こんな電子メールは欲しくない


1.こんな電子メールは欲しくない
 ある日のこと、A部長からメールが届いていた。
 「7月1日午後4時にABC産業を訪問するから、ABC産業の顧客リスト情報に目を通しておいてくれ。B次長と3時半にいろは駅前で待ち合わせよう。」
 他の仕事が忙しくてこのメールをあなたが開いたのが7月1日の午後1時だったとしたらどうします?
 悲鳴をあげるどころか怒りさえ覚えるはずでしょう。

2.メールで伝えるべきこと、電話で伝えるべきこと
 A部長は二つの致命的な誤りを犯しています。
 一つはいついつにどこかで待ち合わせようというような用件をメールで伝えたこと。
 このような用件は電話か相手に合ってきちんと確認すべきです。
 もう一つはABC産業の顧客リスト情報を読みにいけといっていること。
 顧客リスト情報こそメールで送るべきなのです。そのためには顧客リスト情報がノーツなどのグループウェアでデジタル文書化されている必要がありますが・・・

3.メールで電話は不要にならない
 メールで送るべき情報はメモをとりたいような情報です。
 ノートパソコンやザウルスのような携帯情報ツールでメールをもらえば、自動で手帳にメモするようなものです。生産性が上がること間違いなしです。
 しかし、相手の行動を確認したりアポする場合、電子メールでは相手がすぐに見てくれるとも限らず、何より相手が忙しそうか快く受け入れてくれそうかわかるはずがありません。
 最高のコミュニケーションは酒でも飲んで本音で語り合うのが一番です。
 電子メールは従来のコミュニケーション方法にとって変わるものではなく、プラスされるべきものです。
 電子メールのコミュニケーション方法としての価値を理解していないと、A部長のような失敗をする人がでてくる可能性が高いでしょう。
 さて、あなたの会社にA部長はいませんか?

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