★がんちゃん日記★

こんにちは!ぼくは、ホルスフィールドリクガメの赤ちゃんです。
名前は「アフガン」と言います。「がんちゃん」って呼ばれています。
7月の21日に、パパとママのお家へやってきました。
甲長3.8cm、体重19.9gのとーっても小さいホルスです。

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★入院中のがんちゃん★
首を切開し胃までチューブを入れ、栄養補給をしてもらっているがんちゃん。

パパとママのお家へやってくる前、実は、がんちゃんは3週間ほど入院をしていました。売られていたペットショップでストレス等々から具合が悪くなり、拒食になってしまったのです。病院へ連れて来られたときには、過度の脱水やビタミン不足のため、目も開かず、持ち上げても手足をだらっとさせ、まったく反応がない状態だったそうです。
でも、とっても親切な獣医の先生が、献身的に治療を続けてくださったおかげで、今では、元気にしています。
獣医の先生から、がんちゃんを譲り受けたパパとママですが、獣医さんが救ってくださった小さな命を大切に大切に育てて行かなければ!と、やや緊張気味にがんばっている毎日です。

★がんちゃんの毎日★

がんちゃんは、「屋内のお家」と「屋外の囲い」を使い分けて暮らしています。
「屋内のお家」は、ガラス温室の3階部分を改造したものです。床面積で85×40cm程度です。「屋外の囲い」は、芝敷きのバルコニーの一画を囲った場所です。

外にいると元気が出るようで、日溜まりで日光浴などもします。一人前に、後ろ足をあげてポーズをとり、パパとママを喜ばせてくれます。そこいら辺に生えているクローバーやオオバコなども、ときおり啄ばんでいます。屋内でも、植えてある雑草を、首をうーーんと伸ばして食べています。水入れの水もときどき舐めています。
食欲は、とても旺盛で、自分の身体と同じくらいの量の葉野菜や雑草を一日に平らげてしまいます。一度にあまり多くは食べられないのか、ちょこまかと1、2時間おきに、ごはんを食べます。タイミングを見計らって、ごはんをあげているので、それだけで一日の大半が終わってしまうママとパパです。でも、幸せです。
がんちゃんが、ばうばう食べる姿を見ると、とても、ほっとします。

★がんちゃんのアップ★

10日経って、体重は1g強増えました。一度、19.2gまで減ったときは、二人して夜も眠れないほど心配してしまいました。そこで、短時間でもお庭に出してあげるようにしたら、食欲も一段と出てきたようです。最近では、甲羅の継ぎ目に、気のせいか、成長した後の白いラインが見えるようにも思えます。何せ小さいので、はっきり分からないのですが。
わが家へ来て、初めのうちはジョリジョリの尿酸を出していました。その後、しばらく尿酸を出さなくなり、とても心配していましたが、今日、めでたく、よい尿酸を出してくれました。
腹甲がまだ柔らかいのですが、これが固くなってくれれば、もう少し安心できそうです。小さいがんちゃん、みなさまも応援してくださいね!

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