GS音源エディット虎の巻

 
 概要と使い方説明書
 


GS音源の音色操作をマスターしよう!

あなたの眠っているGS音源。または、コンピュータの周辺機器として用いられているGS音源。その音源は、音色を操作できる「シンセサイザーの一種」なのです。つまり、楽器です。そこには、「音を作る、変更する」と言う、あまり知られていない楽しみが隠されています。これを楽しまないテはありません。是非、この「虎の巻」で音作りのテクニックをマスターして、よりDTMを楽しんで下さい。

また、音楽をすでに入力されていて、さらにスキルアップを目指している方にも、この「虎の巻」が役に立つことでしょう。音源を使いこなして、よりよい状態で自分の打ち込んだ音楽が演奏できるようになりましょう。


使い方説明書

●コンピュータとソフトウェァー

 本説明は、OSはMS-Windows 3.1、ソフトウェアーは、レコンポーザ for Win(カモンミュージック)に、別売りのGS音色エディタ(同社)を用いて進めています。しかしながら、GS音源のコマンド名と、その解説は、どのソフトウェアーを用いても同じです。なので、別スペックのマシンでも、この解説書は利用できるようになっています。極端な話、音源本体と、パネルのボタンだけでも、この解説を読みながら、音作りを楽しむことができます。

●GS音源とサンプルPCMデータ

 使用の音源はGS音源の一つであるSC55mkII(Roland)を用いていますが、他のGS音源でもほとんど同等の操作ができます(SC55,SC88,SC33,SC155,GSマークが付いている音源)。付属のサンプルPCMデータは、SC55mkIIを用いてサンプリングした物です。また、このPCMデータはWAV形式で、モノラル16ビット11kHz(一部22kHz)を用いています。Netscape等のブラウザでは、これらのボタンを押したときに、セーブ/キャンセル/指定起動、を聞いてくるかもしれません。できれば、オプション->プリファレンス->ハイパーアプリケーションにて、wav形式の部分の[audio/x-wav Ask user]となっている部分を次のように変更して下さい。この部分をマウスで選択した後に、ダイアログ下の[Action]にてLaunch Applicationを選んで、c:\windows/mplayer.exe等と指定します。これで、メディアプレイヤーが立ち上がるようになります。

できれば、wplay.exeなどのツールを使うことをお勧めします。

●NRPNの説明について

各音色解説項目にて、コントロールチェンジであるNRPNにて実現されるコマンドについては、その設定例を画像ファイルとして掲載して有ります。画面は、レコンポーザの例ですが、NRPN自体の値は、他のソフトウェアーでも用いることができます。その読み方は次の通りです
NRPN(M)	  99	1		NRPN(M)	  99	[NRPM(M)の値]
NRPN(L)	  98	99	==>	NRPN(L)	  98	[NRPM(L)の値]
DATA(M)	  6	64		DATA(M)	  6	[希望する効果の値]
つまり、この場合
NRPN(M)	=	1
NRPN(L)	=	99
DATA(L)	=	64
となっています。また、2カラム目の数字は、各コマンドのコントロールチェンジ番号となっています。


●この文書の扱いについて

この解説書は、嶋是一により著した物であり、著作権も著者に帰する物とします。しかし、これは一部を除いて、その利用を制限する物ではありません。電子ネットワーク上に於ける引用(草の根/商用問わずBBS等の掲示板を含む)や、WWW上のリンク、引用などは、出所(URL)と著者を明記することで、無断で利用することができます。むしろ、これらは歓迎する物です。

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●謝辞とこのページの由来

この「GS音源音色エデイット・虎の巻」は、カモンミュージック・レコンポーザGS音色エディターに含めることを目的に制作した物が、ベースとなっています。
実際にはこの解説書は、この製品に梱包されませんでしたが、カモンミュージック(株)のご厚意により、WWW上での公開許可を頂きました。
これをベースに、画像、PCM等を付して、html化を行い、WWWで公開できるものに仕立て上げました。そのため、各単元の画像ファイルがレコンポーザの物であるのは、その理由によります。
この公開の相談にのっていただいた、カモンミュージックの皆さま、そして特に、ユーザーサポート担当の砂野様には格別の協力を頂きまして、ここに感謝の意をあらわしたいと思います。有難うございました

項目のタイトル

 各単元ごとに、次のような画像のイメージをインラインで埋め込んでいます。解説単元の単なる切り出しですが、参考にして下さい。


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Last Modified 24 SEP. shima@st.rim.or.jp