cottonwood hill

1. Black Sand (Brayer/Vandroogenbroeck)
2. Place Of Light (Bryer/Kolbe/Muir/Vandrooogenbreoeck)
3. Brainticket
(Part One)
(Bryer/Kolbe/Muir/Vandroogenbroeck)
4. Brainticket
(Part One Concludion)
(Bryer/Kolbe/Muir/Vandroogenbroeck)
5. Brainticket
(Part Two)
(Bryer/Kolbe/Muir/Vandroogenbroeck)

Joel Vandroogenbroeck:

organ, flute

Wolfgang Paap:

tabler

Ron Bryer:

guitar

Dawn Muir:

voice

Warnl Frchllch:

bass

Hallmuth Kolbe:

percussion
sound effects

Carllma Lamyed:

drums

わたしが brainticket で最初に見つけたアルバムがこれ。なんといってもそのバンド名を見ただけで、おや?と思った次第だ。現在メンバーの Lance 氏の説明によると、これはスイスで録音されたアルバムで、Vandroogenbroeck 氏のコンセプトを中心としたアルバムだという。セールス的にはわりと成功したようだが、このメンバーでのアルバムはこれ一枚だけ。後半の同名三曲の同じリフの繰り返しの上に繰り広げられる音風景はまさにこのバンドのコンセプト自体が BRAINTICKET であり、またバンド自体である事を如実に物語っている。 なおタイトルが BRAINTICKET 名でリリースされている版もある。
ところで、このアルバムのジャケットに記されたキャチ・コピーは有名である。
"Listen to the first recording of this LSD/Hashish/Fixy/Jointy Sound, Take a trip to your inner light. See the hallucinations of reality rise out of the groove. Join in... you've got your brainticket now! Hallelujah!" ・・・
拙訳してみると
「LSDやハッシシ、Fixy ジョイント・サウンドの最初の録音を聞け。 内なる輝きへと旅立つんだ。グルーブ感に湧き上がる現実からの幻想をみよ。キミは頭脳の切符を手に入れた。ハレルヤ!」・・・
70年代初期とすると、なんとも過激なキャッチ・コピーだが、ジャケットの中にはもっと過激な文章が書かれていた。
"Advice After listening to this record your friend won't know you anymore. Warning Only listen once a day to this record. Your brain might be destroyed! Hallelujah Records takes no responsiblility." ・・・
同様に拙訳してみると
「忠告。このレコードを聞いた後ではあなたの友人はあなたのことがわからなくなるかもしれない。 注意。このレコードをきくのは一日一回だけにすること。あなたの頭脳が破壊される可能性があります。ハレルヤ・レコードは一切の責任を負いません」
Spiritualized のアルバムにも同様な文章が載っていたように思うが、70年代初期にこのようなコピーを載せたアルバムなんて皆無であったろう。 また確かにその音はノイズ音楽以前の時代においてまったく他には無い不快感を与える音であったには違いない。 それとも今でもノイズなど一度も聞いたことの無い普通のヒト達は、先ずこれから聞いてみるといいのかもしれない。 (ただしその結果については seven は一切の責任を負いません)
最近アナログ・レコード屋さんでこのオリジナル・リリースのレコードを見つけたが、それは中開きのジャケットで、開けると火星の表面の様な絵が描いてある。CDとはかなり質が違っていて思わず買おうか迷ったが、一万円以上もする値段には手が出なかった。


by seven 3,Jun 2000