情報収集なら電子会議室


そこで何が起こっているのか?

 電子会議室は文字どおりパソコン通信やインタ−ネット上によって運営されている会議室サービスである。
 電子会議室では文字をとおして熱心な議論が行われている。

 しかし実は、電子会議室の利用価値は議論そのものよりも書き込まれた意見の可読性にある。

 電子会議室はパソコン通信サービスのニフティサーブを例にとればフォーラムという300ほどの大きなジャンル別の中にさらにテーマ別に数10室の電子会議室が用意されている。
 そこではそれぞれのテーマの下に終結した専門家や同業者などなんらかの形でそのテーマに関係する人たちが終結しているのである。
 中にはメーカーなどが自社製品のサポートのために運営している電子会議室もある。

 そこに起こることはどのようなことか。

 マーケティングならマーケティングの、品質管理ならば品質管理の、財務管理ならば財務管理の専門知識や質疑応答のやりとりがそのままノウハウとして蓄積されているのである。

 実際、ニフティサーブの教育フォーラムには教師が、医療フォーラムには医師が集まっている。マーケティングフォーラムやビジネスマンフォーラムには企業のエキスパートたちが知恵を交換し合っているのである。

 電子会議室への参加では何も発言を強制されるものではない。
 過去に発言された意見や質問をキーワードで検索できるので情報収集のためのデータベースとして利用しない手はないのだ。
 もちろん、直接質問や問題提起してもよい。
 電子会議室での発言には発言者のIDが表記されており、直接その人に電子メールを送ることもできる。
 私自身、電子会議室で知り合った仕事仲間が何人もいるくらいだ。

 電子会議室はまさにノウハウの宝庫である。過去に誰かが質問をし、それに対して誰かが回答する。
 そうした積み重ねが後から利用する人にとってノウハウの宝庫になるのだ。
 何か知りたいことがある場合、関連する電子会議室を探して過去の議論について調べてみればよい。

 そこには自分が知りたい質問が既にされているかもしれない。
 もし自分が知りたい質問がない場合にはじめて自分が質問すればよいのだ。

 電子会議室はインターネット上でも盛んである。
 ネットニュースと呼ばれる電子会議室やホームペ−ジ形式の電子会議室もある。
 メーリングリストも電子メールを使った電子会議室の一つである。

 重要なことは自分たちの知りたい情報がどこの電子会議室で運用されているかを知ることである。

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