期生」でもあったわけです。あれから、10年以上が経ち(おっと年がばれるところだ)ゲスト出演させてもらいました。
最近ピアノの演奏活動をアマチュアとして始めたとは言え、苦手のクラシックの中で演奏する今回のポコの会、かなり不安が有りました。しかも、昔のピアノの先生の前。教わったことのほとんどを活かして切れていない自分にとっては、逆に先生に聞かせるのはとても気恥ずかしい思いも有ったのです。 ♪私が弾いたのはごく一部で、他のお弟子さん達が沢山の演奏をしてくれました。一生懸命にがんばっている人から、さすが!と思ってしまう演奏まで沢山。だけれど、みなさん、この演奏会の機会と、この時間を凝縮して楽しんでいるように見えました。
左上の写真は、コーラスです。熊谷先生はもともと声楽の先生なので、声楽のお弟子さんもとっています。見て分かるように、とても年配の御婦人から、音大受験なのか高校生まで広い年齢層を教えているようです。ちなみに、先生は写真の一番右で歌っています。
昔のガチガチのピアノを弾いて、人前ではおどおどしながら、間違えながら弾いていた頃から比べれば、即興で自由にピアノを弾いているのは驚きに見えたわけでしょう。きっと。 ピアノの先生からは、しきりに「技術云々ではなくて、兎にも角にも、音が生きている!いいわよ」と、涙が止まらないくらい嬉しい言葉をもらいました。 前半と後半と分けて弾いていたのですが、前半の即興を聴いてもらい反応が良かったのか、後半の演奏で舞台に出ると拍手を叩いてくれる人も居ました(普通は演奏終わったときだけ拍手ですよね)。また、終わってから「グレイスフレバーが良かった」とか言ってもらって感激でした。
実は、ピアノの演奏の前に軽いトークを入れさせてもらったのですが、そこで立川演奏会の案内をしたり、曲の案内なども少し話させてもらいました。色々と良い経験になった演奏会でした。
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