Panasonic製ノートパソコン『CF−V21P』や『CF−40』等に用いられるメモリーカードについての
改造資料です。
最近ジャンクとしてCF−V21PやCF−40、CF−41が出まわるようになったのですが、今更ながら
これら専用の増設メモリーカードが入手困難です。そこで、比較的入手し易い?8MB版のCF−BA180
8とCF−BA1908を16MB化することに成功しましたので、その改造資料を公開致します。
部品配置やジャンパーの設定に付いては、AdobeのAcrobat型式のファイルを用意致しましたので、こちらをご
覧ください。
作業上のコツなどに付いて
・メモリーカードのばらし方はいろいろ有りますが、大きく分けてカッターナイフ等の刃物を使ってこじ開け
る方法と、シール剥がし液等の薬品を用いる方法とが有ります。
うちで用いてる方法は、今では使用禁止になってしまった1-1-1トリクロルエタンに漬け込んだ上で、カッ
ターナイフを使って、そっとこじ開けてます。注意する点は、コネクターを上にした時に左右の縦枠の中間
付近にアース用のスプリングが入っているので、切らない事です
・PDFファイルでは説明していませんが、ジャンパー以外に未実装のランドが表裏合わせて4ヵ所有ります
ここには、チップコンデンサーを取付けてください。写真には写っていますので。
・PDFファイルのジャンパー設定ではJ2はオープンと書いて有るのに、写真ではショートしています。
これは、リフレッシュモードがSelfタイプと勘違いしたのでしてありますが、KM48V2100はSlowタイプの様で
すので、J2はオープンで結構です。
・フラットパッケージのメモリーですので、ハンダ不良には充分注意してください。結構、ハンダ忘れや、
ハンダ不良が有ります。あと、ピン間ショートにも注意しましょう。